8月8日(月)のニュース覚え書き
ニュースを介して社会に関心をもち、つながりを感じることは、孤立感を解消させるという意味で、精神衛生上にも良い効果をもたらすものと考えています。そうした意味を込めて、ニュースの動向を探っていこうと思っています。
8/6時点の実効再生産数1.02(全国値)
新型コロナウイルスの先行指標として、2020年4月から「実行再生産指数」をウォッチングしています。
PCR検査人数:前日比 +210,929
検査陽性者(新規):前日比 +227,536
検査陽性者(新規)/PCR検査人数:1.0787326541
入院治療等を要する者:前日比 +15,176
退院・療養解除:前日比 +196,423
重症者数:前日比 -16
死亡者数:前日比 +161
※2022年1月1日からの実効再生産数について、主流となったオミクロン株の状況を反映するため、計算式の「平均世代時間」を従来の5日間から2日間に変更しました。
PCR検査数に対する検査陽性者数の割合が1を超えていますが、これは集計が間に合わなかったためと考えられます。いずれにしても検査の増加とそれに対する陽性者の増加という傾向が見られると言えるのではないでしょうか。
新型コロナ 専門家「リスク考慮し行動を」
沖縄県立中部病院の高山善広医師によるお盆休みの時期の新型コロナ対策。
旅行前にできることとしては、できるだけ3回目、あるいは対象者は4回目のワクチン接種を済ませておくこと。さらに出発前にはPCR検査を受けて陰性を確認するのが望ましいということです。
移動中は「感染しない、させない」ために、人混みでのマスク着用、手指の消毒の徹底。体調が悪ければ外出を控える、必要に応じて相談をするなど。
移動中に発症した場合は、飛行機はフェリーといった搭乗・乗船前に確認の必要な乗り物には乗れなくなる可能性があるので、スケジュールがキャンセルされることも計画に入れておく必要があるかもしれません。
帰宅後も1週間程度は、高齢者など重症化リスクの高い人に会うのは控えたほうが良いとのこと。
帰宅後1週間ほどの間にコロナ感染が判明した場合、宿泊場所等への連絡も必要とのこと。
原爆の日 広島で“核兵器の廃絶”訴え
今年の広島の平和式典では、3年ぶりに一般の参列者席が設けられ、2854人が参列。
広島の松井市長は「国民の生命と財産を守るためには、核兵器をなくすこと以外に根本的な解決策を見出せないことを確信していただきたい」と述べました。
岸田総理は「非核三原則を堅持しつつ、『厳しい安全保障環境』と言う『現実』を『核兵器のない世界』という『理想』に結びつける努力を行っていく」と述べました。
国連のグテーレス事務総長は「世界は広島で起きたことを決して忘れてはならない。被爆者が残した遺産は決して消滅しない」と述べ、国際社会に対して核廃絶に向けた取り組みを改めて呼びかけました。
中国軍 台湾攻撃想定の軍事演習が終了
台湾海峡付近で一触即発の事態と言うニュースですが、中国側が中間線を超えるなどの挑発行為を行っていたものの、中国・台湾の双方とも女性を示し、緊張が高まる感じではなかったと記事では伝えています。
台湾側もドローンによる練習を行うなど、中国側に反発した行動に出ています。
中国国内では、習近平体制の経済政策失敗を糾弾する空気があったものの、ペロシ米下院議長の台湾の訪問により台湾統一の流れになることで、一挙に習近平体制優勢の空気に変わったとも伝えられています。アメリカの中間選挙を睨んだ思惑と、中国の習近平体制の継続を睨んだ思惑がぶつかりあったかたちの台湾情勢。どちらも勇み足もうようですが、これが過ぎると深刻な事態になりかねないので、注視しなければならないでしょう。
イスラエル ガザ空爆で死者30人以上
「夜明け作戦」と呼ばれる今回のこの軍事作戦は、1週間は続く可能性があるとのことです。イスラエルは、ガザ地区への攻撃のほか、PIJのメンバー19人の逮捕も発表しています。
今回の攻撃はPIJに対するものでハマスを対象にしたものではないとイスラエル側は言っていますが、イスラエルがハマスへの攻撃を開始することになれば、事態はさらに悪化するものとみられています。
ウクライナ ザポリージャ原発 再び攻撃か
ロシアによるウクライナ侵攻関連で、ウクライナ南東部のザポリージャ原子力発電所近くで砲撃があったとIAEA (国際原子力機関)が声明を発表した、というニュースです。
IAEAの専門家によれば、現在のところ原発は安定しているとみられていて、直ちに脅威がある状況では無いとの事ですが、「こうした軍事行動はまったく容認できず、避けるべき」と懸念を示しています。
( #モニフラ ヘッドラインはTOKYO MX「堀潤モーニングフラッグ」参考 )
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