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シチリアのラグー
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シチリアのラグー

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シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

もう何度も登場していると思いますが、挽肉を使ったラグー、いわゆるミートソース、実は結構好きなんです。

子供の頃、昭和の時代のパスタと言えば、スパゲッティナポリタンかミートソースでしたね、それ以外はあり得ませんでした。 しかも形状は「スパゲッティ」のみ。 パスタという呼び方が日本に輸入されたのは昭和の終わりの頃でしたっけ?

私の知っている範囲で言わせて頂くと、イタリアではミートソースにスパゲッティを合わせることはあまりありません。 ほぼないと言うか、イタリアで食べたことがありません。 写真の様なタリアテッレ、もしくは穴あきのショートパスタ、日本でマカロニと呼ばれている形状のものです。

理由は簡単で、スパゲッティだとソースがきちんと絡まらずボロボロ落ちるので、食べた後にミートソースがお皿に残ってしまうからです。 それだけの話。 ミートソースはボローニャが有名ですけど、まずタリアテッレに合わせるのが常識とされている様です。 「ピーナおばあちゃんのタリアテッレ」と言う歌まであって、毎日学校へ行ってヘトヘトになる子供が「ピーナおばあちゃんのタリアテッレ」を食べなくちゃ! 勿論ラグーで! と言う様な内容になっています。 ピーナおばあちゃんのタリアテッレのミートソースは、エネルギーたっぷりなんですって。

と言うことで、タリアテッレで。 いつもの通り、フィレンツェで覚えた乾燥キノコとシチリアで覚えたグリーンピースとシナモンが入ります。

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前にも書いたかもしれませんが、人参、玉ねぎ、セロリのみじん切りをよーく炒めるのがポイントです。 チリチリするまで炒めます。 私は北イタリア風のトマト少なめですが、シチリアのラグーはもっと赤いです、何せトマトを大量に使いますから。 私は肉ボロボロって感じが好みであります。

400gのひき肉を購入しましたが、実はこれ2日目です。 まだ一皿分のラグーが残っているので、今日の相方のランチはこれで決まり。

サラダは

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こんな感じで、トマトが消えています。 もう暫くトマトを買っていないわ。 美味しいのに出会えない時期になりましたね。 ナスも買わなくなりました。 ズッキーニはまだ買うと思います、セラー物でもそれ程味が落ちない感じがしているので。 ナスはこっちの大きい物は中がスカスカになってきて、スポンジの如く油を吸ってしまいます。 だから数年前から冬場はナスを買わなくなりました。

サラダはトマトなくても美味しい物は作れるので、それ程困らないのですよね。 そして私は不味いトマトは食べない主義なので(笑)。 結構しっかりと固いキュウリを見付けたので、恐る恐る購入、まぁまぁですがタネの部分は全て排除しないと美味しくないです。

なるべく旬の物を食べたいですが、日本で通年インゲン売っているのを見たりすると、それはそれで羨ましくもなるのです。 都合の良いだけって言う話ですけど。何でもあるけどその中から選ぶ、それはいちばんの贅沢なのかもしれません。 これからの時期、カラフルなトマトやパプリカが消えていくと、食卓が益々茶色になっていきます。


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kaorina091
元日本航空(株)国際線乗務員。イタリアに魅せられて語学を学び'94年フィレンツェに留学。その後色々と縁があり現在シチリア島の州都、パレルモ在住。フリーランスとして通訳、コーディネーターをしている。シチリアと猫と時々つぶやき・・・。