見出し画像

その道は何の道か

「人の道」というけれど、人間が通った道だから良いということはない。寧ろ、「人の道」ほど危ういと思った方が良い。人間は未熟。その未熟な人間が通った道は、「真の道」ではない。その道は、大概が甘い道、楽な道、弱い道、虚飾に満ちた道。一見良さそうなその煌びやかな道を、何も考えずにふらふらと跡を追い進むことほど、愚かなことはない。増してや自分が人の道を切り開くなどと考えるのは、愚の骨頂、傲慢甚だしい。人間は、未熟な状態でこの世に生を受ける。自分の足で歩けるようになる、即ち、自立のためには、それ相応の苦労が伴う。その「苦労の道」が真の道。それは、神行く霊智(みち)。己の進むべき道は、他人の通った道ではない。未熟な己の進むべき道は、苦労の道。苦しければ苦しい程、厳しければ厳しい程に上に昇る。これが実相。信ずるべきことを信じ、信じてはいけないものを信じないこと、これを“賢い”と云う。更に、その信を断行し得る者、これを“勇”と云う。勇み信じ、脇目も振らず真の道を逝け。さすれば、己の進むべき次の道が目の前に啓かれる。


そのことを肝に銘じ、煌びやかな道、楽な道、甘い道ではなく、苦行の道を選び進みます。


有難うございます。

幸せを呼ぶそよ風チャリダー/サステナビリティイノベーティブコンサルタント。「感謝感動を世界に地球に」のカングロ代表、ザッポス研究会、イノベーションサロンZ、システムD研究会、サステナ塾、セブメディ創設者