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国際協力師たちの部屋

【毎週火曜日・土曜日更新!】国際協力やNPO・NGO、紛争や平和の”リアル”が分かります!このマガジンでは、国際協力に関するテーマの下、プロとして世界の現場で活躍する「国際協力師… もっと読む
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#NPO

【バックナンバー】vol.14-4 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある?(原)

本記事は執筆者である原さんにかわって、延岡が公開しております。 ーーー それは、寄付に対する抵抗感を生み出す要因として挙げられている「寄付者側と寄附先団体のコミュニケーション不足」というもの。コミュニケーションは双方向のものであるため、何か問題があるとしたら10:0でどちらかが悪いと言い切ることはできないはずです。 寄付をする側も「自分の出したお金」に対する関心をもっと高めていくことが求められるんでしょうね。 これは僕も強く思いますね~。 寄付=善い行い、だからお金

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【バックナンバー】vol.14-3 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある?(延岡)

そもそも、NPOの資金源には ①寄付 ②会費 ③事業収入 ④助成金 ⑤融資 の大きく5つがあります。 少し、こぼれ話的ではありますが、資金源(収入源)の割合にはその団体の性格が如実に表れるケースが多いです。どのようなバランスが良い/悪いといった話ではなく。 NPO法人(特定非営利活動法人)という法人格、さらには所轄庁から認定を受けた「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」を冠する組織は特に、活動や経理に関する適切な情報公開が求められます。 そのため、このような法

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【バックナンバー】vol.14-2 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある? (原)

本記事は執筆者である原さんにかわって、延岡が公開しております。 ーーー 日本の寄付文化について、原さんはどのように思っていますか? 改善しなければならないとお考えでしょうか? その場合、どのような改善策が考えられるでしょうか? NPOを起業してから、数え切れないくらいたくさんの人に「活動資金はどうやって捻出しているのですか?」と質問されます。日本の寄付文化について語る前に、僕が代表を務めるコンフロントワールドの資金源について、少しだけご説明をします。 そもそも、NPO

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【バックナンバー】vol.14-1 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある?(延岡)

前回のvol.13では、会社で週5日働いている方を対象に、国際協力への関わり方を考えてみました。 その中のひとつとしても出てきたのは国際協力団体に寄付をする、あるいは会員になるというもの。会社でのお仕事が超多忙で、他のことに割く時間なんて無い、なんて方にはぜひ、オススメなのがこちらでした。 話は変わりますが、2011年に発生した東日本大震災のときには、日本国内でも寄付やボランティアというものが改めて注目されましたね。「寄付」「ボランティア」といったものに対して、再度、考え

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【バックナンバー】【番外編その2-2】イベント「国際協力2.0」を終えて。(延岡)

気がつけば、もう7月。 ということは、2018年度も4分の1が終わりました。毎回、四半期を終えるたびに言っている気がしますが、本当にあっという間です。 こんな調子で第二四半期、第三四半期、そして年末年始を迎えることになるのでしょう。やり残しのないように、先を見据えつつ「今」にしっかり向き合っていきたいものです。 さて、今回も6月8日に開催をしたイベント「国際協力2.0 -U30が創る#新しい国際協力-」を終えての所感を少しばかり、書いていきます。 この記事での結論を先

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【バックナンバー】【番外編その1】国際協力の仕事につきたい!新卒?修士?社会人経験?(延岡)

前回の記事をお読みでない方は、まずこちらをご覧くださいませ。 →【大事なお知らせ】マガジン購読者のみなさまへ。 先月はお知らせもせずに記事数が減ってしまったことを、改めてお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。 この週末で今月分をまた更新してまいりますので、その前に先月分の記事をすべて【バックナンバー】として公開致します。 以下、本文です。 --- 以前にも何度かご紹介したことがあるかもしれません。原さんもわたしも匿名質問アプリ「Sarahah(サラハ)」

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【番外編その1】国際協力の仕事につきたい!新卒?修士?社会人経験?(延岡)

昨日は更新できず、遅れてしまい大変申し訳ございませんでした。 友人である原さんから声をかけていただいて、昨年10月から勢いで始めたこのマガジンも気がつけばvol.16まで増えました。 読者のみなさま、いつもありがとうございます。 今月は少し趣向を変えて、わたし(延岡)が1話完結の記事をいくつか書いていこうと思います。お付き合いくださいませ! --- 以前にも何度かご紹介したことがあるかもしれません。原さんもわたしも匿名質問アプリ「Sarahah(サラハ)」を使ってい

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vol. 16-3 大学生の時「途上国」に行くためのお金、どうやって準備した?(延岡)

「バンバン海外に行っているけど、原さんってどこかの御曹司では?親からめちゃくちゃお金をもらっているのでは?」 これに似たようなことを、わたしもたまに言われていました。どこからそんなにお金が出てくんの?って(笑) 原さんもご指摘の通り、東南アジア諸国であれば航空券代も抑えられる上に、現地の物価も日本に比べるとかなり安く、大学生にとっては手が届きやすいですね。 わたしが人生で初めて、いわゆるバックパッカースタイルでタイとカンボジアを訪れたのが大学2年生の春休みでした。2週間

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vol. 16-1 大学生の時「途上国」に行くためのお金、どうやって準備した?(延岡)

原さんとわたしの共通点のひとつが、大学生時代にウガンダをはじめとした東アフリカ諸国、あるいはフィリピンやカンボジアといった東南アジア諸国に渡航をしていること。 形は異なれど、実際にその国に行って現地を、自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じた経験があることです。 「将来、国際協力の仕事に就きたいんですが、何から始めたらよいでしょうか?」 原さんもそうだと思いますが、高校生や大学生の方々から本当によくいただくご質問ですよね。いつもどのように答えていますか? バックパッカー

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vol.15-4 途上国滞在中、どうやって体調管理している?病気とか怖くない?(延岡)

今の時代、インターネットを駆使すれば、アフリカでも中東でも、どんなことでも記事を書いて発信することができます。だからこそ、現場に足を運び、そこから「ナマ」の情報を発信することに価値が増すのです。 本当に、その通りですよね。わたしも、ここのところブログの更新が随分と滞っていますが、現場にいるからこそ得られる「ナマ」の情報であったり、経験といったものを発信していかないとなあと、原さんを見ていつも思っています。 最近、フィールドに行く車内でPodcastやVoicyなどの音声メ

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vol.15-2 途上国滞在中、どうやって体調管理している?病気とか怖くない?(延岡)

もう1ヶ月後にはウガンダなんですね!いいですね〜〜! これまでとはまったく立場が異なる状況でのウガンダ渡航なので新たな発見や、逆にこれまでの考えがより深まった/強くなったことなんかがあれば、またどんどん共有していただきたいです。 というわくわく感が高まる一方で、当然、心配になることも増えてきますよね。家族や友人と会えなくなること、業務量が膨大になりしかも責任感も大きくなること、などなど。 今回のテーマである、病気や体調管理についても然り。 わたしも海外へ行く度に、ある

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vol.15-1 途上国滞在中、どうやって体調管理している?病気とか怖くない?(原)

ウガンダへの出発まで残り約1ヵ月になりました。なんだかんだでアフリカに渡航するのは約一年ぶり。少しずつ楽しみになってきました。 …その一方で、今年3月末に大学を卒業し、春からコンフロントワールドのフルタイム職員として働く傍ら、ブログや有料マガジンの執筆など、個人事業にも一段と力を入れているため、忙しさからか体調が安定しない日々が続いています…。今までの学生という立場からは感じたことのないプレッシャーや、生活の大きな変化も原因になっていると思います。 という流れから、今回の

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vol.14-4 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある?(原)

それは、寄付に対する抵抗感を生み出す要因として挙げられている「寄付者側と寄附先団体のコミュニケーション不足」というもの。コミュニケーションは双方向のものであるため、何か問題があるとしたら10:0でどちらかが悪いと言い切ることはできないはずです。 寄付をする側も「自分の出したお金」に対する関心をもっと高めていくことが求められるんでしょうね。 これは僕も強く思いますね~。 寄付=善い行い、だからお金さえ出しておけば、その寄付が何に使われて、どんな社会的インパクトに繋がったの

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vol.14-3 日本の寄付文化について、どう思う?改善の必要性、可能性はある?(延岡)

そもそも、NPOの資金源には ①寄付 ②会費 ③事業収入 ④助成金 ⑤融資 の大きく5つがあります。 少し、こぼれ話的ではありますが、資金源(収入源)の割合にはその団体の性格が如実に表れるケースが多いです。どのようなバランスが良い/悪いといった話ではなく。 NPO法人(特定非営利活動法人)という法人格、さらには所轄庁から認定を受けた「認定特定非営利活動法人(認定NPO法人)」を冠する組織は特に、活動や経理に関する適切な情報公開が求められます。 そのため、このような法

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