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新型コロナより心配なこと

新型コロナの影響力

ご存知のように、政府の要請で3月2日から小中高が休校になっている状況です。
また、テレビや新聞などのマスメディアについても終日新型コロナウイルスの報道を行っています。
それだけ影響力があって皆さんの話題はそればかりです。
私は医療の専門家ではないし、政治や行政に責任を持つものではないので、特に意見を言える立場ではありません。
(ちなみに、私、「刑務所コメンテーター」なので、その関係のコメントなら有料でお受けします。)
ただ、一市民として最近の状況を見ていると、ちょっと心配していることがあるのです。

自殺者数は減少している

厚生労働省は1月17日、警察庁の統計に基づく2019年の自殺者数(速報値)が、1万9959人だったと発表した。前年の確定値より881人(約4.2%)減り、1978年の統計開始以来、速報値で初めて2万人を割り込んだ。減少は10年連続。

という記事がありましたが、昨年の7月の自殺白書で示された、若者の自殺率が過去最高という傾向は変わってないと思うのです。

子どもは大人を見ている

新型コロナの騒動は、単なる疫学的な現象ではなく、私たち社会の負の側面を炙り出しているような様相になってきました。
能天気な私でもこのところ、先が見通せない不安があります。社会全体も雰囲気が変わってきています。
そんな中、子どもたちは家庭にいます。
不平不満、憤り、怒りや愚痴、悪口や不機嫌さ、自分良ければという身勝手さ等々
普段では到底見せられないような大人の姿を、子どもに見せている人たちもいるのではないでしょうか。

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自殺者の増加は必然ですが

今の状況から見れば、(そうならないで欲しいですが)経済が停滞するのは必然のように思います。
私は、日本経済の立ち直りで減少した自殺者数も、増加に転じる可能性が高いと予測しています。
その中で、子どもに対して特段の注意を払って欲しいとお願いしたいのです。

いろいろな問題があって、解決することも難しいのだけれども、そうであっても、世界は美しい輝きを放ち、人々は善良で、命は尊く、だからこそ人は生きる価値がある。

そういったことをちゃんと伝えるのが大人の責任だと思うのです。
親子で過ごす時間が長くなるこの時期に、ぜひともお願いしたいのです。




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