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葉取らずりんごのほたる農園に行ってきました

生産量の約80%を関西スーパーで取り扱わせていただいている「ほたる農園の葉取らずりんご」。かれこれ20年近く関西スーパーで販売しています。販売は旬の時期限定のため毎年楽しみにされているお客様の多い、とても美味しいりんごです。
今回は、その生産者さんに会いに青森県弘前市へ行ってきました。

場長の中田さん

ほたる農園とは

岩木山に近い4つの農園が集まってできたほたる農園。この農園のすぐ横に流れる清流では夏になると蛍が飛び交うそうです。ほたる農園のりんごはこの澄んだ水と空気の中丹精込めておいしく元気に育てられます。

ほたる農園の土地は、実はそれほど肥沃な土地とは言えないのだそう。しかし、少しスパルタなくらいのほうが、りんごの木が一生懸命大地に根を伸ばし栄養を得ようとするため、丈夫な木に育ち美味しいりんごができるのだそうです。

りんごのおいしさは色で決めるべからず?!

スーパーでりんごを買う時どこを見て選びますか?
ほとんどの方が「より赤いもの」を探すのではないでしょうか。実際、等級を決める際には色が重要な指標になるそうです。

そのため一般的には太陽に当てて赤く色付けするため、りんごに影が落ちる葉っぱを取ります。

しかしほたる農園のりんごは収穫まで葉っぱをつけたまま。なぜなら葉っぱが光合成を行い養分をりんごに届けるからです。

「味」か「色」。
どちらを選ぶかは生産者も消費者もそれぞれですが、ほたる農園と関西スーパーは「味」を選びました。ほたる農園のりんごは葉の影でところどころ黄色い部分がありますが、中にはおいしい成分がたっぷり詰まっています。

葉っぱの影はおいしさのしるし

さっそく食べてみました

副場長がハサミでぱきっと割ってくれました

木からもいですぐという、ここまで来ないと味わえない贅沢。伺ったのは出荷の2週間前のためまだ完熟していないのに、一口食べて思わず「わー!」と声が出てしまいました。こんなにおいしいりんご初めてです!新鮮でパキッと固く、甘味と酸味がしっかりあって味が濃く感じます。

今年は台風が来ずお天気も続いたので、非常にいい出来だそう。バイヤーも今年の仕上がりはとてもいいと大変喜んでいました。

「うまい!」by青果担当バイヤー

葉取らずりんごには旬があります

昨今は貯蔵技術が進み、一年中りんごが食べられるようになりましたが、ほたる農園の葉取らずりんごは一番美味しく実った時に収穫し、長期貯蔵せずすぐに出荷するため、旬の9月中旬から長くても2月くらいまでしか食べられません。

しかも、同行した方は「ほたる農園の人たちは出来の悪い年は関西スーパーさんには出荷しないんですよ。長年この仕事をしているけど、そんな生産者見たことないです」とおっしゃっていました。

つまり、関西スーパーに並んでいるということは「自信あり」!お店に並ぶのが楽しみですね!

今年の販売開始は9/18(水)に決定!

青森では「美味しい」を「めぇ」というのだそうです。
ほたる農園の生産者のこだわりと美味しさがいっぱい詰まっためぇめぇりんごが関西スーパーの店頭に並ぶのは、今年は9/18(水)からとなります。お店で見かけたらぜひ一度ご賞味くださいね。

貴重なお話をたくさん聞かせていただいたほたる農園のみなさん、これからも美味しいりんごを楽しみにしています(^^)

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