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クリスマスと手紙

あと少しで、クリスマスが終わります。特別なことはしていませんが、本を一冊買いました。ムーミン谷の冬。この間、たまちゃんに教えてもらってすごくよかったから。それから、手紙を一通書きました。

最近読んだ本に、こんなことが書いてありました。

返事を期待せずに出すけれど、信頼する相手からは、いつか必ず返事がくる。そして、その中には、きっと互いにとってそのとき必要な言葉が書いてある。

「いつか」というところが、いいなと思いました。今年は、よく手紙を書いた気がします。伝えたくて、メールじゃちょっと足りなくて、そういう時に手紙を書きました。いつもクリーム色の便箋に、茶色か紺色のペンで、2枚ぶんくらい。とりとめのない手紙ばかりでした。

手紙について考えていたら、ふと思いました。今年もたくさんnoteを書いてきて、そのほとんどが日記だけれど、いつも自分や誰かに向けて書いてきました。宛先のない、手紙のようなものです。記事を読み返すって、少し前の自分からの手紙を読むようなことでもあるかなと。たまには、返事を書いてみてもいいかもしれません。

今年の終わり、今年の私へ返事を書きます。

じんわりした悲しさ、今でも覚えています。だけど、あたたかくなる頃、大事な経験に変わっています。そして同じような悲しさは、その先1年ありません。安心してね。
たくさんたくさん書いていたら、ぽつぽつと「読んだよ」って言ってくれる人と出会うことができました。ほんのり明るく。今は、遠くの光や灯りを伝えたいと思っています。
こちらは最近、特別いいことも続きませんが、大きな失敗もしていません。何か起こるのではと心配しています。心配せず、堂々としていられるようになりたいと決めました。
そのお守りが、いつでも支えてくれます。そして、いろんな気持ちやできごとを結んでいってくれます。とってもとっても、すてきなものだよ。

個人的な面だけみると、悲しいことや辛いことの多い一年でした。数えてみたら、たぶんうれしいことを少し上回るくらい。でも、周りの人たちからもらった、一つひとつのうれしさやあたたかさが広く大きく、ぜんぶを包んでくれました。だから総じて、幸せでした。

まだ終わっていませんし、今年のうちに書こうと思っている記事もいくつかあるのですが、今日この記事を書いてよかったです。置いてきぼりになっていた気持ちと、また会えたような気がします。

おやすみなさい、クリスマスの夜。また来年の冬に。

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