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映画の詳しいひとになりたい

「やっぱり、映画が好き!!」

映画特集の雑誌に付けられそうな見出しからはじめてみます。

やっぱり、映画が好きなんです。

映画って、いいですよね。

良い映画を見た後は、自分までも洗練されたような、観賞後は少し背筋が伸びる気がします。映画が詳しいひとって、なんかかっこいい。

私は新卒で映画配給会社に所属し、映画館に配給作品を売る仕事をしていました。その後は少し映画制作に関わり、(色々あって)今では広告業界に転職し、日々広告について学んでいます。

広告についてはさておき、映画業界に身を置いていた時、思った事がありました。

映画ライターって、1日をどれだけ映画鑑賞に費やしているんだろう・・

映画は短編、長編色々ありますが、いわゆる一般的な映画は1本あたり120分前後。映画は毎週新作の上映がスタートしますが、同日公開作品が多い時では10作品並んだりします。新作が次々に公開される中、過去の未鑑賞作品も山のように溜まっていき・・どこから手を付ければ良いか分からなくなりますよね。そんな中映画ライターの記事を読むと、新作に関するコラムに、「このシーンは過去の〇〇の作品のオマージュだ」「この俳優は〇〇にも出演していた」などなど、本当にいつも知識量に驚かされます。

1日の時間は限られていて、平日は毎日朝から晩まで仕事。休日は映画館に行く事もあれば、友達との約束で1日費やし、結局今週は映画観れなかったなぁ・・なんて日もしばしば。

別に映画をたくさん知っていなくたって何の問題も無いんですが(映画業界に携わる仕事の人は別かもしれませんが・・)でも、映画に詳しくなりたい。

そこで、先週末「女子向け映画」というジャンルに絞って最近の作品からちょっと昔の作品まで、3作品連続で鑑賞しました。

「イングリッド」「そんな彼なら捨てちゃえば」「クルーレス」

なるほど・・今時女子を描いた「イングリッド」の主人公は、インスタグラムに取り憑かれ、泥沼にハマっていく主人公を描いていますが、「クルーレス」は1995年の作品という事もあり、ファッションもメイクも髪型もレトロ。時代によって女の子のファッションの嗜好、髪型は変わりますが、いわゆる「女の子」の描き方は今も昔も変わらない・・

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ふと思いました

別にライター並みの作品の知識がなくたって、付随した関連情報を自ら考え、人に説明出来ればそれは「映画の詳しいひと」と呼べるのではないかと。

そもそも何の定義も持たないからこそ、少し詳しくなれば皆、

「映画の詳しい、かっこいいひとになれる!」

主観も相当ありますが、私はそう思います。ここでは、何かしらのジャンルを設けた上で、映画の感想や、人に語れるとちょっとかっこいい(?)この人、映画好きなんだなーと思われるような情報を載せていきたいと思います。

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