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報告は自分を守る盾である

みなさん、お疲れ様です!メカともデス!

さて、本日は「報告」についてお話し していきます。
若いビジネスパーソン向けの記事であると思いますが、部下の指導やこれから社会人となって働く方が癖をつけておくと良い内容かと思います。

社会人になると先ず「ほう・れん・そう」なんて言葉を耳にする機会が増えると思います。ご存じ「報告・連絡・相談」の事ですね。

この中で今回は「報告」についてお話して行きたいと思います。

報告とは、言わずと知れた所で「告げ知らせる事」です。
コトバンクには、「ある任務を与えられた者が、その経過や結果等を述べる事。」と書かれています。

非常に単純な事ではありますが、経過や結果を知らせる事でどのような効果があるのでしょうか?

若いビジネスパーソンは このように思うでしょう。

「上司が部下を管理する為」

勿論、意味合いの一つとしては間違ってはいませんが、これは報告の力を数値化すると30点です。

報告は誰の為なのか

報告をする事で、誰が一番得をするのか?

報告をする事で、自分と上司、あるいはチームとの情報共有があり、非常に有益な事である事は知っていると思います。

これは、「得をしている」訳ではなく、情報共有によりプロジェクトが円滑に進められるようになった。と言うに過ぎません。

それでは一体誰が一番得をしているのか?

それは、報告した本人なのです。
自分の為に報告をしているんですね。

意味が解らないと言う方が居るかと思いますので、解説をして行きます。

報告をする事で、自分が何をしたのかを上司に認めてもらう為に報告をすると言う事になります。

上司が常に自分を監視している訳ではありません。
と、言う事は 評価基準がアウトプットしかありませんので、その間 何をしているのかが分からない訳です。

例えば、〇〇の資料を作ってほしい。
と頼まれた場合でも、その合間に緊急で重要なやらなくてはならない事案が発生したとしましょう。資料を中断して緊急対応をし、資料の作成に戻ります。

しかし、上司の考えているアウトプットするまでの時間に対して大幅に遅れる事になってしまう。すると「この資料にこんなに時間が掛かるヤツなのか。」と言う評価をする事になります。

もし、緊急で重要な事案が発生した時に、その旨を報告していたなら上司からの評価は大きく変わった事でしょう。

この報告を常に行う事で、「あいつは何をやっているのか分からない」と言う上司の疑惑から解放されるのです。

報告は友達通しや家族に対しては重要度が低いかもしれません。
しかし、仕事となると、優先度が高い行為になるのです。

まさに報告とは「自分を守る盾」になりうる行動である。
と言う事をしっかり自分に言い聞かせ、報告をしましょう。

離れた場所程 重要度は増す

近年では、海外出張、駐在をして居る方も多く見られます。
また、〇〇営業所等の支店も数多く存在しています。

場所が離れている場合、事前に予定表を送り、行動を把握してもらう必要がありますが、これ以外にも起こった事象などを常に報告していく事が必要となります。

得に海外ともなれば、文化の違いから日本では起こりえない問題は山ほど出てきます。また、法も違えば習慣も違う。それだけに、ただ報告しても理解が得られない事が多いはずです。

日本に帰任組の方が上司になれば 報告の意味合いも理解を示してくれるかと思いますが、日本での勤務経験しかない方が上司の場合、くどい程の説明が必要になります。

それだけではなく、出来れば帰任組の方が居れば味方につけておいた方が良いでしょう。そちらにも報告を入れ、日本でバックアップしてもらう方が理解が得られやすいからです。

また、一番厄介な事がお金に関してです。
特に新興国の場合、お金の回収のやり方が日本とは大きく違います。
新規参入の場合は本当に苦しむところになるかと思います。
事前に調査して、理解を仰いだうえで報告を常に行うようにしましょう。

ちなみに、中国では法が しょっちゅう変わります。
注意深く最新情報にアンテナを張り、情報を取り入れ報告して行きましょう。

連絡、相談も同じように重要な事ですし、同じく自分の身を守る手段の一つですが。先ずは報告から。

あなたの評価に大きく関わる事だという事を十分に理解し、面倒でも優先順位を上げて報告をお忘れなく。

必ず あなたを守ってくれる盾になりますから。

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最後までご回覧いただき 有難うございます。
如何でしたか?
補足事項として、リモートワークでは更に
重要度が高くなる事項です。
「働かない若者、おじさん」と言うレッテル
を貼られる前に、積極的に報告をしましょう。
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