【パリイする】俺は全てを【パリイ】するは何を【パリイ】するのか？
俺は全てを【パリイ】する
冒険者ランクF
最低限のスキルしかもたないノール
その最低限のスキルだけを鍛え最強へと至る
まあなろうによくありそうな展開
普通なら主人公の最強っぷりにツッコむ人が現れる
「また俺なにかやっちゃいました？」と返す
それがテンプレという様式美
でもこの作品はツッコむ人がいない
ずっとシリアスしている
主人公は自分が強いこと、すごいことをしていることを自覚しない
ドヤァもイキリも発生しない
さわやかと言っていい英雄譚を堪能できる
周りはノールの認識を勘違いし
ノールは周りの認識と自分の実力を勘違いする
ボケ倒し続けながらもシリアスで進むストーリー
牛も【パリイ】
謝礼も【パリイ】
常識も【パリイ】
認識も【パリイ】
テンプレも【パリイ】
ツッコミも【パリイ】
それが「全て」を【パリイ】するということ
勘違いものと比較
「オーバーロード」は部下が自分を賢いと思ってることを認識している
「陰の実力者になりたくて！」は部下が自分の遊びに行く付き合ってくれていると認識している
勘違いされているという最低限の認識がある
「パリイする」はその勘違いすら【パリイ】する
勘違いしていることを認識しないから誰もツッコまない
シリアスと勘違いの同時並行しながらもコミカルなギャグ部分は視聴者だけが知りうる領域
そこがこの作品の魅力
アニメとして質がよい
映像も動きもよい
ちゃんとシリアスとして入り込める品質の高さ
とてもよく出来ている
特にオープニングやエンディングのかっこよさと言ったらたまらない
アニメ制作がこの作品の魅力をよく理解しているからこそ妥協しない品質を感じる
期待してます
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