見出し画像

「超ムーの世界」への招待 3

 「超ムーの世界」は、月刊「ムー」とコラボしたオカルト番組です。2014年6月7日から8月17日まで、エンタメ~テレで全6回放送されました。
 前回は、第2回を紹介しました。今回は、第3回を紹介します。出演者は、島田秀平(MC)、三上丈晴(「ムー」編集長)、並木伸一郎(オカルト研究家)、キック(サイキック芸人)の4人に、角由紀子(「Tocana」編集長)が加わり5人になりました。

第3回の構成

第3回の構成 カッコ内は話題提供者
① 富士山 幻の超古代文明!(三上)
  宮下文書によると、富士山の麓にはかつて超古代王朝があった・・・
② 芸人会のジンクス(島田)
  若手芸人が欲しがる長財布とは・・・キングの椅子とは・・・
③ あなたはエスパー? 敏感者判定(キック)
  15個の質問に答えて、自分がエスパー敏感者かを知る・・・
④ 巨大獣人! オランダラム(並木)
  マレーシアの巨大な獣人の足跡が、1キロほど続いていて・・・
⑤ 今回の手相 幸運の予兆(島田)
  ソロモンの輪、イケイケ線、スターとは・・・
⑥ リビアの壁画のヘルメット宇宙人!(角)
  古代の壁画に描かれた宇宙服を着た人は、宇宙人か・・・
⑦ ナインゴッズ! 超能力者の指導霊(三上)
  超能力者には皆、その後ろに見えない何かがついている・・・
⑧ 王子稲荷神社(島田)
  御石様を持って、願いごとが叶うか分かる・・・
⑨ ゼロ戦とUFO(並木)
  第二次大戦中に現れた小型のUFOは、何のために来訪したのか・・・

今回の圧巻

 ①の宮下文書の話から目が離せません。それは、神社の宮司である宮下家が保存している文書です。富士五湖や伊豆半島の形成についての記述が、歴史的に正しいようです。富士古代王朝伝説が、徐福伝説と絡み、地下帝国の話にまで繋がります。宮下文書は真実を語っているのでしょうか。
 ⑥の古代のリビアやアルジェリアの壁画の話は、宇宙人の絵が糸口となって、宇宙人談議になります。宇宙人を食べる人がいるというのは本当か? また、月には宇宙人がいるのか? などなど、さまざまな宇宙人ネタが披露されます。今後の宇宙人話のプロローグ的な話でした。一方、⑨はUFOのさまざまなネタが披露されます。UFO話のプロローグ的な話でした。
 ⑦の背後霊や守護霊の話もまた面白いです。ユリ・ゲラーについているのは、とても意外な存在で、驚きました。また、臨死体験によって、見えないはずのものが見えるようになる理由も考察されていて、私は大いに知的好奇心をくすぐられました。
 ところで、最初にツタヤに行ったとき、私は「超ムーの世界」のDVDを見つけられませんでした。店員に案内してもらって、それが「お笑い」コーナーにあったことに憤慨しました。
 私は、「超ムー」のシリーズをすべて「教養・ドキュメンタリー」に分類するべきだと思いますが、みなさん、いかがでしょうか。


いいなと思ったら応援しよう!