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紐解くように

こんばんは。ひと月ぶりに、ただなんでもない日のことや、思ったことの話を書こうかなと思っています。早速ですが、このひと月の間に、カメラと携帯をあたらしくしました。携帯はこだわりがなかったゆえに、キャンペーンでお得だったわりと新しい機種にしてしまって、ちょっと失敗したなと思っています。カメラの話は改めて書きたいのですが、とにかく楽しいです。調べたり、勉強するべきことが山ほどあって、それもまた楽しいです。

ここしばらく、自分はどうしてここにいるんだろうなということを考えていました。結局その理由はわからなかったけど、それがいつか、「ここにいたいから」になったらいいなと思いました。いつだったか、何かの本で「幸せな状態とは、いつでも別れられるのに別れずにいる状態」というような文章を読んだのがずっと残っていて。その意味が、なんとなくわかった気がしました。

前みたいに、一つひとつを純粋に楽しめなくなっていることにも自分で気がついていて。いろんなことに追われながら、こなしていかなくちゃいけない毎日に、ちょっと息切れしていたんだろうなと思います。そんな感じでしたが、少し前にひとりで遠くのまちへ出かけて、人と会って話を聞いて、「はやく書きたいな」ってわくわくする気持ちを思い出しました。そのことに、とても心が満たされました。

「心をすり減らす」という言葉を、時々耳にします。使ってしまったら何かが崩れてしまう気がするので、私は使わないようにしていますが、その感覚はわかります。減り続けて、だめかもなあって思う時に、何かや誰かに救われて、また満たされて。つらい時も、いつかまた満たされるってわかっているから、なんとかその時を乗り越えられる。思えばずっと、その繰り返しでした。

減っていく間隔と、満たされる間隔、それぞれの速さのバランスがとれていたらつらくないけど、やっぱり噛み合わない期間があります。そして私の息切れの素は、その噛み合わなさにあるようです。たとえすぐに解決しなくても、自分の気持ちをこれくらい紐解けたのは、なかなかよいことではないでしょうか。

自分がどのくらい耐えられて、どれくらいつよくなれるのか、今はまだわかりません。だけどまだ、ここにいさせてもらえたらなと思っています。もう一歩先から眺めてみたいものがあるし、もっと自分の基盤をつくってみたいです。

そしてそれとはまた別のところで、もう少し自分のできることを試してみたい気持ちがあります。自分には何もないって思ってきたけど、届けてきたもの、結んできたものが、ちゃんとあることを知っています。だからどんな時も、自分のことばで気持ちを残すことをやめないで。まずは、溜めこんでいる締切りたちを一つずつ越えていこうと思います。

いつもいつもこんな調子で、ぱーっと明るくなくてごめんなさい。それでもいつも、読んでくださってありがとうございます。それだけで、とてもとても、心強いです。

紅葉のはじまりまでにやること
動画6本、原稿5本、冊子2冊、など
髪を切る、書類を準備する、レンズを探す、森へ行く日を決める

サムネイルとスリッパの写真は、斜里町にある、北のアルプ美術館で撮影しました。心から大好きな場所です。

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