見出し画像

SECRET GARDEN

今日も暑い気温ですね。外にいたら茹で上がりそうです。
直射日光で洗濯物の色あせが気になります。

さて、今日はSECRET GARDENの作品について解説できたらと思います。
以前もnoteで書いたと思うのですが、再度。

SECRET GARDEN

これも夢から始まる話になります。私は作風が決まるまで、いろんなテイストの作品を制作しており、この作風は熊谷さんだね。というものがありませんでした。
大体、アーティストは作風やテイストがはっきりあって、作品を観ただけて判るようにしないといけない風潮ですが、それが固まってきたのはここ10年くらいだと思います。それまでの10年くらいは自分にしっくりくる作品が中々できず、父が亡くなり色んなことを事を学び考えた事から、「心象風景」という物に興味をもち始めました。


私も実家のある故郷の風景を今でも忘ませんし、いつでも心や魂は故郷に帰っていきます。私は中学から全寮制の学校だったので、家族と暮らしたのはほんの12年です。中学から親元を離れ、高校では違う街に移り姉と二人暮らしをしながら暮らし学校に通っていました。その後、名古屋の専門学校に通いアメリカに留学。
そう考えると、故郷にいたのは12年だけという事になります。時々は実家に帰って寝泊まりすることもありましたが、私にとって故郷は少し遠い存在でした。
でも、今では近い存在になりました。いつでも心は故郷に帰る事ができます。

心象風景

父が亡くなる前に、2人でドライブをした事があります。それが最後の思い出になってしまいましたが、その時の父との2人の時間がとても印象的だったのでしょう。父が夢の中で現れた時、その思い出のドライブのように2人で車に乗っていました。父は、夢の中で花畑を運転していたのですが、感覚的に天国に行き幸せになったんだな。と思えた出来事でした。その時にみた夢の光景が忘られませんでした、それ以来私はSecret Gardenというシリーズで心象風景の作品を描いています。

誰もいない、平和な地。平和の意味を忘れた地。
そこには平和しかない地なのです。

Secret gardenの作品は今でもオーダーをいただく事があります。
平穏、癒し、平和、そういう気持ちを込めて描いています。
みてくださる方が、癒されますように。

今日は原爆が広島に投下された日ですね、朝、黙祷しながらいろんな事を感じました。平和を祈って。

芸術家として、私にできる事をこれからもしていこうと思います。


今日も素敵な1日になりますように、
ご愛読ありがとうございました。

よろしかったらサポートを是非お願いいたします。アートによって人々の感性が開花し、アートって楽しいなぁと思ってもらえる様な活動に専念していきたいです。