見出し画像

すっかり北欧の暮らしにハマりました

こんにちは!Kaoriです。
最近専ら読書にハマっています。朝少し早く起きて読んだり、ちょっとした休憩時にだっていつでもKindleが手放せません。本当は電子ではなく実際の本が欲しい派なので、自分の好きな本を並べた本棚を作るのが夢なのですが・・こればかりは海外暮らしの宿命ですね。

そんな私の読書熱は、実は物凄く温度差が激しくて・・笑
全くその気にならない時は、1ヶ月で数章しか進まない時もあるほど。
でも今は読書熱が俄然上がっている時期なので、今月に入って既に4冊本を読んでいます。

今月の4冊はこちら。
●「時をかけるゆとり」朝井リョウ(著)
●「フランス人は10着しか服を持たない」ジェニファー・L・スコット(著)
●「おいしいごはんが食べられますように」高瀬 隼子(著)
●「北欧で見つけた 気持ちが軽くなる暮らし」桒原 さやか(著)

どれも本当に素敵な本ばかり。その中でも私の読書熱に拍車をかけた本は、「時をかけるゆとり」著書は朝井リョウさんです。

朝井リョウさんを私が初めて知ったのは、「桐島、部活やめるってよ。」の映画を観た事がきっかけ。本より映像の方に興味が傾いていた学生だったので、大体映像を観てから本を読む派でした。

今までの作家さんへのイメージは、「本当に実在するの?!」と思ってしまうくらい高貴な存在で、とにかく遠い存在に思えていました。でも朝井リョウさんをTVで初めて拝見した時、何だかとっても身近な存在に思えたのを今でもはっきり覚えています。
作家さんって、ちゃんと同じ世界で生きてる人なんだな・・笑 と。(馬鹿にしているように聞こえるかもしれませんが、本当に尊敬していますし、大真面目です!)

そんな朝井リョウさんの「時をかけるゆとり」という書籍を、先月の終わりくらいに偶然Amazonで見つけて何となく購入してみました。
購入した翌日から読み始めましたが、ページを進める手が止まらない。
そして苦しくなるくらいに爆笑が止まらない。
こんなに面白い本を読んだのは初めてでした。笑
小説ではなくエッセイ本なので、朝井さんの学生時代から就職をするあたりまでの様々な珍エピソード(すみません)満載です。
騙されたと思って読んでみて下さい。ただし、電車の中ではあまりオススメできません。私は飛行機で読んでいましたが、笑いが止まらなくて終始身体を震わせながら読んでいました。笑

「北欧で見つけた 気持ちが軽くなる暮らし」を読んで

前置きが少し長くなりましたが、今回は「北欧で見つけた 気持ちが軽くなる暮らし」という本についてが本題です。
この本も何となくAmazonで出会って購入したもので、特に購入するキッカケとなった理由はありません。

ノルウェーで見つけた可愛い置き物たち

この本を読み始めた辺りで強く思った事は、「あ、この本私のバイブルになるな。」です。
そう、私はついに自分の指針ともなりうる本を見つけたのです!この本の著者(桒原さやかさん)が、北欧に住んでいた頃に感じた「北欧らしい」生活の仕方、生活の知恵、考え方などを1冊の本にまとめられた書籍です。

読み進めていくうちに、自分の凝り固まった考え方が一気に解れていくような、まさにタイトル通り、「気持ちが軽く」なる本でした。
この本をこうして記事にしてオススメしたい!と思った理由は、北欧に住んでいなくたって実践できる事ばかりだったからです。


海外生活に纏わる本って物によっては「それ、海外にいるから出来ることでしょ・・」と思ってしまうものもありませんか?
海外の暮らしを垣間見て、旅行気分を味わう為には凄く良い本だと思いますが、どうしても実生活に取り入れづらい事もあったりします。

でもこの本は、「日本から北欧へ行き、そして今は日本で生活をしている」著者による本です。つまり基本は日本での生活を主としている方なので、目線は日本在住目線。そこがとても親近感の持てる文章や内容へと繋がっているのだと思います。

北欧の人は、暮らしのスペシャリスト?

北欧の冬は寒くて暗い。より北に位置する北欧のエリアでは、冬の時期は日が登らない時期もあるほどです。
ただでさえ天気がどんよりしている日があると気分が落ちてしまうのに、そんな暗い時期がずっと続くのって、想像以上に深刻な事だと思います。
そんな環境下でも、北欧の人達は生活を送っていかなければいけないわけで。その為には暮らしの知恵は欠かせないのだと思います。

まず私が思う北欧らしい暮らし方とは、「家のインテリアにこだわる」という点。これは以前ネットの記事を読んで知った事ですが、冬の寒い時期を乗り切る為に、家の中を気分の上がる空間に仕上げるのだそう。
例えばたくさんのキャンドルを窓辺に置いたり、可愛いモチーフのライトを置いたり、絵を飾ったり。
今では日本でも定番の家具店として知られているIKEAは、スウェーデンの家具ブランドです。そこには実用的な家具の種類は勿論ですが、加えてかなりの数の装飾関連商品も販売されています。

イギリスも冬は暗いので、キャンドルは欠かせません

自分達の機嫌の上げ方を知っていて、そこに向けて本気で取り組む。
今回この本を読んで最も感銘を受けたのは、やはり北欧の人達の暮らしへの考え方についてでした。
自分を大切にする為に、どこを削ってどこに時間をかけるのか。
そこをちゃんと知っていて、物凄くはっきりと分けているな・・と感じました。
本の内容はここでは書けませんが、読了してから暮らしに対する考え方が少し変わったように思います。

自分の幸せの感じ方を知っている

これはあくまで私個人が感じた事ではありますが。
自分がどんな環境でどんな時間を送ったら「幸せ」と感じるかを、北欧の人はよく知っているのかなと。これって、生活する上ですごく役に立つ事だと私は思います。
幸せの感じ方は人それぞれなので、みんなでワイワイ集まって話している時間が幸せな人もいれば、一人静かな場所で読書をする事が幸せな人。
又は、時と場合によって幸せの感じ方が変わる人もいると思います。

どんな方法であれ、気分が落ち始めた時に「自分の機嫌の取り方」をある程度知っていれば精神的にも楽ですし、立て直しも楽になるかもしれません。
気分が落ち込んでいる時って、そうなったキッカケとなる出来事に対して落ち込んでいる訳ですが、同時に「今この瞬間落ちている自分」に対してもモヤモヤしてしまったりするんですよね・・

又、「自分の機嫌の取り方」の内容に関して感じる事が一つあります。
それは、「ハードルの低い方法も一つは用意しておく」という事。
例えばなのですが、旅をする事で幸せを感じるという場合。
旅をしたくてもなかなか出来ない時期は、欲求が満たされない事でさらにモヤモヤが募ってしまう事もあるかもしれません・・。なので、「旅をすること」に加えて、もう一つ手っ取り早いゴキゲン取りの方法を知っておくのが安心なのかな〜と思ったりしました。

内容と関係ないですが、最近模様替えしたデスクスペース!

ちなみに私にとっての「幸せ」は、
「予定をゼロにして、したい事だけをただひたすらする時間を作ること」
ここで言う「したい事」とは、その時によって変わりますが、
観たいドラマを一気観したり、心置きなく昼寝をしたり、カロリー制限ガン無視で食べ続ける日を作ったり・・・笑

この日だけは何をしても許される。
通常だと「そろそろ辞めなきゃ」と、心の中でストッパーをかけなければいけない事でも、この日だけは許される。その制限を無くすことでストレスも解消されて、また明日から通常運転で頑張れる、気がします。


✳︎✳︎✳︎

この本を読んでからというものの、すっかり北欧にハマってしまいました。
最近は北欧料理にも興味が湧いてきて、これからはたまに「北欧料理の日」という一日も取り入れていきたい!と思っているほどです。笑

もし良いレシピに出逢ったら、ここでも紹介できたらと思います。

早速、北欧の料理本を買ってしまった!笑


最後まで読んでいただき有難うございました!


Kaori






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?