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移住の先輩に聞く!地方暮らしの極意とは?【地方移住”ホンネ”サロン】北海道下川町編に参加してみたぞ!

 私は一目ぼれで下川町へ移住を決めてしまったので、「ぶっちゃけ住んで大丈夫かな?」と不安もあり……。移住者の【ホンネ】が聞けるということで参加しました。イベントの様子が少しでもお伝え出来たらと思います!

移住のきっかけや準備期間、移住の決め手について。

一人目のゲストの竹本礼子さんは、移住12年目。夫の仕事の都合がきっかけで下川町へ。「子育てをするならこういうところの方がいいかな?」と思われたそう。

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藤原佑介さんは、自分が「おもしろい!」と感じたところで働きたい、と調べる中で森を生かした地域活性化を目指すNPO「森の生活」に出会い移住を決められました。

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実際に移住してみてどうだったのか?

 満員電車に乗り、くたくたになってコンビニ弁当を食べる……という生活から一転。コンビニも24時間営業していない場所ではじめは不安を感じていた竹本さんからは、「ま、いっか」の選択肢が増えた、と。
 ご近所からのおすそわけで野菜やシカ肉(!)などがいただけて、家にあるもので生活が成り立っていったそう。
 藤原さんも、激務に追われる中で「自分を本当に必要なのか?」と考えていたけれど移住後は「自分がいないと、というやりがいを感じた」という変化が。今は「こんなにも給料はいるか?」という疑問を持ち、フリーターに転身。本当に自分が楽しんでいるところを見てもらうことが、森と共に豊かに暮らすということを伝えられるのではないか?と挑戦している。

生活のコストは?

家賃は公営住宅は2万円位。(収入によって変動)3LDK程で家族で住める。一軒家でも35,000~55,000円ほど。買うなら、築40年くらいの家だと土地+200万円位。(土地代が安い!)
物価は安め。食材や、ドラッグストアで買うようなものは輸送費もあり高いかも。野菜は、夏は買わなくてももらえる(笑)
 時間的にも気持ち的にも余裕があり、自分で手作りすることが増え、結果支出を抑えることができていると。竹本さんは味噌も自分で作っています!(下川町には味噌づくりのサークルがあるそう。やってみたい!)

こんなQ&Aがありました!

子どもの医療費の補助はありますか?
中学三年生まで医療費が無料
町内の町立病院、車で20分ほどの名寄市に道北一大きい名寄病院があり安心。産婦人科もあり。


下川町に技能実習生など外国人はいますか?
産業として林業・林産業・農業が盛ん。農業の技能実習生がいます。


高校卒業後の子どもの進路は?
町内には大学や専門学校がないので一人暮らしをしながら進学先に通う子が多い。
町内の商業高校は進学が多い。就職も進学も同内外問わず選んでいる様子だけれど、それはほかのところとあまりかわらないのでは?
Uターンも少しずつ増えている。(けど、子どもの数がそんなに多くはないので比較が難しい)

仕事はどんな仕事をしている人が多いか?
人口3,400人でいろいろ回しているので、意外と人手不足。
2020年は移住者が30人ほどいて、下川町で仕事を見つけている。未経験でもやる気があればぜひ!という雰囲気。藤原さんも、名産のフルーツトマト農家さんのお手伝い中とのこと。

車がなくても生活できますか?

移住サポートデスクの小嶋さんは、移住して半年。車なしの暮らし!
冬でも自転車(スパイクタイヤ装備)の人も結構いる。
生活圏内が半径1㎢以内にあるので車なしでも大丈夫。
ただ、遠出したり森の中へ遊びに行ったり…となると車はあった方が便利。


移住してよかったことは?

竹本さん:のんびり生活することも、忙しくすることも自分で選ぶことができる。
自分がどうしたいのか?を自分で選べる。子供を育てるのにもいい環境。子供と一緒に楽しめることが増えた!

藤原さん:何をやっても自分の責任といえること。「やらされている」ことがないので満足度が高いこと。

イベントを通しての感想


 藤原さんが「料理をがんばりたい」と言うとすかさず「教えますよ!」と竹本さん。
移住者どうしは自然と仲良くなるとお話しいただいた通りの様子がうかがえました。
地元の方との距離感も、困ったときには声をかけてくれる、というのがちょうど心地よく、移住者を受け入れてきた下川町らしさではないかと話されていました。
もうすぐ下川町に移住をするので、期待と不安を抱えながら今回のイベントに参加しましたがイベントに参加して、生活のイメージが具体的になりました。何か困ったことがあっても「ま、いっか」の選択肢をもって過ごせそうだ、と感じています!

下川町での暮らしが楽しみです!




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