見出し画像

中国は、医療機器も国産化へ


機械やソフトウェアの外国製品排除・国産化を進めてきた中国が、ついに医療機器も外国製排除に動いているようです。

医療機器は故障が命につながることもあって、米国製・ドイツ製・オランダ製などの伝統あるメーカーが世界の主流で、中国国内でも公開入札の医療機器ではこれら外国製メーカーが多くのシェアを持っています。

しかし、中国の技術力が医療機器分野でも世界レベルに達したという事でしょうか。
「今後は自国製品(中国製)を購入するように」と通達が一部出されたようです。

それに対して、外国企業も対応を考えます。
中国は、未だ魅力的な市場ですから。

中国国内に工場を作り「中国製です」と言う事で、中国市場に踏みとどまるビジネス戦略を立てる企業もあるようです。

日本製の医療機器も「検査」機器では世界的に頑張っています。
CT、MRI、内視鏡などです。

一方、「治療」機器では日本は欧米企業に惨敗状態で、まさにコロナのワクチン・治療薬と同様に米国製が日本の病院で多く使われています。

日本も創薬・医療機器開発で是非とも活躍してほしいと思います。
そのためには、開発する会社の能力はもちろんですが、厚労省や医薬品医療機器総合機構(PMDA)には、より迅速正しく評価する大改革が必要だと思っています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?