映画「こどもかいぎ」を見てみた
わたくし、もやしの自己紹介
わたくし、もやしの勤める学校は子どもがやりたいことをやる珍しい学校。
3歳から12歳の子どもが毎日通っている。
・自ら考え行動できる人間に育つ
・全ての人が認め合う社会
・大人も子ども共に学び合う
を大切に記事を書いていきます。
映画「こどもかいぎ」
https://www.umareru.jp/kodomokaigi/
内容について書いてあります。ネタバレ注意!
記憶を辿って書いているので間違いがあります。悪しからず。
とても興味深い内容でした。子ども達が「対話」をテーマに自分の意見を相手に伝えることを重視した教育。
園の特徴①
「ピーステーブル」という椅子とテーブルが置かれた空間に、なにか揉め事があると当事者同士が座り、子ども同士話をする。そこに大人はほとんど関わらない。
映画のワンシーン抜粋
ピーステーブルで女の子同士が喧嘩している。
Aちゃん「何で私が入ると抜けるの!?」(ごっこ遊び中かな?)
Bちゃん「だってAちゃんは話聞いてくれないんだもん」
言い合う2人
Aちゃん「もういい!」←場を離れる。
少ししてAちゃんが戻ってくる。
Aちゃん「やっぱり仲直りしよう。ごめんね」
Bちゃん「ごめんね」
その後Aちゃんはいなくなり、Bちゃんは椅子に座ってモヤモヤした気持ちを抱えている様子。
園の特徴②
5〜6人の子ども達が円になって座り、色々なテーマについて話し合う。
「どうして生まれたの?」
「雨ってどうして降るの?」
「死ぬってどういうこと?」
先生から投げかけられた質問に子ども達が答えていく。
子ども達の答えからまた違うテーマに発展していく。
子どもの独創的な考えを素直に表現する様は、見ていてとてもおかしく、
思わず微笑んで見てしまいました。
教育現場にいるからこその疑問
映画「こどもかいぎ」を見ての最初の正直な感想は
「そんなことやりたいけど、できないよ!」だった。
映画だけでは、子ども達が座って話しを聞き合う展開がほとんどだった。
話を聞かない子や動きまわる子なども少しは出てきたが、それにどう関わり、子供達はどのように変化していったのかは分からなかった。
子どもが素直で独創的で、自分たちで話し合いを進める力を持っていることは知っている。
そこではなくて、子どもの成長に関わる人の表も裏も見たかった。
(短い映画なので仕方のないことだと思うが)
家に帰って、HPを見てモヤモヤが落ち着いた。
家に帰って、「こどもかいぎ」のホームページがあることに気づき、見てみる。
「こどもかいぎ」の様々な詳細が書かれていた。
「こどもかいぎトリセツ」「こどもかいぎ、あるある」「やってはいけない10ヶ条」など
私が知りたかった現実的なことが書かれていた。
そして、根本的な条件。
それは、参加したい子どもだけで「こどもかいぎ」を開催しているということ。
この事実を知って私のモヤモヤは落ち着いた。
なぜなら
「こどもかいぎ」はやりたくない子どもも参加しているのかと勘違いしていたからだ。
そして、映画に出ている「こどもかいぎ」を見て
自分ができていないことを突きつけられた感じが、あったからだと思う。
自分のふりかえりまで書いてしまいました。
総括すると、HPも含めて面白い映画です。
ぜひ見てみてください。
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