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工夫しようと思ったのに、シンプルに焼いただけ・・・のサーモン

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

喧嘩も一応凍結し、何となく普通に平和な雰囲気が戻ってきた我が家であります。いきなり口数が増えた彼、通常ですね。

昨日のランチはイカ墨の残りを平らげて、夜はサーモンです。 何か工夫をしようと思っていたのに、本当は白ワインソースにしようかと思っていたのに、白ワインがなかった! しかも、レモンもないという状態。 なので普通にソテーしただけとなりました。 

茹でてあったほうれん草とカリフラワーをバターで炒めて生クリームを少々、これ又茹でてあったアーティチョークを付け合わせに。

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それにしてもサーモンの脂ってすごいですね、日本のシャケと比べるとかなりの量。 焼いていると出てくる出てくる・・・。 今朝になっても家の中がサーモンの香りが漂っています。 その脂にオメガ3がたっぷりと入っているのでしょうか。

大昔、飛び始めた20歳の頃、初めて行ったアラスカはアンカレッジでおそらく生まれて初めて「キングサーモン」なる物を食べたことを覚えています。 まだ全てのエアラインがアラスカ経由で日本とヨーロッパを飛んでいた頃の話です。 「熊五郎」という名の和食レストランがあり、JALのクルー御用達でした。 

先輩に連れて行ってもらい、「サーモン照り焼きを食べなければいけない」と言われて、素直に食べた記憶があります。 巨大なサーモンの照り焼き、結構甘かったけれど当時は甘い物を食べていた私なので、美味しく頂きました。 

普通の塩ジャケしか知らなかったので、結構衝撃の美味しさでした。 帰路便でまたアンカレッジに寄るのですが、何度かサーモンを買ったことがあります。まだ日本での入手が難しかった頃ですから。 

シャケの皮は好きでしたが、アメリカでは「サーモンスキン」が巻き寿司の具になっていたり、それも又驚くことでしたね。 カリフォルニアロールは逆輸入されて日本でも定着していますが、サーモンスキンは入ってこなかったのかしら? 美味しかったのに。 他の物も一緒に巻いてありましたが、スキン以外の具が何だったかは記憶になしです。

因みにイタリア人、まず魚の皮を食べません。 イワシはそのまま食べますが、鯛もサーモンもタラも全て皮は食べない人達。 だから皮をパリッと焼き上げる必要もないのです。 フランスも魚の皮は食べないかな? ユイじょりさんに聞いてみよう。

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