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霊獣 解説

はじめに
霊獣とは何か?
基本カード
スキル紹介
霊獣の形(アグロ、罠型)
展開パターン
確率
霊獣の強い点
霊獣の弱い点
最後に

はじめに

こんにちは。そらつんです。

今日は、前から要望がかなり多かった、霊獣の初心者〜中級者向けの霊獣とはどのようなデッキなのか、どのような展開をするのかの解説をしていきたいと思います。

本当は出す予定はなかったのですが、英訳するから是非記事を書いてほしい!って外人からの要望もあり、「それならいっちょやりますか!」的なノリで書きます。

霊獣が出て早1年は経ちましたし、かなり遅い解説かもしれませんが、この1年で学んだこと、それとこの1年でいろいろなスキルの研究結果もありますので、それについてお話もしたいと思います。

1からの説明になりますので、すでに霊獣の動きを知ってるって方はぼくが書いてる違う記事を見てください。

霊獣とは何か?

霊獣とは、除外ゾーンを利用して、リソースを溜めて【精霊騎獣カンナホーク】を使用してサーチ、【精霊獣ペトルフィン】を使用して除去を繰り返し【精霊獣】モンスターと【霊獣使い】モンスターで融合召喚して、ワンキルや【精霊獣使いウィンダ】を使用しての耐久が出来るデッキです。

霊獣は基本的に【精霊獣】【霊獣使い】という、2種類のモンスターがいて、それを駆使して戦います。

ワンキルや耐久が出来るの?!じゃあ強いじゃん!ってなると思いますが、みんなが使わない理由はたくさんありますが、大きな原因は「展開が難しい」「展開パターンが豊富」「リソース管理が難しい」
など、いろいろあります。

特に展開パターンが豊富な分各対面、キャラによって展開パターンは全て変わりますし、サーチするカードも違います。

そのため練習量、研究量が顕著に出るデッキなため、使いこなすのが難しい!!って方がほとんどだと思いますがこの記事を見て、自分が使う分でも、対面の勉強のためにも参考にしてください。

では、基本的に霊獣に必要なカードを説明していきます。

霊獣は全ての【精霊獣】と【霊獣使い】は特殊召喚が一回づつしか出来ない制約があります。
それを忘れないようにしてください

基本カード

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このデッキの核になるカード。精霊獣使いと記載されてるため、どの霊獣カードとも融合召喚できます。
このカード1枚の耐久性が高く、【サイバー】【HERO】などのワンキル性が高いテーマに対して、【ウィンダ】破壊から【精霊騎獣ペトルフィン】を特殊召喚をすることによって、ワンキルを防ぐことができます。

太もも好きにはたまりませんね

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このデッキのパワーカードです。このカードは召喚権を増やすことが可能なため、【精霊獣】と【霊獣使い】で融合召喚をすぐに行うことが出来る。
つまり先行でも、後攻でも、すぐに展開することが出来ます。
特に先行展開の強さからリミット2に指定されてます。

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3枚目の【霊獣使い】ですね。
墓地蘇生なので、中盤以降で1枚から盤面を捲ることが出来ます。
他にも、エクシーズ後の展開にも人肌脱いでもらえます。
3枚目の【霊獣使い】なので、【精霊騎獣カンナホーク】からの3回目のサーチが可能です。
あと、可愛い

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このデッキのメインエンジンです。
このカードが展開に絡まないと、勝つことは難しい時が多いです。
霊獣の展開に必要な除外ゾーンを増やしてくれます

これがないと中盤以降で息切れします

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このデッキの除去を1枚でになってくれる頼れるイルカ
バウンス除去なので、ほぼ確実に相手のモンスター、魔法、罠を手札に戻してワンキルすることができます。
守備も地味に2000あるので破壊されることが少ないです。
2100ラインなら【サイバー】のワンキル防げるので少し惜しいですね


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リソース回復と打点補助を補えるライオン。
こいつを上手く使うことによって永遠にリソース管理ができます。
使い方を間違えるとこいつを回収する手段が無く、リソースが無くなってしまうので大事に使いましょう!


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こいつ1枚で先行長老、カンナホークor長老、ラムペンタから最強ムーブが作れます。
上振れ値を上げるために必要な1枚ですね

デッキ圧縮も出来るので、ラムペンタを使ってデッキを圧縮。欲しい不純物を引く確率をあげることが可能です

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ワンキル補助、サクリファイスエスケープ、相手の【ブラックローズ】等の破壊の時にチェーンで発動することによって、【精霊騎獣ペトルフィン】から破壊を免れたり、色々な役割があるカードです。
事故要因でもありますが、抜くことが出来ない大事なカードです。


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ワンキル補助、リソース回復、先行長老、カンナ時に使うカードです。
2:1交換なので、アドバンテージを損失してますが、霊獣はアドバンテージを取るデッキなので、そんなに気になりません。


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パワーカードです。生還と違って罠ですが、1枚からアドバンテージを稼いだり、ウィンダ×2を出すとかなりの耐久性を誇ります。
それに、エクシーズを行い盤面が空いた時にこのカードを発動すると展開もできる便利カードです。
霊獣は罠が少ないデッキなので、アグロ型か罠型かで使用率が変わります。

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このデッキの最高打点のアタッカーです
2600と少し低いですが、攻撃時にカードの効果を受けないため、【クリボール】【分断の壁】等が効きません。
【精霊獣アペライオ】で打点を上げても、攻撃力は上がらないので注意が必要です

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かなり大事なエンジンになるカードです。
こいつは、霊獣カードをなんでもサーチしてくれるので、霊獣というデッキの選択肢を増やしてる原因でもありますね。
サーチを間違えたり、特殊召喚制限を忘れるとすぐ負けてしまうテーマなので、注意が必要です。

エクストラデッキに【精霊騎獣カンナホーク】がなくなる事態に陥らないようにしましょう。
サーチが無くなってしまうと動けなくなります

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使用頻度は少ないですが、役に立つ場面が多いカードです。
破壊関係には無類の強さを誇ります
このカードのおかげで、【デスペラード】【サイバー】に対する抑止力にもなるので、1枚は必ず必要です、

スキル紹介

デスティニードロー

【紅蓮の指名者】【クリボール】などを使用して、ライフを2000以下にして長老、カンナホーク、ウィンダ等をサーチします。
安定感もあり、戦いやすいデッキです。

墓所封印

【深淵の宣告者】【コズミックサイクロン】などを使用して、ライフ差を1000以上広げて、相手の墓地蘇生、墓地除外を防ぐことができるスキルです。

【不知火】【クリストロン】など、墓地を活用するデッキが多い時はこのスキルが強いです。

宇宙の法則

ライフが1000減る事にデッキのサイキック族をドローできるスキルです

【深淵の宣告者】【コズミックサイクロン】等でライフを調整して長老、ウィンダをドローしてこようってスキルです

このスキルを使うのであれば、デスティニードローでいいと思うのでオススメしません。

バランス

罠をバランス良く入れれるスキルですね
ただ、2枚初動の多い霊獣において、動けない手札が増えるので、それを許容できるのであればいいと思います。

闇のゲーム

スキルが下方修正を受けましたが、【シャークドレイクバイス】でワンショットキルが可能になったので、強いと思います。

罠をたくさん使用出来るので、罠が好きな人にはオススメです

あーばよ!

あーばよは、【精霊獣ペトルフィン】の効果を複数回使えたり、戦略に幅が出るスキルです。

他にも、

1 イルカ三回使用(ウィッチ戦において最重要)
2 アペ三回使用(コキュートスラインを超えれる)
3 カンナ生還のみで初動になる。(初動4%増加、カンナNSウィンダ除外あーばよカンナ手札、カンナ除外生還発動)
4 先行長老カンナorペンギンなどした場合(展開ルートは割愛)、最後レラをサーチしてアペライオを戻すとラバゴケアと手札コストの確保ができる。次のターン、因果切断などで捨てたアペもしくはカンナをレラで拾う選択肢が生まれる。
5 ロンギヌスケア。長老カンナからロンギヌスを打たせて長老を回収。あーばよ以外だとロンギヌスを打たせるように動かないといけないのでその手間がはぶける
6 ウィンダからレラを出してレラ回収から擬似長老スタートができる
7 カナディア回収(重要)
《例》
〇カナディア2枚でカナディア蘇生させて回収。3枚目として機能させる。
〇因果切断でカナディア捨ててカナディアそのまま蘇生。カナディア回収でセットで因果切断のコストをケア
〇奇襲をサーチしてカナディアとセットすると能動的にカナディアを蘇生してすぐに回収できる。

ある程度慣れてから使用するとより強さを実感できます!

もっと詳しく、あーばよについて知りたい方は、あーばよ霊獣のnoteも書いてるので是非見てください

霊獣の型

アグロ型
罠を薄くして、ワンキル性能を高くした構築を指します。

罠が少ない分相手の攻めを上手に受けきらないと負けやすいので注意が必要です
【例】

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罠型

罠型は【霊獣の相伴】など、ランキルに必要な札を減らして防御面に特化した形のことを言います。
ロングゲームを狙ってじっくり攻め勝つタイプのデッキですね

【例】

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基本的展開パターン

■長老+カンナホーク
①長老とカンナホークを召喚。

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②カンナホークの効果起動、ラムペンタを除外。

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③長老とカンナホークで融合カンナへ騎乗。

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④融合カンナの効果を起動し、カンナホークを墓地に落としつつフィールドへラムペンタと長老を特殊召喚。ウィンダをサーチ。

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⑤ラムペンタの効果を起動し、EXデッキの融合アペライオを除外して
デッキからアペライオを墓地に落とします。

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⑥長老とラムペンタで融合カンナに騎乗。

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⑦融合カンナの効果で融合アペライオとラムペンタを除外ゾーンから墓地に送り、誓還をサーチ。

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⑧誓還でウィンダを手札から除外ゾーンに送り、墓地のアペライオを蘇生。

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⑨アペライオの効果起動。④の過程で墓地に落としていたカンナホークを除外ゾーンに釣り上げます。
こうすることで除外ゾーンにまだ特殊召喚していない霊獣使いと精霊獣モンスターのペアが作られ、フィールドに残っていた融合カンナが分離出来るようになります。

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⑩分離してカンナホークとウィンダを特殊召喚。

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⑪カンナホークの効果でデッキからウィンダを除外ゾーンに送ります。

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⑫ウィンダとカンナホークで融合カンナに騎乗。
※守備で出しましょう

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⑬融合カンナの効果起動、カンナホークと長老を墓地に送り、任意のカードをサーチ。
ここではカンナホークが最初の手札で二枚あったと仮定して長老を取ってきます。

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これで盤面完成です。


■長老+ラムペンタ
①長老とラムペンタを召喚

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②ラムペンタの効果起動。融合カンナを除外し、デッキからカンナホークを墓地に送ります

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③長老とラムペンタで融合カンナへ騎乗

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④融合カンナ効果起動。除外ゾーンの融合カンナを墓地に送りながら分離。ウィンダをサーチします

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⑤ラムペンタの効果を起動。EXから融合アペライオを除外し、デッキからアペライオを墓地に送ります

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⑥長老とラムペンタで融合カンナに騎乗

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⑦融合カンナの効果起動。融合アペライオとラムペンタを落として誓還サーチ

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⑧誓還でウィンダを除外ゾーンに送りつつ、墓地のアペライオを蘇生。

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⑨アペライオの効果で墓地のカンナホークを除外。
除外ゾーンにまだ特殊召喚されていない霊獣使いと精霊獣のペアが出来上がります。

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⑩融合カンナを分離。ウィンダとカンナホークを特殊召喚

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⑪カンナホークの効果でデッキからウィンダを除外

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⑫ウィンダとカンナホークで融合カンナ騎乗
※守備で出しましょう

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⑬融合カンナの効果起動、カンナホークと長老を墓地に送り、任意のカードをサーチ。
ここではカンナホークが最初の手札で二枚あったと仮定して長老を取ってきます。

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これで盤面完成です。

最初の手札と比較すると実質1枚の消費でフィールドにモンスターが2体並び、その内一体はパンプアッパー、一体はリクルーター2体へエスケープ可能と中々壊れた盤面になります。

※展開画像は、限界神威うらこさんから拝借。

初動

霊獣の初動の確率になります。

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Eの確率だけ、あーばよ込の確率になるので注意お願いします。

このグラフを見るとわかるのですが、初動は70%となっています。

逆に言うと30%は事故って負ける可能性が高くなっており、安定感が悪いテーマともなってます。

そのため、罠を多く入れたいって人と、30%を割り切ってアグロタイプに別れるわけですね。

事故との付き合い方が求められますね。

霊獣の強い点

それは、圧倒的対応能力です

デッキテーマ内で、【サーチ】【除去】【耐久】【ワンキル】が可能にしており、選択肢も非常に多いです。

デッキ内の不純物を少し帰るだけで、対応出来るテーマも変わります。

僕が霊獣を好んで使う大きな理由です

霊獣の弱点

主に、フリーチェーンの除去がきついです。
2枚で動くテーマにおいて、初動のカンナホークなどに、【弩級部隊】【死者への供物】などの除去をくらうと、動けなくなります。

他にも、サイド制の大会などでは、メタカード。
除外を封じる【カオスハンター】
風属性の特殊召喚を封じる【猛毒の風】などがあるので、大会などでは、勝ちにくいテーマでもあります。

最後に

僕は霊獣を使いだし、大会でも15回の優勝、KCは金1、銀3個を獲得してくれたデッキなので、使いこなせると、ものすごく強いと思うので、皆さん是非使ってみてください。

霊獣に負けてしまうって方にもこの記事を読んでもらって、対策などの参考になれば幸いです。


あとがきっぽいもの

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