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受け身のアート

おはようございます。

今日は私の日々思っている事をNOTEに記載しようと思います。

現代になり、アートとはアーティストの個性や考え、思いなどを作品として表現する事が求められていますが、父が亡くなった頃から自分のアートに対する考えが変わってきました。その頃に生み出したのが「Secret Garden」というシリーズです。

「平和を忘れた地」

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そのようなイメージを持ち心象風景をベースに作品作りを心かけるようになりました。主張が強いアートに子供の頃から馴染めず、むしろ恐怖さえ覚えた記憶があります。私は主張が強いアートは苦手です。でも、アートは好みがあります、見た目のインパクトもそうですしメッセージ性など自分の好きな物を選んで部屋に飾る。それで良いと思います。

話を戻しますが、私の生み出した「Secret Garden」シリーズは「受け身のアート」として製作しています。

アートが受け身になる、「その人に寄り添い受け入れる」ただ側にいるだけで良い。そんなアートが作りたいと思いました。

父が亡くなり、2年くらい精神的に落ち込む事がありました、夜中に鼓動が止まらなくなりパニックになった事があります。朝起きても鼓動はずっと続き心電図や色々検査をしましたが、原因が分からずに鼓動を抑えるような薬を処方され、どうしても飲む事が出来ませんでした。

興味であった、アロマテラピーやフラワーエッセンスなどの力を借りることにしました。症状が治るまで、時間がかかりましたがお薬に頼らずなんとか平穏に戻る事が出来ました。

自分の心が平穏に戻った頃から、本格的にアート製作に戻れる事が出来ました。それまで、色々な人の言葉に影響を受けたり世間の評価に流されたり、本来の自分のアートと言うものが定着せず、ただ流されていました。

きっかけは父の死ですが、新しいものを生み出すきっかけとなりました。

人にもよりますが、作品を作るときに物凄く自分に浸り溺れます。それだけ入り込まないと良いものは生まれないし、納得できる作品にはなりません。

描くときよりも、イメージを作り込む作業を私は大事にしています。それは「感受性」や「感性」とも言います。なので、物凄いエネルギーを使います。糖質を脳味噌がものすごく欲しがります。一見、楽そうに見えますが、頭の中は物凄いエネルギーを使っていると思います。

話が逸れてしまいましたね、

これからも私は受け身であるアートを作り続けて行きます。人の思い、悲しみ、苦しみ、怒りを受け入れ、そっと寄り添える作品を心がけていきたい。

次回は、製作前のイメージ作りに付いて少しお話したいと考えています。

少しでも私の作品にご興味を持ってくださると嬉しいと思い、今回少しプライベートな事も交えお話しさせていただきました。

ありがとうございました。

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