【本紹介】『手にとるように発達心理学がわかる本』-人の誕生から死までの疑問を幅広くじっくりと解説-
「頭のよさは遺伝で決まるの?」「性格は環境でつくられるもの?」「子どもの可能性を伸ばすには?」……
2009年に発売以降、14年にわたってベストセラーになっている『手にとるように発達心理学がわかる本』(著/ 小野寺敦子)。発売当初は電子書籍がまだ一般的ではなく、紙書籍のみでお楽しみいただいていました。しかし、今でも本書に向けて多くの感想をいただくこと、そして電子化のリクエストがやまないことから、このたび電子書籍化のはこびとなりました。
1)『手にとるように発達心理学がわかる本』とは?
人が生まれてから死ぬまで、その一生を終えるまでには、さまざまな過程があります。本書は、人の誕生から死までの疑問を幅広くじっくりと解説。育児中の方、心理学専攻の学生、教育関係者の方、自分を知りたい方にぴったりの1冊です。
子どもの何気ないしぐさや無意識に口ずさむ言葉、大人が驚く突拍子もない行動……そのすべてに意味があることを知ったら、きっと、今までとは違う新しい世界が開けてきます。
発達心理学という用語が登場したのは、実はそれほど昔のことではありません。以前は児童心理学という領域で子どもの心理だけがとりあげられていましたが、人生が80年以上にわたる長寿社会を迎えた今、ヒトの発達は胎児期から高齢期まで、広い視野に立って考えていく時代といえます。
本書は、これから子どもを育てていくママパパにおすすめなのはもちろん、「自分自身が親からどんな影響を受けているか知りたい」「メディアでよく見る発達障害というものを知りたい」「中年期になってこれからの人生をどう生きて行けばいいか迷っている」等、身近にある問題を発達心理学の視点から解説しているので、幅広い層の方に役に立つ1冊となっています。
2)本書の中身をチラ見せ!
・項目を一部ピックアップ
・遺伝と環境、どちらが人の発達に大きな影響を与えているのだろう?
・赤ちゃんにもさまざまな個性がある
・赤ちゃんはおしゃべりしたがっている
・感情はどのように発達していくのか
・毛布やぬいぐるみがないと寝つけない子どもがいるのはなぜ?
・知能とはどのようなもの?
・いじめはなぜ起こるのだろう?
・不登校になってしまうのはなぜ?
・「恋心とはどんなもの?」好きと愛の違いを区別できる尺度とは?
・「男らしさ」「女らしさ」はどのようにつくられていくのだろう?
・子どもがいると夫婦関係はどう変化するのだろう?
・中年期は人生の正午に位置する by ユング
・人は「喪失」とどのように付き合っていく? by ヘックハウゼン
3)読者から届いた感想
・とにかく「読みやすい」「わかりやすい」
当社に寄せられる感想メッセージや、各サイトのレビューで多く目に入るのが「わかりやすい」という言葉。イラストや図版を交えつつ、やわらかい言葉でしっかりと初心者でもわかりやすい内容になっているため、『手にとるように』というタイトル通り、誰も置いてけぼりにしません。
電子書籍は Kindle、楽天kobo、AppleBooks、honto 他、各電子ストアにて配信中です。もちろん、全国の書店様でもお取り扱いしています。
ここまで読んでいただいたあなた、ありがとうございます。
本書を通じて、人間の発達について少しでも理解を深め、あなたの生活を楽しく豊かにするヒントとしていただけますと幸いです。
ご興味を持って頂いたら、ぜひこの週末にお手にとってみてください。