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ここでなら、自分が思い描くキャリアを実現できる──がむしゃらに突き進むPdMたちのいま

「とにかく、自分の手で売上をつくりたい。その一心で1年前、PdMへ転身しました」

熱いまなざしでこう話す平湯(ひらゆ)俊彦は、前業務部長。2018年から5年間、カスタマーサポートや社内の業務効率化を推進し、主にビジネスオペレーションの観点でカンムを支えました。

他方の具志堅雅は前職のスタートアップでCTO兼PdMを務めていました。半年前にカンムへ転職した理由は「PdM業務に集中して、ユーザーに価値提供していきたいから」。

それぞれのキャリアを歩んできた2人のPdMに、カンムで働く醍醐味について聞きました。

「売上をつくりたい」「できるだけ幅広い経験を積みたい」1人ひとりの希望を叶えるアサイン

──平湯さんはPdMとなって1年、具志堅さんはカンムに入社して半年が経ちました。まずは、印象に残っている担当案件から教えていただけますか。

平湯:バンドルカードボーナスタウン」ですね。特定のサービスに登録したり、買い物するなどの条件を満たすことで、バンドルカードの残高が増やせる新機能を企画。2024年11月にリリースしました。売上拡大を目指して、日々、施策の立案と実行のサイクルを回しています。

具志堅:私はまだ入社して間もないので、担当案件をすべてお話ししますと……バンドルカードと「賃貸契約の初期費用あと払いサービス」との連携による実証実験、MAツールの導入はリリース済み。オンライン上で本人確認を完結できるシステム「eKYC」などが進行中です。どれも来年、再来年まで続く長期プロジェクトです。

──すごく対照的な仕事内容ですが、アサインについて上長には希望を出しているんですか?

平湯:はい。できるだけ売上に直結するような案件にたずさわりたい、と伝えています。PdM(プロダクトマネージャー)とPM(プロジェクトマネージャー)の差は、売上を追求するかしないかだと思っているので。

PdMになってから1年。会社の成長フェーズが変わり、やるべきこと、やりたいことがどんどん出てきて、プロジェクトも急増しました。そんななか「バンドルカードボーナスタウン」にほぼ専念できたのは、意向を汲んでもらえたからだと感じます。

具志堅:私の希望は「とにかく、いろんなプロジェクトにたずさわりたい」。これまでエンジニア・PdMとして数多くの開発を手掛けてきましたが、カンムのドメイン知識やフィンテックの経験はゼロ。早くメンバーに追いつきたい、と大小さまざまな案件に取り組ませてもらっています。

ユーザーから中の人へ。「互いを補い合えるチームスピリット」だから、業界未経験でも飛び込めた

──そもそも、具志堅さんがカンムに入社した動機は何だったのですか?

具志堅:実は私、バンドルカードの長期ユーザーなんです。2016年にリリースしてから、わりとすぐに使いはじめ「本当に便利でいいサービスだなぁ」とつねづね思っていました。それが、求人に応募した大きなきっかけです。

面接に進むと、自分が理想に思っていたPdMの役割と、カンムが考える「チームの在り方」が合致していることがわかって。

──どんなところが合致していたんですか?

具志堅:PdMは「決めること、進めること」が仕事なんですが、フィンテック未経験の自分がカンムでその責務を果たせるのか、一抹の不安があったんです。

でも「1人で抱え込むのではなく、チームで足りないところを補い合いながらプロジェクトを進めるスタイル」だと面接官から聞いて、それなら自分でも務まるかもしれない、と。「チームで仕事をしたい」という気持ちも強くあり、すぐに入社を決めました。前職のスタートアップではCTOの役割も開発もすべて1人でこなしていたので、誰かと意見を交わしながら、ものづくりを進めたい欲が最高潮に達していたんですよね。

さらに面接ではカンムが上場を目指していることも知りました。1人ひとりの裁量の大きそうだし、貴重なフェーズに居合わせる人間だからこそ得られる、副次的な成長があるのではと胸が躍りました。

新たな挑戦は正直言ってしんどい。けれども、この山を乗り越えたら絶対に楽しくなる確信がある

──平湯さんは、今とは全く違うフェーズに入社されましたよね。

平湯:はい。2018年、ちょうどバンドルカードに「ポチっとチャージ」機能が追加されたころでしたね。伸びしろが大きい分、自分の力を試せると思ってカンムに加わりました。新卒で入社したのは、クレジットカード会社。約7年間在籍し、決済関連の業務をひととおり経験したほか、業務プロセスの構築も担っていたので、ある程度の自信があったんです。

さらに、代表の八巻とは、社会人1年目のときにたまたま話をする機会があって、事業の先進性や大手企業とタッグを組む行動力にものすごく感銘を受けたんですよね。こういうご縁にも背中を押されたような気がします。

──業務部長として、カスタマーサポートや社内の業務効率化をリードしたあと、PdMに転身して1年。あらためて、今、どんな感じですか?

平湯:正直言ってしんどいです(笑)。業務効率化に関するプロジェクト推進はしていたものの、開発アイテムを決めて管理していく役割は担っていなかったので、社内外の関係者にどういうコミュニケーションをするのがベストなのかは、まだ手探り状態です。とはいえ、プロジェクトの上流から下流まですべて経験してみて理解できたこともたくさんありました。業務プロセスを熟知しているからこそ「リリースのその先」まで読めるのは、間違いなく自分の強み。これからどんどん仕事が楽しくなると確信しています。

……思い返すと、カンムに入社してから、ずっとこの繰り返しでした。

──新たな役割を任され、現場で学びながら自分のものにしてきたという一連のサイクルですか?

平湯:そうです。でも長くこの場所に居続けているのは、自分の想像を超える多種多様な経験をさせてもらっているからだと思います。とにかく飽きる暇がない(笑)。必死に食らいついてきたら5年経っていた。そんなイメージです。

技術力も気遣いもある“敏腕エンジニア”から学べることは無限大

──具志堅さんがカンムに入社して、一番驚いたことは何ですか?

具志堅:とにかく敏腕エンジニアが多いですね。例えば「1言ったら10理解できる」、「インシデントがあったら、たとえ専門分野でなくとも自主的に調べて原因を突き止め、スムーズな改修を実現。社内共有も忘れない」……できない理由を探すのではなく「やるためにはどうしたらいいのか」が前提だから、スピードも速い。こうした百戦錬磨な人たちがどういう風に仕事を進めているのか、間近で見られるのはすごく貴重だし、PdMとしても学びになります。

平湯:技術力だけでなく、気遣いがある人も多いので、コミュニケーションがとてもスムーズなんですよね。テキストコミュニケーションで不快に思ったことは1度もないし、オンラインミーティングでも、相槌を打ったり、リアクションしたり。日常的に濃いコミュニケーションを積み重ねているから、重要な意思決定も速いんだと思います。

──なるほど。特に刺激を受けているメンバーはいますか?

平湯:いつも勇気をもらっているのは知久さんです。もともとはエンジニアなんですが、バンドルカード事業や業務部のトップを経て、現在は新規事業を担当しています。自ら新しい分野に飛び込み、現場で汗をかきながら奮闘している。そんな姿を見るたびに心が揺さぶられます。

知久さんに限らず、カンムは目標と向き合って泥臭くやり切る人が多いと思ってます。

具志堅:私は道川さんですね。エンジニア目線のみならず、広い目で見て、気づいたことをすぐにフィードバックしてくれるのがありがたくて。

自分は「この機能を追加すれば、ユーザーに価値がある」と思ったら、その1点だけをつき詰めてしまうタイプ。なので、ふと全体最適で見たときに、何がベストなのかがわからなくなる瞬間があるんです。そんなとき、素早く「優先度はつけたの?」とか「こういう進め方がいいんじゃない」と言いながら、私を引き戻してくれます。

道川さんに限らず、全社的に「会社やプロダクトを良くしていくためだったら、積極的に発言する」スタンスなのも、カンムのいいところですね。

これからも自分に正直に、PdMとしてのキャリアを突き進む


──最後に、これからPdMとして目指していきたいことを教えてください。

平湯:先ほどから何度も「売上をつくる人間になりたい」と言っていますが、それを突き詰めると、会社から今、そのことを求められているからなんですよね。とにかく、意味あることがやりたい。売上を伸ばせるPdMは市場価値も高いですから、目指していく価値はあると考えています。

具志堅:私は1つの機能だけでなく、プロダクトを広い目で見てマネジメントできるようになりたいですね。フィンテックに限らず、他の領域の最新トレンドも理解しながら、プロジェクトに落とし込む。そんなイメージのものづくりが実現できたらいいなと思っています。

──平湯さん、具志堅さん、本日はありがとうございました!

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