将来の夢

僕には将来の夢があります。

それは、子どもと海を繋ぐ仕事です。

なぜなら、現代の子どもたちは外遊びをする時間や自然と触れ合う体験が少ないからです。

僕は大学3年のとき、海のプログラムと出会いました。国頭に5日間ぐらい泊まり込みで、ジュニアライフガードのプログラムに参加し、最終日には自分たちでプログラム内容を選定し、実施するというものでした。

あの頃、20歳だった自分の中に稲妻が走ったことを鮮明に覚えています。

子どもと海のプログラムというよりも、沖縄の海の魅力や海を通じて解放されていく自分自身の身体や心、素直さを取り戻したような感覚に感動し、翌年も受講することを決めました。

この時感じた衝撃ともっと深く海と携わりたいという好奇心から積極的に行動し、大学の海のプログラムやジュニアライフガードプログラム、波照間小中学校の水泳教室、エデュケなどなど色んなものに参加しまくりました。

海や山に子どもを連れて行く唯一無二の放課後等デイサービスにも勤めたり、、、。


とにかく海をはじめ、自然には不思議な力がある。

ワクワクするのも、ドキドキするのも、自分と向き合うことができるのも、音や色、匂いや味、肌触りなど五感を刺激するのも、命を感じられるのも、仲間との助け合いが自然に起こるのも、自然や誰かに敬意を払うことの大切さも、身体の動きや心地よさを感じられるのも

人工物ではなく自然が与える影響がとても強いなぁと。

言葉ではうまく言い表せないが、連れて行くとすぐにわかる。

子どもの、大人の、ひとりひとりの表情や振る舞いが違うから。

ひとりひとりの目が輝いて、ひとりひとりが生き生きと生きている感じがする。


谷川俊太郎の詩で表すと、

いま 生きているということ って感じ。


まぁ、自分にとっては、というところではあるし、それが当てはまらない人もいるだろうけど。

でも、願わくば沖縄の子どもたちが家庭の収入に関わらず、海に日常的に向かえるような環境を作りたい。

できるだけ心と身体に素直に向き合える人に。

そして、子どもが大きくなったらその子どもと一緒に海に行けるように。

自分自身と周りの人の命に気を配れるように。

学校と海を繋ぎたい。地元密着型の自然教室もしくはジュニアライフガードプログラムを立ち上げたい。増やしたい。


モデルはいっぱいあるし、頼れる人もたくさんいるし、道を先に切り拓いてきた人もたくさんいる。

あとは自分がやるかどうか。

勉強とトレーニングと行動。

将来の夢を叶えられるように頑張りたいです。

って小学生の作文のような文章を書いてしまった。。。






「しゃしゃり出ろ 身の程知っても
はしゃぎ出せデタラメ
井の其処に引きずり落とすような 井の中の蛙であれ」

ロック番狂わせ/マキシマム ザ ホルモン 



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