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『クレイジー・リッチ』

監督 ジョン・M・チュウ / 脚本 ピーター・チアレッリ、アデル・リム
原作 ケビン・クワン
出演 コンスタンス・ウー、ヘンリー・ゴールディング、ジェンマ・チャン
リサ・ルー、オークワフィナ、ハリー・シャム・Jr.、ケン・チョン、ミシェル・ヨー、ソノヤ・ミズノ

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考えられない、思い及ばないくらいの金持ちのことは、Crazy Richって言うのね。φ(..)メモ
あ、以下ネタバレ含みすぎるので注意。

NY大学で一番若い教授であるレイチェルの恋人は、シンガポールの中国人(?)ニック。
ぶっちゃけ、彼はデートの時に自分はコーヒーだけで彼女がオーダーしたケーキを「一口だけ!」と言って、半分以上平らげるとか(会話を聞いていると割り勘らしい)、ジューススタンドのポイントを貯めているとか(別に悪いことではないけどね)、金持ちではないというかどっちかと言うとケチ?
で、学生でもなさそう(彼女とタメか年上だよね?)だし、働いてもいなさそう・・・そんな彼が、親友の結婚式に故郷に帰るから、一緒に来てほしいとレイチェルに言う。
ゆくゆくはニックと結婚したいと思っていたんだろね。家族の事を聞いたことも話したこともない彼が、実家に一緒に行ってくれと言ってくるなんて!!って女子としてはね、もうゴール見えちゃうところよね。
当然エコノミーだと思っていた飛行機が、空港に着いたところで担当CAに出迎えられ、ファーストクラスです。と。
お金なんてそんな持ってないかと思ってた彼(の実家)が実はお金持ちだったとは!!となるわけなんだけど、ただのお金持ちじゃなくて、王侯貴族並の「クレイジー・リッチ」な一家だと。
レイチェル自身は、そんなことを知ってもお金になんか贅沢になんか興味はなさそうだったけど、まわりがそうは見ないしでもう大変。レイチェルも中華系ではあるけれども、母親にも「あなたは(心が)アメリカ人よ」と言われていて、自身は、それでも「中華系」のつもりでいたけれど、ニックの母親に、「あなたはアメリカ人(でしかない)」と言われてしまう。

まぁもう皆まで言わなくても、この後の展開とか様々想像はつくと思うし、その通りなのだけど。
なんとか、彼の母親に認めてもらおうとするものの、完全拒否にあって、めそめそしているところに、友人のペク・リン(彼女サイコォ)に、諭され反撃に。

「自分らしく」いる・振る舞うことで、ニックの母親にも、とりまきにも、ニック(玉の輿)を狙っていた他の女の子たち(元カノ含むwww)にも一目置かせることには成功したけど、ニック母がひそかに雇っていた探偵に、レイチェル自身しらなかった秘密を暴露され、この家族とは付き合えない!と彼らの前から逃げ出してしまう。
けど、それはヤン家の嫁になれないとか、そういう(どういう?)考えの家庭とは暮らせないとかということ、に対してというよりはむしろ、自身の出生のことを母親が秘密にしていたことへの混乱だったんだろうなぁ。と。

また少しあって、ニックにプロポーズされるのだけど、彼の(家族の)世界と自分の大切なものの差で、彼に2度(1度目っていつ?)母親を失わせるわけにはいかないと、プロポーズを拒否して、最後に、ニックの母親に、自分のことを蔑んでた母親に、その思い込みと言うか偏見を気付かせるようなってか、簡単に言ってギャフンと言わせて・・・

ま、最終的にはハピエンド!だったわけなのだけどね。(巻いた!)

この映画のキモは、格差なんだろうけど、その格差がよくある「家柄」とか「(家の)歴史」とか「貧富」家柄とかそっち方向のように描かれてたけど、実質、実際は、「人種」だよな、と思った。アメリカ人と中国人。
あと、レイチェルの若さと物怖じなさ?自分の夢を諦めてなかったことへの嫉妬かなぁ、と。

んま、とりあえず完璧なハッピーエンドでハッピーだったわ。

あ、あと女優さん俳優さんがほぼみんな(笑)タイプ過ぎて困った。
レイチェル役のコンスタンス・ウーがめぐちゃんに似てるなぁってそれだけで!←

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