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「モノを売る」「コトを売る」「ヒトを売る」

こんばんは!カネ十農園のフジタクです!
昨年まで出ていなかった秋の花粉症を発症し、鼻と喉がとんでもない状態になってきました。笑

さてさて今日は前回の話にも通ずるところですが、「モノを売る」に関するお話です。

よりいいモノなのか、よりいい人なのか

ポジティブ

最近おもしろい情報を見つけたんですが、
ナイキやイケアなどは大手小売業者は「買うこと(buying)」から「新しい状態になること(being)」へシフトするという実験を行っているみたいです。
※結構前の話かもしれないので悪しからず笑

ニューヨークにあるナイキの店舗は
ワークショップやデジタル・エクスペリエンス、ギャラリー、共同制作スペースなどがメインとなっていて、従来の販売するストア部分は少ないそう。

そして、そこでお客様対応をするのは、セールスマンではなくブランド・アンバサダーとのこと。

ブランドアンバサダーというのは一言でいえば、「ブランドの顔」となる人物のことです。
ブランドと長期契約を結び、さまざまなイベントやキャンペーンを通してブランドの魅力を伝え続けていくのがブランドアンバサダーの仕事です。

インフルエンサーに近いって言えばわかりやすいかもしれませんね!

迷宮のような巨大な店舗で有名なイケアはコペンハーゲンに小さなデザインスタジオをオープンしました。

デザイナーが自分のドリーム・ホームを実現してくれる場所となっていて、新しい家具は家に直接届けられ、環境への負荷にも配慮した仕組みになっています。

これを見つけた時率直に行ってみたいと思いました。
おもしろそうですよね。

何かを売るのではなく、人々がより賢明に、健康に、そして感動するために何ができるだろう。
というところがめちゃくちゃ考えられてますよね。

リモコンを委ねる

スマホ

でもこういう既成のシステムをわざわざ避けるのは、もう一部の人だけではないですよね。

日本でも意識の高い消費者、便利さを求める善良な人たち、もしくは長いこと「ありえない」と主張していた活動家と呼ばれる人たちなんかは特にそうです。

インターネットにみんなが期待する選択肢(それが錯覚だったとしても)や、ボタンを一度クリックするだけで検索できるということが、関わる人に力を与えたことになります。

もし、企業ブランドとして消費者の言葉でもって商売ができなければ、つまり商品について話すよりも選択肢について多く話さないなら、消費者は扉をすみやかに閉ざしてしまいます。

自分の果樹園も今後どれだけ購入してくださるみなさんに選択肢を与えられるか。そこに焦点を当てていかないと取り残されてしまう気がします。
ちょっとこれ調べた時に焦りました笑

この話で言うと
2018年にネスレは大阪にオリジナルのキットカットを作れる店をオープンしました。
チャーリーとチョコレート工場のように、6つのチョコーレートベースが用意されていて、9種類以上のトッピングが選べる。液体窒素によって自分だけのチョコレートが完成するのを見ることができる。とのこと

こんなことをやってるんですね。全然知らなかったなぁ。笑

「人がいるところ」ではなく「その人たちが誰であるか」に目を向ける

お話し

ここまでの話を見ても
今後は人がいるところにリーチするだけではなく、その人たちが誰であるかをリーチする必要も非常にあるということがわかりますよね。

物質的な豊かさが十分な水準に達している社会がある今、人々の内面の豊さに注目していくべきなのかもしれません。

内面の豊かさっていうと幸福感、コミュニティとの繋がり、ストレスの少なさ、充実した生活などが当てはまりますね。

物質主義はもはや勝てないのかもしれません。

新しいもの買う喜びは一瞬の幸福感を運ぶかもしれませんが、自分自身の生活とバランスの取れた生活、生涯に関わる価値の提供は今後のキーワードになりそうですね。

珍しく難しい話をしました。
調べてアウトプットは疲れますね笑

ではでは。

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