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ハーフフリップ +α

このテクニックは痒い所に手が届く。
フリップで撃ちたいけどボールが少し遠い時、反転したい時など。
特に反転するためのハーフフリップを覚えると格段に立ち回りが楽になる。
上手くなるためには必須と言っていいだろう。

ちなみにロケットリーグの用語は曖昧なものが多い。
ハーフフリップもそうだといえるし、複数の意味をもつ。
「ボールを撃つためのハーフフリップ」と、「即座に後ろへ向くための反転ハーフフリップ」がある。

さらに、反転ハーフフリップにも2種類あることをご存知だろうか?

簡単で遅い反転ハーフフリップ

まず右エアロールか、左エアロールを設定する。どちらでもよい。

バックフリップ → スティック上 → 右(左)エアロール

スティックの入力を大きく間違えない限りは成功する。言ってしまえば誰でも少しの練習でできるだろう。

難しくて速い反転ハーフフリップ

こちらは右(左)エアロールは必要ない。そして速い代わりに難しい。

① 5時半(6時半)の方向へバックフリップ
② ほんの少し遅れてスティック上入力

スティックの入力方向がシビアであり、②を行うタイミングも独特だ。
微調整しながら練習して頂きたい。

この反転ハーフフリップの速さを証明できるカスタムトレーニングがある。
Squishyが作ったものだ。速いハーフフリップでないと絶対に間に合わないボールに設定されている。詳しくは後に載せる動画をみて頂きたい。

ボールを撃つためのハーフフリップ

冒頭でも言ったように少し遠いボールを撃つときに使う。
他にはいつも通りフリップで撃ってからハーフフリップしても利点がある。

ハーフ=半分なのは言うまでもないが、先に説明した遅い反転ハーフフリップはたしかに半分フリップであると一目でわかる。
それに対し、ボールを撃つためのハーフフリップはどうにもフリップが半分にみえないことがある。

しかし斜めフリップの後、スティック下入力しても1回転している。
にもかかわらず利点と言い切るのは、ハーフフリップ後にエアロールを使うからである。
綺麗に半分になっていなくてもフリップを70%ほどの時間で終わらせられる。つまりエアロールを使えるようになるのが少し早い。
エアロールを少し早いタイミングで使えるとどうなるか?

ダブルタッチしたり壁に着地するのが簡単になる。これ以外の小さな変化だとしても間違いなく得しているので癖にしておくと良い。

+α 横フリップや斜めフリップを使って直進する

特性についてはこの記事で書いた。
ここでは操作について話す。
左フリップで直進したいのであれば、先に車体を逆の右に傾けておく

なぜ傾けるひと手間を加えてまで前フリップを使わないのか。
それは着地が弱いからだ。
長距離をただ真っ直ぐ進むのであれば前フリップでも構わない。
ただし、フリップしてから即座に動きたいのであれば前フリップの滞空時間の長さが仇となる。

ちなみにこのテクニックはバックフリップでも使える。
速い反転ハーフフリップで”直進するには”あの操作に加えてさらにひと手間いる。
お察しの通り、逆側に少し傾けてから使うのだ。
とはいえ反転ハーフフリップで直進したい状況は少ない。だが、Squishyのカスタムトレーニングでは傾けてから速い反転ハーフフリップをする。

トレーニングコード:766E-FC92-62A4-CC5E

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