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122_レッツ カルタ(働く犬)

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 かなり以前(平成24年度)、3年生の国語の教科書に「はたらく犬:盲導犬」をテーマ説明文説明文教材がありました。その時、学級の子どもたちと作ったオリジナルのカルタ(紙バージョン)です。

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 当時の学級通信「わくわくハート」(平成24年度3年生)から、そのときの記事を見つけました。

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当時は、カルタで遊ぶことよりも、調べること・作ること自体が目的でした。10年以上の時を経て、スクラッチで蘇ります

カルタを作るためには、読み札の文を練り上げることが肝になります。

読みやすく、短く、わかりやすく・・・子どもたちのリアルな語彙を組み合わせて作り上げる活動はプログラミングと通じるものがあります。

カルタを自分で作るという学習活動は、あまり一般的ではないと思いますが、僕の学級ではすんなりと子どもたちに入っていきました。

それはきっと、それまでに何度も、カルタ(百人一首や僕が作った学習カルタ)で楽しく遊んできたことと、3行日記や俳句、川柳づくりを日常的に行ってきたことが下地にあったからだと思います。

10年以上の時を経て、なかなかいい教育実践だったと思います。

★働く犬に関する情報は、おもに図書館にあった図鑑と、インターネットから子どもたちが自分で見つけ出したものです。その情報をもとに、読み札の原文を作り、それを 読みやすく、短く、わかりやすく 練り上げていきました。 

これって、調べ学習に必要な、情報収集・活用能力、読解力、要約力、表現力(力というよう語感センスかな?)を総合的に高めていることになっていませんか。

「働く犬カルタ」そのものは、あくまでも当時の学級内でのみ使用したものですが、教育実践の一例としてnoteとスクラッチ共有サイトにのみ限定的に公開します。取り札の写真や絵は、複数の図鑑、WEBサイトから取り込んだものに、編集(トリミングやサイズダウン)を加えました。そういった作業は、僕が行い、子どもたちは、読み札作りのみに集中しました。

今回は、子どもたちが、テーマについての調べ学習、オリジナルカルタつくりをするという教育実践を紹介しましたが、教師自身がオリジナルカルタを創作し、子どもたちと楽しみ、学習効果に結びつけることも GOOD な取組だと思います。

カネッチの学舎では、「レッツ カルタ」シリーズで、多種多様なカルタ(スクラッチWEB教材アプリ)を紹介してきました。これからも増殖するかも知れません。ぜひ一度ご覧ください。


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