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吉田朱里ちゃんがくれた「推し活」の形

前のNMB記事でも紹介しましたが、吉田朱里さん、もはや推しの域を超えて人生の先輩というか「こういう人間になりたい」という指標みたいになってる大好きなアイドルさんです。もはや崇拝の域では?と家族に笑われるレベル。私はすごくライトなオタクをやっているので「推し」というのがおこがましい気がしてあまり「推し」とは呼べてないんですが…………笑

推しのための浪費の形について

こんなことを言うとあらゆる界隈のオタクから石を投げられる予感がしますが(めっちゃ叩かれそう)、私は昔から「お金を使ったもん勝ち」「より多くのお金を使ったオタクが偉い」という考え方に疑問を抱いています。

はっきり言って、オタクの身からしても同じCDが何十枚欲しいわけじゃないです。
封入されてる握手券や投票券やイベント参加抽選券や、そういうもののために買っているので、正直握手券のために買った複数枚のCD、これどうすっかな〜〜と未だに困ってます。友人に布教も兼ねて配るか……???
私なんかは大した数ではないですが段ボールみっちり届くレベルの方だって少なくないと思う。シリアルコード封入系だと何十枚もCDを買ってイベント参加券を手に入れてようやくチケットを当てたコンサートがコロナで中止になった方、たくさんいると思うんです。そのCDが何十枚本当に欲しかったのかと言われると、きっとそういうわけじゃない。みんな付加価値を買っているんです。

もうずっと前の話にはなりますが、AKB48がレコード大賞を取った年、「これが音楽業界の現状です」と皮肉を言われたのを未だに覚えています。こんなのはアーティストの実力じゃねーんだよ本当は認めたくないけどオタクがCD何枚も買うから売上数こうなってるし仕方なくこうするしかなかったんだよという気持ちが透けて見えて、あ〜〜バカにされてるんだなと思うと未だに悔しいし、でもアイドル業界において好きな子を応援する術はそれしかなかったんですよね。CDをたくさん買う。CDについてくる握手券を使って会いに行く。推しへの「応援」を具現化するにはそれしか方法がなかった。シリアルコードを抜かれて一度も再生されないままのCD、この世に何枚あるかわかったもんではないです。推しが出るとは限らないランダム生写真もとてもとても普段使いできないデザインの顔写真がドーンとプリントされたグッズも正直「欲しい!」と思うようなものではなくて。同じ趣味の方以外から見ると「なんでそんなことに無駄遣いするの?そんなお金があればもっと別のことに使えたんじゃないの?馬鹿じゃないの?」そう言われることです。応援したいという気持ちがバカにされて一笑に付されるのがオタクの悲しいところです。
たくさんたくさん投資した方はそのプライドがあるから、「お金を使ったほうが偉い」「貢献度が高いほうが偉い」「金を使わない奴はファンを名乗るな」とハードルを上げていく。でもファンは全員が全員何十枚もCDを詰んだり、現場に通いまくって遠征しまくれるわけではないです。住んでいるところもライフスタイルもお金の使い方も趣味に使える時間や金額もひとりひとり違っていて当たり前なのに、「浪費した金額」「入った現場の数」というわかりやすい数値が「愛の総量」と見なされていく。経済的にも時間的にも濃いオタ活をする余裕はなく、ただちょっとだけ休日にコンサートの映像を見て楽しんだり、推しのSNS投稿を見てほっこりしたり、そういうライト層がいなければジャンルは繁栄しません。濃いオタクだって初めから濃いオタ活ができるわけではなく、ライトな「好き」から始まっていくのに、肝心のライト層の居心地が悪くなって肩身が狭まっていく。48グループに限ったことではなく、あらゆるオタク界隈で起きてることだと思います。
長々とお気持ちnoteみたいになってしまった。正直さっきのは愚痴でしたすみません!!本題はここからです!!ここから楽しい話します!!

自分が欲しい物を買うと推しが潤うスタイル

吉田朱里さんを応援していて今一番新鮮で楽しいのは、私は欲しいと思った物を買う。すると吉田さんの実績となり吉田さんの懐が潤う。すると吉田さんが好きなものを買える!!という好循環が生まれていることです。

こちら吉田朱里ちゃんプロデュースのコスメブランドBIDOLです。3/26に新作発売です!!!!今まではリップしか出てなかったところをなんとアイシャドウとブラシまで新発売、しかもリップ1本1500円というやさしさ価格(デパート等で名の知れたブランドのルージュを買うとだいたい3000〜4000円が相場です。半額!!!!)。しかも実際色もかわいいし名前もかわいいし職場でもプライベートでも使えるカラーバリエーション、神では
新発売のアイシャドウについては、芸能人の吉田さんが、「会社だとこういう落ち着いた色(ベージュやブラウン)しか使えないですよね」「でも仕事が終わったあとにこのラメを足すと気分が華やいで〜」「職場ではこのキラキラはなかったけど!」とOLのことを考えて作ってくださっていた……。アイドルは別にオフィスメイクにギランギランのラメとかは駄目だなとか考えなくてもいい職業なのに。每日好きなメイクをしてもいい仕事をしているのに。神では?
言うて私は最近あまりラメの有無とか気にしなくなってきてテンション上がるのが一番っしょとか思いながら仕事にCLIOの指原シャドウ塗ってったりしてますがまあそれはそれ、これはこれです。

次!!!

こちらは吉田朱里ちゃんプロデュースアパレルブランドAmiuu wink。あみゅ着るようになってから服の系統ちょっと変わりました。ま〜〜〜たこれ商品の着用イメージ画像が推しの写真だと「えっかわいい欲しい」と軽率に欲しがってしまうわけですよね。女オタ、推しとお揃い欲しくなりがち。
私が初めてAmiuu winkで買ったのはスマホのバンカーリングでした(今も愛用してます)。YouTube動画で朱里ちゃんが使ってると言ってたので軽率にお揃いにしました。本当に小さい買い物だったんですが……

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真ん中の小さい袋が私が買ったスマホリング。なんなら普通郵便の封筒に入るくらいのサイズ感です。
なんでこんな大きい荷物が届いたんだ?と思いながら開封するとショッパーの紙袋(箔押し!!偏光ラメ!!)とカタログが同封されていました……人によっては「そんなんいいからもう少し小さい包みで送ってよwww」と思うかもしれないんですが、私はこんな小さい買い物にも紙袋とカタログを……!?とそのサービス精神にめろめろになってしまい……。しかも宅配便なんだから持ち帰り用の紙袋って正直必要ないのに、Amiuuで買い物すると必ずショッパーが一緒に入っています。それがなんか幸せなんですよね…………

今年は村瀬紗英ちゃんプロデュースのANDGEEBEEも買うぞと意気込んでいます。あみゅよりちょっと価格帯が上なんですがかっっっわいいんだこれが〜〜〜〜。着々と形成される難波の女のクローゼット。

買うか買わされるかみたいな話

結局オタ活で「消費すること」の満足度の重点って、欲しくて買うか使命感で仕方なく買うかなんだと思うんですよね。いわゆる「お気持ち表明」の中でよく見るフレーズとしては「そりゃあお金を使ったのは自分の勝手だけど推し(またはジャンル)のために私がこれまでどれだけお金を使ったか……」と浪費が無駄になったことを嘆いている人が多い気がします。低賃金の世の中で身銭切ってるんだから当たり前ですよね……

コスメやアパレルって満足感があとに残るし普段使いできるし、何より推しが精魂込めて作ったものが生活に溶け込んでいるという事実が嬉しくて、というか普通に欲しいな可愛いなと思って買い物すると何故か応援してる人の生活まで潤うという好循環が生まれているからこそ、NMB48の女オタ(特に吉田さん村瀬さんのファン)は苦しみよりも楽しさを抱えながら推し活ができてるんじゃないかな〜〜などと思ったりします。

こなれBEIGE3本目に突入しました(職場で塗るので)




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