2023 J2 第4節「大宮アルディージャvsジュビロ磐田」超主観的見どころ
ジュビロ磐田にとって、アウェイ大宮アルディージャ戦は劇的なシーンが多いんですよね。
ちょっと振り返ってみます。
■ 2020年8月12日 J2リーグ 第11節
前半43分 大山 啓輔選手の超ロングシュートが決まり大宮先制。
後半15分 伊藤洋輝が反撃のスーパーゴラッソで同点。
後半36分 小川大貴が痛恨のオウンゴール。
後半45分 ルリーニャがレッドカード
後半45分+5分 ルキアンが意地の同点ゴール。
伊藤ちゃんのゴラッソや、試合終了間際のルキアンの意地の同点ヘッドは今見ても痺れます。
更に見て欲しいのは試合終了間際で大森晃太郎がルキアンに向けて落ち着いてふわりと上げた絶妙なクロス!
シーソーゲームでしたが勝ち点0を土壇場で1にした印象深い試合です。
■ 2021年10月30日 J2リーグ 第36節
J2優勝に向けて勝ち進んでいたジュビロでしたが、鈴木政一監督が体調不良で入院。服部年宏ヘッドコーチが代行指揮するというジュビロにとって緊急事態となった時期でした。
また、この年得点源だったルキアンが累積警告でこの試合は出場停止となり、ファビアンゴンザレスが1トップを務めました。
1-1でドローも覚悟した後半45+7分、山本義道が自陣からの大きなロングフィードしたボールを山田大記が劇的な勝ち越しゴール!
当時DAZNで観ていた私はあまりの劇的な展開に自宅で大絶叫したことを今でも覚えています。絶対に近所迷惑だったと思います。申し訳ないです。
2023年3月11日、あの山田大記の劇的ゴールを決めた試合から約1年半。
再びNACK5スタジアム大宮で戦うジュビロ磐田。
ここからは超主観的な見どころを。
元サックスブルー戦士との戦い
大宮にはかつてサックスブルーのユニフォームを着て戦った選手が4人います。
並々ならぬ思いで挑んでくると思います。
特に袴田裕太郎、志村滉はジュビロ退団後初めての古巣対戦となります。
エルゴラッソの取材では、中野誠也と袴田裕太郎はゴールへ燃えています。
恩返しゴールは御免です。絶対にクリーンシートで勝ちましょう。
松原后と袴田裕太郎のマッチアップ
松原后と袴田裕太郎の共通点。
お互い1996年生まれの同期であり、ジュビロ磐田ジュニアユースと浜松開誠館高校で共にしのぎを削っていた間柄。
トップチームで共に戦うことはありませんでしたが、昨年までは袴田裕太郎もサックスブルーのユニフォームを着ていました。
静岡新聞運動部の取材では、松原后も袴田裕太郎との戦いを心待ちにしていることを語っています。
一方の袴田裕太郎もジュビロ戦を前に松原后を意識した発言をしています。
現ジュビロ磐田:松原后
元ジュビロ磐田:袴田裕太郎
という立場で火花を散らすところが非常に楽しみです。
山田大記の復帰なるか?
第2節アウェイ山口戦で負傷交代し、第3節山形戦はベンチ外となった山田大記。
その後の負傷の経過は不明ですが、今季キャプテンとしてJ1復帰のために力を発揮すべき時に、開幕間もなく負傷離脱したことは非常に悔しい思いだと思います。
一方で、前節山形戦で山田大記の替わりに出場した金子翔太が非常に良いパフォーマンスを見せたので、山田大記と言えど即スタメン復帰は難しいかもしれません。
ポジション争いはし烈です。
ルヴァンカップ出場組の逆襲
ルヴァンカップ第1節の横浜F・マリノス戦では控えメンバーが素晴らしい戦いを見せ、J1王者相手に敗戦したもののオウンゴール1点のみに抑えました。
伊藤槙人が前節山形戦で負傷退場したため、大宮戦は中川創、鈴木海音、山本義道がスタメンに入る可能性があります。
同じくルヴァンカップで活躍した藤川虎太朗のベンチ入りも期待されます。
前節は難敵モンテディオ山形に三年振りの勝利をおさめ、ルヴァンカップでではJ1王者の横浜F・マリノスに対し敗戦したものの、ジュビロの控えメンバーは全く臆することなく、素晴らしい戦いを見せました。
次節大宮戦は、このいい流れを切らないためにもぜひとも勝って連勝に繋げましょう。
これまでの積み上げに対し、更に自信を持つためにも非常に重要な一戦になります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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