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#35;あざとい。ってステキ。

今日の写メは、今いちばんYouTubeでワークアウトを観てる、ロシアのダンサーさん。
の、私が「作品の練習もして良いよ」と許可がおりて、ばちばちに踊ることが出来るようになったら一番に踊ってみたい作品の写メです。

「ア ウェィキング フローラ」
という題名のヴァリエーションで、
物語全体がどいういうお話なのかまではまだ調べてないのですが、これを素人さんがもし知ってたら、
私は目ん玉が飛び出るくらい驚いてしまうほどメジャーではないのだけど(たぶん)、

女性らしい動きがふんだんに盛り込まれていてとても可愛らしい踊りでありながら、回転やその他身体の制御がとても必要で難しそうです^ ^

私は、例えば「くるみ割り人形」「白鳥の湖」「眠れる森の美女」といった誰もが知るような基本的なクラシックバレエの作品よりも、
バランシンの作品のような、やや現代よりなクラシックバレエの作品に挑戦したいタイプです。

王道のクラシックバレエもろくすっぽ満足に踊れないですが、なんでか若干難しめで、マイナー寄りのものが好き。


難しい踊りが好きだとはいえ、
回転やジャンプの技術ばっかりすごくて「作品を表現している」とは言えないようなダンサーさんの踊り方は好きではありません。

技術の素晴らしさを誇張することなく、
「踊り」を表現することが第一で、「技術」が作品の表現の助けになっているくらい馴染んでいるダンサーさんはとても見惚れてしまう。


この写メの「ア ウェイキング フローラ」という作品の振り付けは、とても美しくて女性らしくてとても惹きつけられます。
が、これまた塩梅が難しく??
若すぎる子が踊っても「女性らしさ」「美しさ」の深みが伝わって来ないことが多い。

振り付けや動きは出来ても、本当の美しさは
ある程度、舞台経験や人生経験からにじみ出てくるものだなぁと、このヴァリエーションの類いからは思ってしまう。
あとは、「男性を誘惑する」そんな設定の役柄も
やはり人生経験があるほどに表現に深みが出てくるものと思います。

目線や動きを行ったとしても、
「その目線をする」「その動きをする」のはどうしてか?という想いが大事だし、
どうしてそういう動きをするのか「頭で理解」したとしても「心から」の動きではないからちょっと不自然。


だからといって、大人だから表現できるか?というと、また別で。というのも面白いです。
バレエは「役者」「女優」だなあと思う。
そう。
誘惑したことない人が、「誘惑する動き」をするのは難しい。
動きを美しく魅せることをあまり意識したことない人が「柔らかな余韻」を表現するのは難しい。



別な話題が書きたかったけれど、写メにこれをチョイスしたがゆえに、「踊りの表現」について書いてしまいました。

男性を「目線で惹きつける」とか「動きで惹きつける」とか、お姫さまや王女のような「つい目で追ってしまうカリスマ」な雰囲気は、
経験もさることながら、いかにあざとい自分を出せるか!でもある。

あざとい女の子って、わりと好き(*´Д`*)

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