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コロナがもたらしたコト

こんにちは。LiVE FOREVER ( the ringo )代表の Kanazawa です。

社内への僕のマインド共有と自身が振り返れる記録を残していこうと思い note デビューしました 笑

2〜3月頃にコロナウイルスが世界中に広がり、日本国内でも自粛生活やリモートワークが日常化してから6ヶ月が経過しました。正直、僕にとってはあっという間の時間でした。運営している飲食店が西麻布と丸の内ビルと東急プラザ渋谷(7月末閉店)にあるのですが、緊急事態宣言が発令されて、4,5月と商業施設自体が休館となり、西麻布店以外は営業停止になりました。スタッフの大半に休職してもらい、僕自身は金融機関や主要取引先、社労士や税理士との打ち合わせや社内調整に追われて、コロナ以前よりも忙しくなりました。

そして、6月になっても売上は前年比60〜70%減となり、Uberやテイクアウトに注力するも過当競争の中で厳しい経営状態が続きました。飲食店の利益率はいいとこ10%ですから、既にビジネスとしては成立していません。そんな中でも、社員のみんなは、近隣への自社配達やオンラインストアー向けの商品開発、ポスティングなど会社の存続や雇用を維持するために、今できることを、日々行ってきてくれました。ちなみにこちら ↓ 開設した online store です。是非ご利用ください。

https://www.shop-the-ringo.jp

一方では、有り難いことに、飲食店を出店する方や、新規ビジネスを立ち上げる方から様々なご相談をいただく機会があったりと、コロナ以前よりも案件は入ってきています。しかし、既存店がこのままでは経営はいずれ立ち行かなくなります。

ただ、最近よく考えるのですが、僕は元々、飲食業界の「 客数 × 客単価 」のビジネスモデルを壊して「 飲食店の在り方 」を変革し、店舗をフィルターに様々な業界とイノベーションを起こすと決意して取り組んできました。例えば、弊社が東急プラザ渋谷で運営していた GRAND SESSION ではカチリさんが開発した PLAT FORMというモバイルオーダーシステムを導入して、セルフサービスとフルサービスの中間を体験できる仕組みを構築するなど、ある意味、コロナ渦においては最適なサービスを提供していたといえます。そう考えれば、この大きなパラダイムシフトをチャンスと捉えて、あらゆる角度から行動を起こすきっかけになることが実はすごく多くあるのだと思います。

飲食業界は新型コロナが終息しても元の状態には戻らないと言われています。そうした中で生き残っていくには「 サービスへの満足度は維持しながらコストを下げる方法 」「 お店に来てもらわないでもレストランの品質を感じてもらえる商品のブラッシュアップと認知度UP 」そして何より 「 常連のお客様との関係性をより強化する 」ことが大切だと考えています。

この窮地を乗り越えられた先に、必ず、日本の外食産業が大きな成長を遂げている未来があるはずです。

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