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蜷川実花と働く〜物を作ることは労働だ〜


「物を作っていくことは労働だ。稽古場はファクトリーだ」

これは蜷川幸雄さんが稽古場の見学会でお客さんに伝えた言葉です。

芸能、芸術の世界って華やかに見えるかもしれませんが、ちっちゃな町工場と同じでみんなでコツコツと製品(作品)を作っている、表に出ている俳優、完成された作品の後ろにはたくさんのスタッフの労働がある、というお話です。

今日発表された映画『ホリック xxxHOLiC』は10年掛けてコツコツつくってきました。
途中本当にいろいろなことがありました。

蜷川実花、その活動は表に出てるものは華やかに見えるかもしれません。

蜷川実花に限らずinstagramだけみてると俳優もアーティストも日々楽ちんで楽しそうに見えると思います。

まあ大変なところをわざわざ出さないんですよね。

蜷川組(オンライコミュニティ)では時々弱音や普段の苦労や裏側をだしていますし、
映画の現場見学にいらした方は、どれだけ地味な作業をしているか目の当たりにしたと思います。

映画は丸1日撮影して実際スクリーンに映し出させる作品になるのはほんの数分といったところでしょう。

写真集数十ページになるためには数万枚の写真を撮っています。

良く聞く言葉だとおもいますが、ほんとに近道ないんですよ笑

時間は有限、とにかく費やした時間がなんとか無駄にならないように、脳がちぎれるぐらい色々考えて行動することで、近道にはならないけど道に迷わない、回り道を避ける、ぐらいは到達できます。

コツコツ1日1日を考えながら積み重ねる、ということは尊いことだと本当に思います。

その積み重ねたものがやがてなにかの資産になるんだと思います

その資産はお金ということだけではなくて、なにか窮地に立たされた時、自分で自分の背中を押せるような精神的な資産、窮地を助けてくれる仲間だったりすると思います。

もしこのnoteを読んでいるあなたが日々のことが大変で疲れているとしたたら、蜷川実花も日々コツコツと労働しつづけてて本当に大変ですし、蜷川幸雄さんも本当に大変な日々だったので意外と一緒ですよ、と伝えたくて書いてみました。

映画『ホリック xxxHOLiC』公式サイト:xxxholic-movie.asmik-ace.co.jp
Twitter:@xxxHOLiC_movie   Instagram: @holic_movie.official

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