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イギリスの大学で100%成功するためのアカデミック・エッセイの完全レッスン

はじまりました。カネショーです。

TOEIC330点の普通の日本人が、2018年9月からイギリスのロンドン大学院で留学チャレンジをして早1年が経ちました。

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今回のNoteでは、これから海外の大学に進学を考えているあなたにとっておきの内容をご用意致しました。

「イギリスの大学やその後の海外就職で役立つ、アカデミック・エッセイの完全攻略方法」について皆さんに共有します。


これから海外の大学や語学学校に進学したいと思っている方にとって、英文のライティングスキルを伸ばす事は避けては通れない壁です。


❓「今まで日本で手をつけていなかったエッセイの練習をしたいが、あまり長文を書いたことがなくどのような文章構成で書けば良いのか、どのように文章を展開すればいいか全く分からない。

❓「留学を考えているのですが、海外の大学ではエッセイの課題が多くて大変と聞いた。実際はどうなのか留学経験者の実体験を覗いてみたい」


と思っているかもしれません。


実際問題、海外の大学ではエッセイ課題の重要性は高いです。

大学によっては多いとことでは毎週エッセイを提出するカリキュラムを組んでいるところもあります。

私が通っているバークベック・カレッジ(ロンドン大学院)も筆記試験の代わりに2000~3000字のエッセイを提出しなければなりません。

これは私の経験の範囲の話しですが、IELTSや英検のライティングをこなしただけで海外の大学でエッセイやレポートを書いていくと必ず壁にぶち当たります。

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事実、私は2018年9月からロンドン大学院でカリキュラムを開始しましたが、一学期のエッセイ課題2つと筆記試験1科目で不合格の点数(50点以下)しか取れませんでした。

まさか1学期の課題が全て白紙になるとはその時は思っておらず、その後取り乱しながら現地のアカデミック・ライティング専門のクラスを受講した経験があります。

その時に感じたのが、海外のエッセイライティングでは英検ともIELTSとも違う専用の対策や予習が必要不可欠であるということです。

その時にアカデミック・ライティングの専門講師に教えてもらった秘訣を元に地獄の2学期を経験しました。

2学期の終わりの4月上旬までに合計4つのエッセイ(2つは再提出分)と卒論の設計図(3000文字)を書き切りましたが、大学院生活ではこの時期が一番しんどかったです。

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現地のチューターやネイティブの友人に頼りもがいた結果、4つのエッセイと卒論の設計図全てで合格点を得ることができました。


このように、私のように帰国子女ではないただの普通の日本人が海外大学留学に挑戦した場合、かなりの確率でエッセイやレポートに苦労すると思います。


今回私がロンドン大学から持ち帰って取得したアカデミック・ライティングのベーシック攻略法を今の内に学んでいただければ、普通の日本人留学生よりも一歩も二歩も先に進むと事なり、本番の留学でも大きな失敗をする危険もなくなるのです。


⭕海外の大学で身につけるべきエッセイライテイングの基礎(構成、質問への答え方、アイディアの伝え方、フォーマルな言い回しなど)がこのNoteだけで身に付くので、留学に行く前から高度なレベルのライティング力をGET

⭕アカデミックライテイングを習得することによって、客観的な論理的思考力、意見をロジカル展開する力が身につき、海外で生活する自信がつく

⭕留学だけでなくその後のあなたの夢である海外就職や海外移住で優位に立てるライティング力やプレゼン力が身につき、あなたのグローバル人生の後押しとなる。

といった素晴らしい結果を保証します。


認識していない人が多いですが、こういったアカデミックライティングスキルやエッセイで培ったデータ分析スキルは、仕事でも大いに役立ちます。

あなたの主張を論理的に正しい順序で相手にわかりやすく伝える能力は、文面だけではなく、コニュニケーションでも大きく関係します。


これとは逆に、これから留学に行くあなたが現地の大学で必須となるエッセイライティングの予習を放置したままでいると、、、


❌ 英検やIELTSなどのライティングスキルしかないまま留学を始めることとなるので、弱点が丸裸のままカリキュラムをこなす事となりエッセイ課題が高確率で失敗する


①質問に答えていないエッセイ

②論理性を無視した主観的なエッセイ

③出題されたトピックの定義を解説しただけのエッセイ

しか書けない状態から抜け出せない


❌上記のクオリティのエッセイを提出することによって、単位が取れずあなたの留学が失敗で終わってしまう。(卒論までたどり着くことさえできない)

という致命的な状態が続くどころか、あなたの今後のグローバル人生においてマイナスの影響しかありません。


例えばこんな研究結果があります。アリゾナ州立大学 の学生を対象に行われた研究によると、、

学生の長文を書く能力が著しく低下していたようです。これは同校の学生のエッセイの平均スコアが年々低下している傾向から明らかになりました。

この原因を調査した結果、昨今のスマートフォンの普及によって文字数の少ないメールによるコミュニケーションやSNS上での写真によるやりとりが多くなったことが原因の1つでありました。

つまり、普段から長文を読んで自分なりの考えや調べた内容をうまくまとめる力が低下したため起こった現象であると結論づけました。

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アリゾナ州立大学は、科学・工学・芸術・数学の分野で評判が高い大学で有名です。

これらの分野は特に分析能力や表現能力である執筆能力がキャリアを大きく左右する分野であるので、アリゾナ州立大学は抜本的な改革に乗り出しました。

普段のカリキュラムに加え、アカデミックライティングに特化したクラスを導入し、学生が各々調べてまとめた内容を対面で議論する場を積極的に設けたそうです。

その結果、多くの学生の執筆力やコニュニケーション能力が改善に向かったそうです。


不遜な言い方ですが、私がこのNoteでレクチャーしたいのはまさにアリゾナ州立大学が改善したかった事と一緒なのです。


イギリスの大学(院)では、課題や試験を2回目で合格しないとその後はありません。

2回目で無事に合格点を貰えればそれでもいいですが、私のように課題の再提出分のエッセイと新しい課題の締切に追われ、時間的にも精神的にも苦しめられます。

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あなたにはなるべく1回で海外大学の課題をこなし、快適で楽しい留学生活を送っていただきたいので、海外大学エッセイ攻略法に関するNoteの執筆を決意しました。


それでは参りましょう。Let's get started !!


そもそもアカデミックエッセイとは?

多くの方にとって、英語のアカデミックエッセイは見慣れないものであります。

<エッセイの趣旨>

エッセイとは、簡単に言うと

「書き手の見解やアイディアを表現するもの」です。


大学の高等機関の場合、ある特定のトピックに対するあなたの主張やアイディアを表現する必要があります。専門用語や理論を丸暗記するだけではだめなのです。

その際に、トピックに対して様々な角度から分析をし、評論したりあなたの意見を客観的に述べていきます。

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海外の大学で勉強する場合、エッセイだけではなくレポートの執筆をする機会もあります。


一方でレポートとは、物事に対する事象や結果を事実に基づいて書いていく趣旨のものです。


ということで、あなたのデータに基づいた見解やアイディアが求められるエッセイとは大きく異なります。


エッセイの採点者があなたのエッセイを評価する4つの基準


海外の大学で一番大変で神経を使うのが、"エッセイなどの提出物がちゃんと合格基準の点数を取れるかどうか"です。


日本人留学生は海外の大学に合格する前に英検、TOEFL、IELTSなどでライティングをある程度は練習しています。ですので、エッセイライティングのための構造や表現(接続詞など)は既に詳しい人が多いです。


ですが、英語の資格試験レベルのライティングで満足していると去年の私のように海外の高等教育機関のアカデミックエッセイで思ったような結果が出ずに留学生活で苦しみます。


それは、現地の大学で課題のエッセイで評価されるポイントに沿ってエッセイを書いていかないことが原因であると私自身の経験で分かりました。

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学部にもよりますが、エッセイで大事なのは専攻科目の内容の理解(丸暗記)よりも、その知識をどうエッセイでロジカルに意見として表現していくかになります。


確かに専攻科目の知識をしっかり覚えなければ筆記試験で合格点を超えることは難しいですが、少なくとエッセイでは専攻科目の知識を暗記することに意味はありません。


それらの知識は、授業で扱う教材や論文で調べればすぐに見つけることです。

重要なのはそれらを活かしてエッセイでどの様に論点のネタとして組み合わせて行くかが点数を左右するのです。

それらをうまく組み合わせてエッセイを構築するためには、採点者が見る下記の4つの評価基準に着目して課題のエッセイを攻略していってください


<評価基準1>質問文にしっかり答えているか

1つめは、学生が与えられた質問にしっかり答えたエッセイを書けているかです。

私もそうでしたが、いくら英語の使い方がうまくていい内容のエッセイを書けていても、問われている質問に答えていない学生が多いです。

1つめのこちらの基準の評価が下がると、致命的な減点をくらうので注意しましょう。(というより、合格点"Pass Mark"に到達しない)

与えられた質問に的確に答えるためには、質問文をしっかり分析するテクニックが必要です。そちらのテクニックについては本Note後半でしっかり解説するのでご心配は無用です。


<評価基準2>論文の引用が十分にされているか

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採点者はエッセイの書き手に対して、幅広いソースを使って意見を展開しているかに目を見張らせています。

ソースとなる論文が少なくてワンパターンであると

「証拠が不十分=書き手の主張に論理性がない」とみなされます。

2000~3000字のエッセイの場合、最低でも20冊の論文からあなたの主張をバックアップする引用文や研究結果を引用してください。

20冊と聞くと大変に聞こえますが、論文を1冊1冊丁寧読んでいく必要はありあません。

研究結果、結論、考察だけを効率よく読んでいけば、あなたの主張をバックアップする研究結果が必ず見つかります。


<評価基準3>ロジカルや主張と分析力

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客観的な分析力や、的確な主張をアピールできているかを採点者は見ます。

(ここで言う主張とは、納得できるソースに基づいた質問に沿った主張のことです。)


<評価基準4>エッセイの構成と表現力

エッセイの書き手は、エッセイのプレゼン力(表現力)にも注意を払う必要があります。

これは難しい言い回しをするという意味ではなく、主張やアイディアをいかに読み手にわかりやすくロジカルな構成で組み立てて行くかが勝負どころとなります。

これを達成するために、明確な導入文、本文のロジカルな流れ、結論のまとめ方を事前にしっかり学ばなくてはなりません。

スペルミスをなくし適切な文法で書いていくと評価もアップします。

ロジカルなエッセイ構成方法も本Noteで徹底的に解説しますのでお楽しみに!


これで完璧!エッセイ作成の王道6ステップ


さて、ここからは実際にアカデミックエッセイを作成する王道6ステップについて1つ1つ解説します。


<ステップ1:時間配分を考える>

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最初のステップは、時間配分です。あなたが実際に留学した時に感じる事は、イギリスの大学のスケジュールのタイトさです。

1つの学期で、少なくとも2~4のエッセイ課題を提出しなくてはなりません。

エッセイ以外にも期末試験の予習時間も確保しなければなりません

従って、1つのエッセイに費やすことができる時間はかなり短いです。

私もそうでしたが、留学生はタイトなスケジュール下で必ずパニックを起こします。

よって、各エッセイの締め切りをメモし、逆算する形で1つ1つのエッセイをなるべく早く書き上げる事をおすすめします。


やみくもに書くのではなく、時間配分を設定し

・書き上げる前の論文読み込み(情報収集)期間

・書き上げ期間

・確認と書き直し期間

の3ステージに分けてそれぞれの期間をざっくり定めましょう。


<例>

〜エッセイ課題の内容について告知された10月時点で、一学期末の12月末までに2つのエッセイと1つの期末試験があると確定した場合〜

・10月までにすること→エッセイAとエッセイBの情報収集

・11月までにすること→まとめた情報をもとにアイディアや主張点を生み出す(早ければエッセイAを書き始める)

・12月→期末試験の予習+エッセイB書き上げ

・期末試験が終わってからエッセイの締切日まで→エッセイA最終調整+エッセイB書き上げ&見直し


これはあくまで一例ですが、くれぐれも12月に一気に全ての課題と試験勉強を始めるのは避けましょう。


大学側も生徒が課題に追われる事がわかっていますので、エッセイ課題の内容については早めに告知してくれます。(学期末の50~60日前)


エッセイ課題の内容がわかったら、なるべく先生に

・質問の意味(何を書くことが求められるか?)

・エッセイの構成のルール(文字数、パラグラフ構成、フォントサイズなど)

を確認し、ネイティブの友人と一緒になるべく早く取り掛かりましょう。


<ステップ2:エッセイの質問を分析する>

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次のステップは、エッセイの質問文の分析です。

これを行わずに情報収集を行う学生が多いですが、必ず情報収集の前に質問文の適切な理解をしてください。

質問の意図を読み間違えて情報収集をしてしまうと、途中から軌道修正をしてかなりの時間ロスになるからです。

イギリスの大学のエッセイの質問例は後ほど解説しますが、その前に下記のエッセイ質問文で出てくる紛らわしいワードについてそれぞれが意味する内容を確認していきましょう。


<重要:アカデミックエッセイ頻出ワード>

Comment on: トピックの主な問題について書く:講義のスライドや資料に基づいてあなたの意見を述べる(*ソースがない単なるあなたの意見を述べないこと)

Compare: 2つ以上のトピック(質問で指定されていない場合もあり)を比較する:類似点があればその関連性やそれによる影響などを解説

Contrast: 特定のトピックに対する相反する主張を洗い出し、その違いを説明する。高得点を狙う場合、どちらの主張が優位かを述べる

Criticize / (Critically) Evaluate: (*頻出ワード)トピックに対する賛成面と反対面をそれぞれ比較検討する。それぞれの主張の強みを調べて解説する。

導入と結論で、あなたがどちらの面が優位かを明記する(その時の根拠や基準も明確に)[上のContrastとほぼ同じ意味]

Examine: (*頻出ワード)トピックを詳細まで調査する:調査する際に批評的なアプローチを取るといった意味では(critically) evaluate に似ています。トピックの事実や問題点を洗い出し、幅広い引用からそれを主張すれば詳細まで調査した事になります(ただし、トピックから外れすぎないこと)

Discuss: (*頻出ワード)トピックについて議論する:最も情報収集能力や分析力が試されるタイプ。トピックについての論点や主張を深いところまで探し出し、それに対する十分な根拠を述べる(反対意見も十分に調べる)

Demonstrate: ソースやデータを使ってトピックの真偽や存在を示す:あなたがどのようにトピックに対してデータを使って妥当性があるかを説明するプロセスが重視されます。

Describe / Elaborate: トピックの特徴に関する考察を客観的な視点で述べる:トピックの定義はいりません。トピックの定義から考えられるその特性にフォーカスしていきましょう。

Justify: あなたの見解や主張をデータを元に"正当化"する:「正当化する」という程ですので、説得力のある形で根拠を提示して見解の正しさを証明したほうがベター。あなたと正反対の意見に留意して、その意見に対するあなたの見解の優位性を証明してあげると高得点が期待できます。

Relate: 2つ以上の事柄の類似点や関連性を探る

State: トピックの核となる問題などだけを述べる。(シンプルなリストで説明してあげると分かりやすい)

Summarise: 主張の要点だけまとめる(詳細や具体例は書かない)。結論で書くことが多い

Illustrate: 具体例や証拠を用いて事柄を明確にする。

Define: トピックの定義を解説

Account for / Explain: 理由を述べる:なぜその現象が起こるかの理由を説明する

Analyse: 詳細まで分析:トピックのコアな特徴などを特定するand chief features.

Classify: あるトピックについて同じカテゴリーに分けて説明する


<これで留学生活も安心!質問文を細部まで分析するテクニック>

ここまでは質問文で出てくる単語の意味について詳しく解説しましたが、ここからは実際に質問文を分析するテクニックを紹介します。

ここで大切な事は、質問文の重要な単語に印を付けて一個一個の意味を確認することです。これによってあなたがエッセイで何を書くことが期待されているのかを探ることができます。

では、下記のエッセイの質問文の例を御覧ください。

例題①:Evaluate the impact of the Internet on practices for recruitment and selection employed by firms.

訳:インターネットが企業の採用と選考の方法に与えた影響を評価せよ

直訳してみたので一見した所何を聞いているのかわかりにくいですが、単語を1つ1つ分析していけば対処できます。


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イギリスの大学で100%成功するためのアカデミック・エッセイの完全レッスン

カネショー🇬🇧現役ロンドン大学院生

3,450円

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海外に住んだことない+就職失敗派遣社員➡️独学でロンドン大学院合格/卒論採点待ち📙海外大学に合格/海外移住するまでのノウハウやIELTS5点から7点にする方法を発信/イギリスのリアルな生活事情なども発信してます📽
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