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ギヴンに思うこと【作画と動き出した世界】

原作単行本1巻を見ると上ノ山君も真冬君も7巻の彼らほど美しくはない。同じ先生が描いてるの?と思うほど。プロの漫画家さんでも描いているうちにどんどん修正していくのねというのがわかる。最新7巻の登場人物は皆美しい。景色も。とにかく絵がキレイ。私は好きだ。
さて、code1、始まりがすでに衝撃。真冬君が由紀君を見つける場面。でもこれについては後に柊君の語りで明かされるので今回はスルー。
体育館の階段で出会う二人、アニメではここで真冬君が「誰?」と上ノ山君に聞くシーンがある。真冬君は柊曰く“内向的で無口”、笠井さん曰く“社交的じゃない”。ここで初対面の人に対して「誰?」と名前を聞ける真冬君は逆に積極的にコミュニケーションを取れる人物なのでは?と思ってしまった。物語が進むにつれて私が受ける真冬君の印象は変わっていく。
錆たギターの弦を張り替え、チューニングの後の“ジャーンッ”がカッコイイ!原作では文字だけだが、実際にアニメで聞くこのコード、弾いてる上ノ山君カッコイイ!何度もリピートして見てしまう。真冬君でなくても琴線をぶち鳴らされた人は多いのでは?

次にこの場所で二人が会ったとき、上ノ山君が真冬君の頭をぽふぽふ。

私としてはキュンポイントなのだが、実際、男子高校生は同性に対して頭をぽふぽふするのかなぁ?とか、もう既に真冬君に対して秋彦曰く“庇護欲”が発揮されちゃったのねと思った。
続いてバンドの見学の帰り道、車を避けようと真冬君を引き寄せて二人が接近した場面。わかる!私も男性の顎から首にかかるラインにドキドキする。真冬君もこの時胸がキュンとしたに違いない。

私が“あっ!真冬君墜ちたな”と、そしてこの作品はBLだった!と改めて思った瞬間でした。

つづく






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