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その時は深刻でも、後になるとその時間は必要だった話〜大学時代の話から先〜

最近、大学生や社会人1.2年目の選手と話す機会がありました。

大学生や社会人1.2年目って、年齢差ものすごいあるんですけど、こちらが情報を提供することもあれば、教えてもらうこともある

なので、自然とwin-winの関係性になるので、とてもおもしろい。

今の若者はどんなことを考えてどんなことに悩んで、どんなことに興味を持つのか。

こういった機会に必ず思い出すのが、大学時代の自分。

今日は、「その時は深刻でも後になるといい経験だったということになる〜大学時代の話から先〜」を書いてみようと思います。

私の大学時代は、高校時代のやることすべてを指導者から提供してもらうというところから、やること7割は自分で考えるというスタイルに変わりました。

なんか言われるとやる意欲が下がってしまう私。

大学時代は、選手としても一番伸びた時代でしたので、このスタイルは自分にとってすごく合っていたのだと思います。

しかし、この時代も伸びるばかりではなく、スランプ(約1年)に陥ったこともありました。

それが、3年生のユニバーシアードの後です。

遠征での疲労が抜けない上に、その後怪我もするというダブルパンチで1年間レースに出れないという経験をしました。

大学4年間でその1年レースに出れないというのは、当時の私としては結構痛かったです。(結構肉が付きやすい年頃で、走れないので体重も増えていく、そこもすごく気にしてました。)

考えるよりも先に行動を起こしてしまう年頃で、その時は必死過ぎて、焦る自分、動きたい自分を止めることはできませんでした。

治ってないのに、様子を見るために試し走りをしてしまう。

焦れば焦るほど、怪我の回復が遅くなっているというのもわかりませんでした。

今なら現状を把握して、必要なもの不要なものを整理して動けばいいやんって思うんですけど、経験値の低い私はそこにはいきつきませんでした。

社会人になっても、怪我以外でも、記録が伸びたり伸びなかったりをずいぶん繰り返しましたが、(もう、自分あかんのとちゃうかという葛藤も数回繰り返しました。)心と身体がマッチしたのは27歳の頃です。

どんだけ遅いんやという感じですが、自分のメンタルや身体と対話していたらそんだけかかったという感じです。

その時はすごく深刻だったけど、この経験が後々になって、誰かのためや自分に生きていると思ったら、時間がかかろうが必要なことだったんだなと思います。

言葉では簡単に、今の現状を・・。ってなるけど、いざ、それを認めようってなると結構難しかったりする。

いい時の自分を追いかけますからね
ちょっと前にできてたことが何でできないんやと。

若い選手と話した時にそんなことを思い出したので、今回の記事に至ったのです。

私の経験が少しでも競技や将来のお役に立てると幸いです。


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