宮島〜春の旅…Miyashima
「宮島の桜は、それは綺麗だよ」
と前々から聞いていたから、いつか満開の時期に行ってみたいと何年も思っていた。
4/2に宮島への玄関口になる宮島口で「ETTO」がオープン。
おまけに快晴!
こんな良い天気、ここんとこめったに無いから行くしか無いでしょ〜、
今日は仕事も休みだし…
と、友人と別れた後ひとり、船に乗った。
宮島に着いた途端、桜が見えて心躍る!
しばし散策。五重の塔に向かってみた。
厳島神社が桜の下に見える。
山も民家も桜!
光明院の脇道を進む。
そうか、海と桜が一度に見られるんだ!
宮島の桜が美しいというのは本当だった。
桜の花の香りがする。
厳島神社の裏を通り、大願寺にお参り。
大聖院の方に向かって歩くと、このまま山を登りたくなってきた。
大聖院横の滝の脇の階段道が、「大聖院コース」だ。
宮島を登るには三ルートある。
大聖院コース、紅葉谷コース、大元コース。
今日は宮島の弥山山頂ではなく、少し外れの「駒が林」を目指すことにした。
駒が林へは、紅葉谷コースより、大聖院コースか大元コースが近い。
時刻は15:30。
普通はせめて15時までに登り始めていた方が良い。
大元コースは時間がかかるので、大聖院コースを選んだ。
階段道なので、登りに選ぶのは初めてだ。
仁王門に着いた!
最初は重い身体が、登っている途中から軽く感じ、登り始めた時よりすっかり元気になる。
ここからは弥山山頂も、駒が林まで、もう一踏ん張り。
ここが分岐点で、それぞれ反対方向の道だ。
16:30、絶景を独り占め。
ずっとこの景色を見ていたい。
おまけにどうしてか、ここに来ると湧き上がる思いは自分の本音しか出てこない。
仁王門と弥山の間にある、御山神社をお参り。
初めて見つけた時は、山の山頂近くに、立派な朱塗りの神社があるのに驚いたものだ。
帰りは無理なく、少し贅沢をしてロープウェイを使った。1010円。
17時半の臨時最終便に無事乗れた。
相席したのは、弥山山頂の展望台の管理人さんだった。
話しかけられて旅が深まる。
下ると秋は紅葉で有名な紅葉谷へ。
一日で2日分過ごした様な気分になれた、良い宮島旅。
鳥の鳴き声、風の音、木の香り〜
自身の安全を含めて五感を研ぎ澄ました時間。
私の中に、野性的なカンや、お腹の底から湧き起こる生命力みたいなのがあるのを登っているうちに感じて思い出した。
すっかり忘れていたけれど。
人はバーチャルの中に生きているのでは無い。
私にとっては、実際に身体で感じで心の健康を保つのは大事なことだ。
これからも時々、自然の中に身を置く様にしよう。
文章が誰かの心に響いて、それが対価になって、それを元手にさらに経験を積んで文章など色々な表現で還元出来たらと思い続けています。 サポートお待ちしております♪