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誕生日は母と妹へ

夜中1:44分にこの世に生を授かり、今日で31年目を迎えることができました。
いくつ歳を重ねても、一年のうちで一番大切にしている瞬間はやっぱり誕生日の1:44。

暑い暑い日に、5キロの一卵性双生児の出産は母にはとても苦しかったと思う。
わたしの自力が足りなくて上手く出てこれなかった。お腹の中で上体が仰け反り更にはヘソの尾が首に巻きつき帝王切開を余儀なくされた。

当時海外出張が多かった父は不在、署名が必要だから祖父に代筆を頼み、心配した親族が30人見守る中の出産だったそうです。

無事に産まれた代わりに、母のお腹には深い傷を残してしまった。
今わたしは当時の母と同世代だけど、それは女としてとても辛いものだったろうなと毎年胸が痛みます。

だけど、母子ともに死なずにすんだのは本当に感謝すべきこと。
だから誕生日は、まず第一にお母さん、そして一緒に出て来れた妹に、ありがとう。
そしてお父さんありがとう。おばあちゃんおじいちゃん、旦那さん、周りの全ての人に感謝です。

辛いとか苦しいとか我慢という痛みは、子供が生まれた瞬間に「愛」という言葉に収まる。

母という存在は、まだわたしがたどり着けない境地。

物を贈るより、これからの自身の活動で、周りの人たちに恩返しがしたいです。
自分と周りのたくさんの人が喜ぶことを、これからもやっていきたいです!