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毎朝ニュースに出る「日経平均株価」って結局なに?

毎朝、ニュースで日経平均株価や為替(ドルやユーロ)が流れている。
為替は分かる。日本のお金を外国のお金に変えるときのレートだ。

しかし日経平均株価の話になると「日本経済の浮き沈みを表す数字」というぼんやりとした認識しかない。恐らくこれは私だけではない…はず!

そこで今回は調べてみて、ここら辺まで知っていればいいだろう!と思ったところまで解説します。

結論

いきなり結論から述べると日経平均株価は
「日本の経済の浮き沈みを表す数字」です。

…おい!となった人のために少し詳しくいうと
「日本の株式市場の調子を表す数字」です。
ちなみに算出しているのは日本経済新聞社です。

計算方法

日経平均株価 = 225名柄の株価合計 ÷ 除数
225名柄の株価 = 株価 × 50円 ÷ みなし額面

…すぐにでもブラウザを閉じて、スマホを投げ捨てたくなるが少しだけ我慢してほしい。

簡単に説明すると「日本を代表する225社の株価の平均額」といえます。

225名柄とは

東証一部上場企業の中から日本経済新聞社が選定した225社のことです。
ソニーやパナソニック、JRなど日本を代表する企業ばかりです。

毎年10月に見直しがされ、企業の入れ替えがおこなわれますが常に225社に保たれます。

みなし額面

株価の開始値は50円、500円、50000円と企業ごとに異なります。
開始値が違う企業が同額株価を上げても成長率は異なります。

そのため全企業の株価の開始値を50円とした場合の額に変換して計算することになりました。
この調整のために各企業それぞれに設定されたのがみなし額面です。

除数とは

株式は株式分割といって1株を半額にして2株にすることができます。するとその日から急激に株価が下がることになり、平均値にも影響が出て毎日の変動が大きくなってしまいます。

なので、昨日の数値を参考にして、いくつで割れば指標として機能するかを決めて分母(除数)としています。

この除数は2020年2月20日時点では27.760となっています。
225がなんで27.76まで落ちるのかを考えるのはやめることにしました。

まとめ

日経平均株価とは「日本の代表225社の株価平均」として覚えておけば大丈夫そうです。
興味がある人は日本経済新聞社のサイトで調べてみて、是非私に教えてください!

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