先に相手を勝たせられる人になる　売れてる人と売れてない人の大きな違いNo.542

昨日も朝からZoomセミナーに２本参加し、その後打ち合わせ２件、夜にもZoomセミナーと激しく動いています。

また、コワーキングスペースディライトでも新規の個室の契約も頂き、仕事が順調に広がってきました。夏至を境目に以前より動きが激しくなってきているのを感じています。

最近お会いする皆さんそろって、「自分は運が良い」と言われる方ばかりで、そんな方に囲まれている自分も運が良いと感じています。

「引き寄せの法則」とも言われますが、自分が必要だと思っているとそういった方が集まってきますし、「類は友を呼ぶ」と言われる通り、運の良い人のまわりには同じような運の良い方が集まってきます。

大切なのはまず「自分は運が良い」と思う事です。そう思っていると口に出せるようになりますし、口に出していると結果も必ずついてきて、知らないうちに運が良くなってきます。

また、最近出会う方に共通するもう一つのポイントは「相手を先に勝たせる」という意識を持っている方たちばかりです。

言葉の表現は色々ありますが、
・相手が先
・価値提供
・相手のために
・先義後利

こういった考えを皆さん持たれています。
逆に言えば「相手のために」という意識のある方は運が良いとも言えます。

ビジネスのケースでもほとんどの方が先にもらう事を考えていますが、基本は相手に先に価値を受け取ってもらう事です。お金でなくても情報やアドバイスなど、自分が提供できるものを先に提供していれば、売り上げや結果として現れます。

例えば皆さんの会社にも営業の電話がかかってくることありませんか？私にも最近また増えてきたのがweb系の営業なのですが、

AさんBさんがいたらどちらの話が聞きたいですか？

Aさん（こちらのビジネスの内容を聞く前に）「○○システムのAです。弊社はwebを使った集客サービスを提供していて、御社に必要なお客様を必ず集めてきます。基本サービスでは○○があり、オプションで○○も出来ます。・・・・以下略」

としばらく自分の会社の説明を話し切った後「御社ではどのような集客をされていますか？」
私（先に聞けよ！）

Bさん「井上様、先日御社のHPを拝見してブログを拝見したのですが、素晴らしい内容ですね。あのブログから集客は現在出来ていますか？」「またあのブログの内容にあった○○をコンテンツに出来るならご興味ありますか」
私（お、こいつに任せたら色々やってくれるかも）

もうこの時点でAさんは下調べを一切せず適当に電話をしてきているのがわかります。逆にBさんは私が何をしているかを調べたうえで、自分の会社で提供できるサービスがあるかを考え連絡されています。

しかもブログも何日分か読まれているので、私が必要としている事もある程度わかって連絡されていました。

私が使うかどうかは別にして、私に対して時間を使おうという意識がある時点でこちらの対応も全く変わってきます。

少なくとも営業であればお会いする前に、相手が必要としているものを想定して話すべきですし、ご挨拶だとしても何か提供できるよう細心の情報だけでも渡せるようにしていれば次につながります。

結果Aさんのようなタイプはいつまでたっても仕事が取れず、Bさんは仕事がどんどん増えていきます。ちょっとだけ相手のためにという思いがあれば結果は大きく変わりますよね。

でも実は、私もずっとAさんのパターンだったんです。自分の話したい事を話すまでは相手の話を聞くことが出来ず、とにかく沈黙したら負けだと思って話し続けていました。

相手の事を調べもせず、こちらの話ばかりして「なんでわかってくれないんだろう」と相手のせいにしていました。少しでも相手のためにという思いがあればこんなことにはならないのですが、気が付いていませんでした。

逆に今は、そんな事に気が付きだすと周りの方のそんな態度が気になってしょうがないんですけどね。

皆さんも自分が相手に対してどのような態度かを一度見て見てはいかがでしょうか。誰しも自分がやられて嫌だと思う事はしてほしくないと思います。

今日の一言
先義後利で行動する
まず相手にメリットがあるようにしていれば必ず結果はついてくる