巫蠱(ふこ)第十八巻【小説】
▼そとの世界⑰
「しかし素性を隠すにはお粗末な偽名では」
「わざとだろうな。楼塔皇(ろうとうすべら)が来たときに大規模な狐の嫁入りが起こったことにしても、できすぎている」
「戦闘を回避したこともか」
「それは俺たちの努力だ。とにかく、現在の彼女たちを探る必要があるな」
▼茶々利シズカ①
「じゃ直接乗り込むか。だが俺ひとりだと追い返されるな」
………………
あれから数日。彼は茶をすすりながら、ある人物を待っていた。
待ち合わせ場所は、国境から南東に進んだ先にある街道沿いの茶屋の前。
待ち人は間もなく来て、声をあげた。
「シズカさん!」
▼茶々利シズカ②
彼……茶々利(ささり)をシズカと呼んだのは、重要人物を絵にかこうとして紙を破いてしまった例の兵士だった。
ともあれ茶屋のなかに入り席に着く。
「あの、さきほどは思わず」
「気にしなくていい。堂々と呼ばれたのは久しぶりだよ。俺ってそんな名前してたなって」
▼茶々利シズカ③
「シズカと呼びたいなら呼べばいい」
「……はい!」
そして茶々利もといシズカたちは軽食を注文する。
「それにしても、う……とうさんもシズカさんが現場を離れるのをよく許してくれましたよね」
「現場なんて絶えず移動するものさ。それを知る上司は有能だよ」
▼茶々利シズカ④
――と、ここで。
「うちの筆頭にシズカくんの爪の垢を煎じて飲ませたいところだ」
とつぜん会話に割り込んでくる声があった。
ふたりは声の聞こえたほうに目を向ける。自分たちの着いていた食卓の空席だった椅子に誰かが座っている。
「もうひとりの待ち人の到着か」
▼草笠クシロと刃域宙宇①
「あなたも待ち合わせを? 初めまして。
「自分はシズカさんの部下の草笠(くがさ)クシロです」
「ご丁寧に。わたしは刃域宙宇(じんいきちゅうう)。おとといシズカくんに紹介状を書いてほしいと頼まれて来た。
「なにせ上質なたまごの殻をくれると言うからな」
▼茶々利シズカと草笠クシロ①
(たまごの殻……なんの隠語だ)
考えるクシロ。
それに気付くシズカ。
「最近、白昼堂々たまごの殻を食べる人物の目撃情報が寄せられていた。我が国の食文化からすれば、めずらしいからな。
「その正体が、同席した彼女。接触は以前から検討していた」
▼刃域宙宇⑤
シズカたちが軽食をとる一方、宙宇(ちゅうう)は茶だけを注文して飲む。
「紹介状の前に確認だ。食べながら聞いてくれ。これからふたりは、かの地に踏み込み、わたしの仲間に会うのだろう。
「みっつ忠告する」
――手みやげを渡すな。
――年齢を聞くな。
――気を許すな。
▼茶々利シズカと刃域宙宇①
「刃域(じんいき)さん、言葉どおりの意味なのか」
「シズカくんの疑問も分かる。
「本当は欲しいのに『要らない』と嘘をつく者もいるからな。当然そんな奥ゆかしい言い回しじゃないさ。
「それと追加の忠告だ。わたしたち個人を名字単体で呼ばないほうがいい」
▼刃域宙宇⑥
「この言葉は好きじゃないが呼ぶなら下の名前だ。名字と名前を合わせてもいい。
「ひとつの名字につき姉妹が三人ずついるのは知っているだろう。名前呼びじゃないと分かりにくいんだ。
「馴れ馴れしいなんて思わないし、思われないさ。
「手始めにわたしを呼び捨てにしろ」
▼茶々利シズカと刃域宙宇②
★分岐点⇒[ありえないと思われる選択]
それから三人は茶屋を出て、街道のはしを南東に進んだ。
人通りが少なくなったところでシズカが足をとめる。
「宙宇。たまごの殻だ。安全に食べられるよう処理してある」
ふくろを受け取った宙宇は、かけらを取り出し、かんだ。
砂利のような音がした。
▼刃域宙宇⑦
殻を飲み込み彼女は言う。
「……確かに上質だ。ではシズカくん、約束の紹介状を渡そう。これを持って葛湯香(くずゆか)のもとを訪れるといい。
「彼女は現在、之墓(のはか)と宍中(ししなか)の境目のそとにいる。わたしと似てはいないが、かわいいかわいい妹だ」
▼茶々利シズカと刃域宙宇③
「さて取引は終了だ。クシロくんもシズカくんもせいぜい死なないように」
「待った」
「なにか忘れていたか」
「宙宇、なぜおまえは巫蠱(ふこ)になった」
「巫女(ふじょ)の全員に問うつもりか。まあ、殻のおつりだ。理由は単純。世界の全てを、軽蔑したいと思うから」
▼茶々利シズカと草笠クシロ②
宙宇(ちゅうう)が去ったあと、クシロが首をひねる。
「世界の全てを? どういう意味なんでしょう」
眉間にしわを作り、だが口角をあげながらシズカが応じる。
「あいつ、俺の前で嘘をつくのが無駄と見抜きやがったな。だから抽象的な言葉でごまかしたんだろうよ」
▼茶々利シズカと草笠クシロ③
シズカたちは宙宇の指定した場所に向かう。
「ここからさらに街道を南東にたどって東に折れる。そしてしばらく直進したのちに北上ってとこか」
「最初に彼女たちの地の西端、楼塔(ろうとう)にいくのはどうです」
「……いや、ひとまずは言われたとおりにしよう」
▼茶々利シズカと草笠クシロ④
ふたりは互いの認識にずれがないか確認し合いながら街道を歩いていた。
「草笠(くがさ)は彼女たちをどこまで知ってる」
「全員の名前は分かります。巫女と蠱女が各十二名。『地名を名字にとる三姉妹が計八つ』とも説明できます。刃域だけは不詳ですが」
「上出来」
▼茶々利シズカと草笠クシロ⑤
「巫女は『思う者』であり赤泉院・桃西社・後巫雨陣・刃域の名字を冠します。
「たとえば宙宇は刃域だから巫女ですね」
「巫女を『みこ』ではなく『ふじょ』と呼ぶのもお互い徹底しよう。読みを近づけることで巫女は蠱女(こじょ)と対等な関係であると示している」
▼茶々利シズカと草笠クシロ⑥
「一方の蠱女は巫女と対をなす者。皇(すべら)と、そして」
クシロは小声に切り替える。
「御天(みあめ)も」
「冠する名字ないし地名は楼塔・宍中・之墓・城。
「城の読みは『しろ』でなく『さし』だな。『思う者』の巫女に対し、蠱女は『思われる者』として存在する」
▼茶々利シズカと草笠クシロ⑦
「仕事以外の話もしよう。草笠は小説のたとえを使って例のことを説明してたよな。趣味なのか」
「絵もですが手慰みの域です」
「言葉や絵は認識の再生産だよ。直視しづらい彼女たちを見るのに役立つ」
「自分は紙を破りましたが。あれ、結局仕事の話になってません?」
▼茶々利シズカと草笠クシロ⑧
そんな会話を交わしつつシズカとクシロは街道を進む。
馬車も利用し、翌日には第一の目標地点に達した。そこで道が分かれる。南東に延びる街道を外れ、東に向かう街道に切り替える。
見ると、その道の左手に無数の木が植わっていた。
「まるでなにかを守る森ですね」
▼茶々利シズカと草笠クシロ⑨
森は、ずっと先まで続いていた。右手の風景は歩を進めるたび変わるのに、左手の景色はどこまでいっても同じまま。
クシロは左を見ながら「木、木、木、木……」とつぶやきつつ歩く。
シズカは首を右にやって目に入ったものを言う。
「宿駅、民家、殺風景、花畑……」
▼草笠クシロ①
木を数えるのに飽きたクシロは、あくびまじりに伸びをする。
「でも木の密度も尋常じゃないですね。幹と幹のあいだなんて子どもしかとおれない幅ですよ。……おや?」
目をこすり彼は左斜め前に視線を向ける。
なにかの影が森からすっと現れて街道の石畳を踏んだのだ。
▼草笠クシロ②
クシロは小さな人影を遠目にみとめた。
(街道沿いの民家にでも住んでいる子どもかな)
当の子どもはあたりを見回したのち、クシロのほうに向かってきた。
彼の前で止まり、右手を差し出して一言。
「食べて」
その中指と人差し指のあいだには葉っぱが、はさまっていた。
▼草笠クシロ③
「どうして僕に葉っぱを」
クシロが身をかがめ質問すると、その子どもは素直に答えた。
「わたしたちのことを知りたそうな顔がみえたので」
「わたしたち」
「会う可能性も思っていました」
「思う」
「言葉の抜き方、的確ですね。お察しの通りわたしは森を抜けた先に住む者です」
▼後巫雨陣説③
「わたしは説(えつ)。巫女(ふじょ)のひとりです。
「この葉っぱは、ちょうどこの森の向こうにある後巫雨陣(ごふうじん)の地に生えている植物からもいできたもので、食べられます。贈り物と思ってください。
「我々の住む地とは似て非なる世界に生きるあなたがたへ」
(つづく)
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★IF[ありえないと思われる選択]
「茶々利シズカと刃域宙宇②」より分岐の可能性【一割五分】
三人は茶屋をあとにし、街道に沿って南東に進んだ。
しばらく歩いてシズカが言う。
「少し寄り道をしよう。宙宇、おまえに渡すたまごの殻……それを預けているところにいく。安全に食べられるよう処理を頼んであるんだ」
「素晴らしい気遣い、痛み入るな」
宙宇は嬉しそうに、手の平でシズカの肩を小気味よくたたいた。
当のシズカはクシロと宙宇を連れ、街道を外れた。
人気のない小道に入る。
小道は林に続いていた。その林のなかに小屋があった。
「ここ、にわとり小屋ですか」
クシロの言葉どおり、そこにはたくさんのにわとりがいた。
小屋の壁は金網で作られている。そこに住むにわとりたちの気性は荒いらしく、絶えず鳴き声をあげたり走り回ったりしている。
にわとり小屋は比較的大きいほうで、壁が金網でなかったら普通の民家にもみえただろう。
そんな小屋の中心に人の住む空間があるようだ。
金網ごしに見ると、「小屋のなかに小屋がある」のだと分かる。
外側の金網で囲われたところがにわとりの、内側の漆喰でおおわれた場所が人間の居住空間であるらしい。
その内側の小屋に付いていた戸がひらき、なかから精悍な体つきをした壮年の男が出て来た。
「こいつらが興奮していると思ったら、茶々利か」
シズカは謝って、彼に金を握らせた。
「頼んでいたたまごの殻を。用が済んだらすぐに去る」
「ああ、あれならちょうど処理が終わったところだよ」
壮年の男は自分の小屋にいったん戻った。ふくろを取ってきて、シズカに手渡す。
シズカは感謝の言葉を短く述べた。きびすを返し、もと来た道をふたたび踏む。
クシロと宙宇も彼に続く。
小屋から離れ、林の小道の途中に来たところでシズカが止まる。
「宙宇、たまごの殻だ。あの男の素性については詳しく話せないが、上質なものを用意してくれたことは間違いない」
「なぜここで渡す」
「ひと区切り、ついたような気がしたからな」
「結構な理由だ」
ふくろを受け取った宙宇は、かけらを取り出し、かんだ。
砂利のような音が響く。
そこに――。
宙宇のうめき声が混じった。彼女はのどを押さえ、その場にくずおれる。
声帯の奥から、「が」とも「あ」ともつかない音がしぼりだされている。
「宙宇、どうしたんです。だいじょうぶですか」
クシロは彼女に近寄り、その身をさすりつつ脈をはかった。
「おそらく殻にあたったんです。はきだしてください」
彼は宙宇を気遣いながら、シズカにも顔を向ける。
「とにかくまずはにわとり小屋に戻りましょう。さっきの人ならなにか知っているかもしれません。そのあとで医者に……」
「いや」
「シズカさん?」
「そのままでいい。俺が仕組んだ毒だから」
クシロは耳を疑った。
そしてシズカは手をたたく。一定の拍子をつけて。
すると間を置かず、林の木々のかげから男たちが現れた。
彼等はクシロと同様、シズカの部下の兵士のようだ。
合計で六人いる。全員が武装している。
「さっさと運ぶぞ」
シズカの命令に六人が動く。
動かない宙宇をかばう者は、ただひとり。
「あの、シズカさん、なんですか。説明してください」
震える声を出すクシロに、シズカは淡々と答える。
「難しいことはない。彼女たちと渡り合うには、これくらいしないと駄目なんだ。
「全てが済めば解放するし、危害も加えない。その毒にしても一時的に行動を抑制するもので危険はない」
「いや、一時的に行動を抑制する毒を摂取させた時点で、危険でしかありません」
「もっともだ」
ここでシズカは、木々の枝に切り取られた空を見上げた。
それを確認した瞬間、クシロは宙宇をかかえてその場を離れようとした。
しかし、ほかの兵たちに道をふさがれてしまう結果に終わった。
「俺がすきを見せるのを待っていたのか」
「なんで自分になにも言ってくれなかったんです」
「――それこそ難しいことはない。なにも知らない君が一緒だとだましやすいと踏んだのさ、クシロくん」
クシロは驚いた。自分のかかえていた彼女が平然と起き上がり、なにごともなかったかのように会話に割り込んできたのだから。
「まったく……毒を使ったにもかかわらず兵を十人用意するとはな」
そう言いながら立ち上がった宙宇に対し、シズカは渋面を作る。
「六人だ。草笠と俺を除いて」
「いや、四人、木のかげに伏せたままにしているだろう。用心深いことだ」
「時間を与えすぎたのか……。だが毒はまだ効いているはず。いまなら全員でかかれば、いくら刃域宙宇でも」
「シズカくん」
そのとき、宙宇はため息をついた。吐息には、最大限の軽蔑がこもっているかのような抑揚があった。
「君を入れて十一人だろう。たかが」
言い終わるやいなや、宙宇の体が宙に浮く。
彼女は、まず三人の兵の首筋を踏んで、地面に倒した。
そのまま小道を外れ、林の木のあいだに入る。
約三十秒後、木々のあいだから四人分の体が飛び出してきて、シズカの足下に転がった。
間髪入れず、宙宇がふたたび姿を見せる。それも、四人の体が飛んできたほうとは正反対の方向から。
虚を突かれた残り三人の兵もあっさりと地面に沈む。
最後に宙宇はシズカの前に無言で立った。
彼が思わずあとずさりしたところで、足をひっかけ転ばせた。
「部下たちのことは心配しないでいい。
「言葉を返させてもらうと、一時的に行動を抑制しただけだ。危険はない」
まわりで気絶している兵たちを見回し、宙宇は愉快そうに笑う。
「しかし精鋭を集めたな。それなりに時間がかかった。シズカくんは有能だよ。油断がない、ほとんど」
仰向けに空を見ながらシズカがつぶやく。
「おまえのちからを見誤ったつもりはない。だからわざわざ毒を用いた。人数もそろえた。どういうことだ。宙宇に毒は効かないのか。
「あいつが俺を裏切ったとも考えられない」
「……あいつとは、にわとり小屋の男か。わたしもそこまで手は回していない。
「それにわたしは無敵でもなんでもないと自分で思っている。毒も効くさ」
「なに?」
「つまり最初から毒付きの殻をくちにしていないということだ」
「そうか、おまえが普段持ち歩いている殻を食べたか」
「いや、それは無理だな。わたしはシズカくんの用意してくれた上質なたまごの殻を持っていなかった。すりかえようとしても殻の状態から君に見抜かれるさ」
宙宇はシズカのふところに手を突っ込み、ふくろを取り出した。
「シズカくんはふたつの選択肢を持っていた。わたしに普通のたまごの殻を渡すか、毒付きを食わせるか」
彼女はシズカの頭上でふくろを振った。中身のこすれる音がする。
「毒のない殻を渡すなら道すがらで問題ない。持ち歩いていたほうが便利だろう。いざというときにわたしを御しやすいかもしれないしな。
「毒付きの殻を持ち歩いていなかったのも分かる。さすがに人目のある街道でわたしに倒れられたら困るだろう。
「最初から持っているものを渡すとすれば、人気のないところにわたしを誘導する口実も作りにくい。
「そんなシズカくんの思惑も分かっていた。街道でわたしに肩をたたかれただろう。そのときにシズカくんのふところのふくろから殻を少し盗んだ。さすがにまるごと盗むとばれるからな。
「たとえ少量でも気付かれないよう拝借するのは不可能と思うか。いや、そんなことはない。わたしがそれくらいできると思ったからには。
「ともかく、そのとき盗った殻を毒付きの代わりに食べたというわけだ。
「わざわざ苦しんでみせたのは、君たちの真意を確認するため……というのは言うまでもないか」
シズカは両の腕で目をおおい、問う。
「俺が言葉とは裏腹に通常の殻をすでに持っていることをどうやって見抜いた」
「わたしがどれだけたまごの殻に執着していると思っている。茶屋の時点で分かっていたさ。
「それにもかかわらず別の場所に殻を取りにいくと君は言った。なにかあると思わないほうがおかしい」
「……あとひとつ聞きたい。殻を食べたあとのおまえの苦しみは本物だった。どう俺の目をあざむいた」
「誰に向かって言っている。わたしは巫女。思う者だ。自分で、苦しんでいると思い込むことも可能だ」
ここでシズカは仰向けをやめ、右半身を地面に付けるように転がった。
「俺の負けのようだ。おまえの仲間にはどうとでも報告してくれ。ただし、にわとり小屋のあいつも、そこらにのびている俺の部下たちも、当然ながら草笠クシロも、俺に利用されたにすぎない」
「……報告はする。だが悪し様には言わない。なぜなら」
シズカのふところから抜き取ったふくろを揺らしながら彼女は笑みを作る。
「普通に食べられる上質な殻も、君は約束どおり用意してくれていたから。これを持って帰りたいが、いいだろうか」
「……ああ」
宙宇はシズカに背を向ける。去り際に、毒付きの殻の入ったふくろと、紹介状を置いていった。
呆然と地面にひざをついているクシロにも彼女は声をかける。
「かばってくれたことに礼を言う。
「それとクシロくんの上司は悪意から今回のことをやったわけじゃない。
「君がシズカくんを許すかどうかは知ったことじゃないが、わたしは許している。というより、最初から問題にしていない」
そして彼等だけが小道に残された。
遠くから、たまごの殻をかむような、砂利みたいな音が、小さく、小さく、届いた。
それも長くは続かず、あたりはすぐに静かになった。
(おわり)
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