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写真散歩in江戸東京たてもの園

先日、東京都小金井市にある『江戸東京たてもの園』に行ってきました。

実はこの辺の地域に住んでいたこともあったのですが、行きたい行きたいと思いつつその機を逃していた場所でして。念願の初来園です。

まず、江戸東京たてもの園とは何かと言いますと…

東京都は、1993年(平成5)東京都江戸東京博物館の分館として、敷地面積約7haを擁する「江戸東京たてもの園」を開設しました。当園では、現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を移築し、復元・保存・展示するとともに、貴重な文化遺産として次代に継承することを目指しています。(公式サイトより引用)
https://www.tatemonoen.jp

展示されているのは江戸~昭和に都内に実在した建造物で、当時の生活や商売などの様子が再現されています。
これ聞くだけでもわくわくしません…?
期待を膨らませながら、現地へ向かいました。


結果、、

めっっっっっちゃ楽しかった!!
なんで早く行かなかったんだろう…

いやもう、見どころいっぱい、撮りどころもいっぱい。コロナの関係で立ち入れないところも結構あって残念でしたが、GW明けの平日で人も少なく、ゆっくり見て回って十分満喫できました。

さて、今回カメラはFUJIFILM X-T3(デジタル)とMINOLTA X-700(フィルム)の2台を持っていっています。デジタルとフィルムで撮れる写真が違うのはもちろんのこと、撮りたくなる写真も微妙に違ったりするからおもしろい。

当日はあいにくの曇り空、雨もポツポツ降ったり止んだりしていましたが、しっとりとした空気感が園内の雰囲気によく合っていて、写真を撮るのが楽しすぎました。

ということで、よければ写真も見ていってください🙇‍♀️

<FUJIFILM X-T3編>

前述のとおり、歴史ある建物が並んでいます。1枚目の正面にあるのは昭和初期に足立区にあったという銭湯。

乾物屋の建物の一角のたばこコーナー(?)
”毎度有難う存じます”の字体がおもしろい。

昭和初期の商店の中。所狭しと商品が並んでいます。細かいところまでこだわって再現しているんだろうなぁ。

お醤油屋さんの中に積んであった缶詰。

サムネイルの都電内部。残念ながら中には入れず…ドアは開いていたので中を覗き込むことはできました。

1枚目の銭湯内部。レトロで素敵な空間でした。フルート吹いたらめっちゃ響きそう笑

おそらく高橋是清邸。窓のサッシひとつとってもオシャレです。外には新緑のもみじ。紅葉の時期も綺麗だろうな。

<MINOLTA X-700編>

今回は1枚目これでした。フィルムおもしろ。

トトロにこんなバス出てきたよねー!
ってテンション上がったバス。

モダンな洋館もあります。このおうち、田園調布にあったんですって。中のインテリアもゴージャス。優雅な暮らしぶりがうかがえます。

この写真は、東京文化会館などを設計した建築家、前川國男さんのご自宅。やはり建築家のおうちはオシャレです。吹き抜けの高い天井と一面のガラス窓。晴れた日はすっごい気持ちよさそう。暑そうだけど。

お花屋さんの中。さすがに造花でしたがカラフルで綺麗。

この交番は万世橋のたもとからそっくりそのまま持ってきたらしいです。レンガ造りがなんともレトロ。

この黒電話も現役で活躍していたのでしょうね。

というか、この場所とフィルムカメラの相性良すぎるな…

いや本当に楽しかった。最初の方に"十分満喫した"と書きましたが、まだまだ見逃している場所がたくさんある気がします。今度は晴れた日に行きたいな。

改めて、江戸東京たてもの園、おすすめです。
歴史好きな人も、建築好きな人も、カメラ好きな人も、隅々まで楽しめる施設だと思います。

え!?これで入園料400円!?安すぎますわよ奥様!

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