#VR
2020年のVTuber業界はどう変わったか(後編:それぞれのVTuberたちの動向)
どうも、思惟かねです。
過ぎ去った2020年を振り返りながら、2021年のVTuberの未来を見通す今回の記事。前回の2020年分析(前編):3つのトレンドとデータから見える変化では、
①COVID-19が狂わせた企業勢の「3年目」
②「ステイホーム」がVTuberの世界を広げた
③海外のVTuber視聴者数が爆発的に増加
という3つのポイントから2020年の大局を分析しました。
この後編
バーチャルYouTuber研究6: バーチャルYouTuber調査③アバターと複合現実
調査結果の3回目はアバターについてです。中の人と使うアバターの外見的性別の関係は?。アバターを使う理由は?。そして仮想世界の中でアバターを使うバーチャルYouTuberの生きる世界について考察します。
1.アバターと中の人回答者が創作して動かすアバターの外見的特長は次のようなものでした。
図1アバターの外見的特長
女性と男性がそれぞれ4割強で、動物や架空の創造物
バーチャルYouTuber研究7: キズナアイさんにみる仮想世界の拡大
調査研究を紹介している途中ですが、今回は箸休めで「キズナアイ」さんにみる仮想世界の拡大について、支援企業が考えるプランを私自身が取材した結果を中心に紹介してみます。
1. バーチャルタレントの活動領域 2019年夏、キズナアイさんの分裂騒動が話題になっていた時期に、当時彼女が所属していたマネジメント会社、Activ8株式会社の執行役員に取材して、所属する学会で報告していただいた内容です。1年半
バーチャル建国で自由な姿に!存在の自己決定権確立-独立個人共同体構想
現実世界で手続きをするとき、自分の肉体や社会的属性について「ああ、私はこんな人間だったんだなぁ…」と悲しみながら記入した経験はありませんか?少なくとも違和感を覚えた人はいるかもしれません。それは、現実世界の国や制度が、個人の意思とは無関係に肉体に準拠して定められているからなのです。
国や制度が、肉体に準拠して定められている以上、存在の自己決定権は個人の手から離れて、外部に握られています。存在
バーチャルキャラクター進化論(V0.12 前編)
こんにちは。最近YouTubeのASMR就眠配信を聴きすぎて「配信が終了する空気」を睡眠中でも察知できるようになってしまい、結果終わり際に目が覚めるようになってしまった者です。
これは何のnote?20' 11/7(土)に
Anything and Everything LT Meetup #2 @cluster
https://cluster.mu/e/c0960e20-3e0c-4fec-a
「バーチャルな存在」が在り続けるためのコストを現実的に考えてみる
この半年、私はVTuberの考察をきっかけとして、「バーチャルな存在」という人間の在り方についてnoteを書き続けてきました。
そして「こう在りたいという自分の理想の姿」を自らの手でデザインできるバーチャル世界は、今まで私たちが望みえなかったほどの自由度で「なりたい自分になり、望むままのことを成し、充足感を得ていくこと」、すなわち自己実現を可能にしてくれるだろう、と考えるに至りました。
そうした
自由なバーチャル世界でこそ「自分の意志」が大事な理由:あなたはどんな「バーチャルな存在」ですか?
前回、私の自己紹介の記事では私のこっ恥ずかしい自己紹介を長々と聞いていただきました。
この私の独白は、はたして皆さまの目にはどう写ったでしょうか。
現実の自分と同根であるはずの「バーチャルな自分」という虚像について、やや夢想的な自己定義を並べ立てた私は、正直皆さんの目には奇異に見えたかもしれません。
けれども、私はここで声を大にして言いたいのです。
既に1万人を数えるVTuberを始めとして、
バーチャルの世界を1つにまとめ上げたいという話【8bit.VRStudio】
ヒトの皆さん、御機嫌よう。
バーチャルゲームマスターの夢オチです。
私が所属している「8bit.VRStudio」とは何をするチームなのかを説明するために、まずは、私がバーチャルで何を成したいのかという決意表明を聞いてほしい。
序章「すべてのはじまり」事の起こりは2017年に遡る。
キズナアイ、電脳少女シロ、ミライアカリetc…VirtualYouTuberという概念がネットの世界に誕生した。
「生きていく」ことの大変さとVR世界という止まり木:今日も一日生き延びてエラい!
先日の全3回に渡った連載「全てがVになる」。
今回の記事は、いうなればそのあとがき、あるいは付録のような文章です。
VTuberが「自分のなりたい姿としてふるまえる」仮想人格となりうると指摘した上で、それが当たり前に受け入れられる土壌となるVR技術の社会への浸透と、価値観によるコミュニティの分散化という未来図を提示しました。
そして後編にて「一つの矛盾しない存在であらねばならない」という現実世界
キズナアイの分裂は、本当の意味で涼宮ハルヒの次に来る『神話』かもしれない。|今日の「ヤバい!VR」#7
こんばんは。
ARの会社を設立した大学院生(@iwhododo)です。
VRは注目の高い領域だけに、日々大量のニュースを目にします。
そこで毎日1つだけVRに関連したトピックを取り上げてお届けしています。
※ちなみに選定基準は100%の独断と偏見に基づきます。
今日のトピックは「元・キズナアイのお披露目配信が決定」です。
この記事のまとめキズナアイの別人格2名が独立したVTuberとして活動開
バーシャルYouTuberとVRで語学学習
今日は日本語教師ネタです。
先日私の生徒さんが、「バーチャルYouTuberキズナアイちゃん」にハマってる、という話をしてくれました。そして、「日本語を勉強するのにもいいですよ」と教えてくれたんです。
お恥ずかしい話ですが、「バーチャルYouTuber」ってなんやねん?というレベルの私でした。
そこで、バーチャルYouTuberとともに、世界中で大人気のキズナアイちゃんについて、実際にビデオ
全てがVになる:バーチャルが生み出す「新しい自分」の可能性が輝く未来(後編)
この連載、「全てがVになる」もいよいよ今回で最終回となります。
前編、中編を読んでいただいた方、ここまでお付き合い頂きありがとうございます。
この後編を初めて目にした方、今回は前編・中編での内容を踏まえた内容にはなりますが、そこでお話した内容についても折に触れて改めて紹介していくので、どうか構えずに後編だけでも読んで頂ければ嬉しいです。
改めて紹介すると、前編「私たち全てがVTuberになる日