21'AJCC ④ウインマリリン/牝4/53.0kg

★評価指数
・前走 C(120)
・中山 C(121)
・芝2200m C(120)
・騎手 C(横山武史/121)

★注目レース
①20'優駿牝馬(東京芝2400m良)
C(123)/総合TS(L3-L3)戦/脚質:先行
②20'フローラS(東京芝2000m良)
C(121)/総合PT(L3)戦/脚質:中団差し
③20'モミザ賞(中山芝2200m良)
C(121)/総合PT(L2)戦/脚質:先行

・距離適正
2200mの成績(0-0-0-1)。
成績は良くないが、指数は120のC判定とまずまず。

・レース適正
ベストバウトは20'優駿牝馬だろう。デアリングタクトに0.1秒差の2着。
PT戦よりもTS戦の方が合っていると思う。レースタイプは総合TS(L3-L3)で11.2-11.2-11.8とL3最速なのでトップスピード持続力が問われたレースになる。これはかなり立派なレースだったんじゃないかな。

PT戦では20'フローラSや20'モミザ賞あたりが挙げられる。
フローラSのレースタイプは総合PT(L3)戦。脚質は中団差しで11.8-11.8-12.1とL3最速のL1は12.1とやや落としている。差しが効きやすいレース展開ではあった。でも優駿牝馬と比べればやはりパンチ不足な感じは否めないし、同じ3歳G2クラスPT戦でいえば、サトノフラッグの弥生賞やヴェルトライゼンデのスプリングSよりは1枚下のパフォーマンスと言わざるを得ないかな。それでも指数は121のC判定なのでまずまずのレベルではあるんだが。

モミザ賞もそんな感じで、中山適正は悪くないし評価出来る内容ではあるが、上記2頭と比べるならTS戦で勝負したいところ。中山2200m戦ではコース適正差が出てしまう気がする。

・前走評価
前走の20'エリザベス女王杯は総合TS(L2-L2戦)で脚質は中団差し。結果は0.4秒差の4着。指数は120のC判定だが古馬混合戦でのG1レースのもの。評価は高めで良いと思う。11.9-11.1-11.8のL2最速のTS戦。やはり前述したようにTS戦の方がこの馬はパフォーマンスが高いな思う。L1も11.8と落ちていないし馬場も高速向きだろう。優駿牝馬の時も11.2-11.2-11.8とL1は落としていないので、まず間違いないんじゃないかな。

レベル的にはサトノフラッグやヴェルトライゼンデと遜色ないレベルだと思う。高速化したTS戦であればこちらが上位になるだろう。アリストテレスと比べてもこちらを上位に取れる可能性もあるぐらい。

ただし今回はPT戦になりそうなことを考えると舞台悪化と考えた方が良いし、重たい印はなかなか打てない。一応PT戦でも悪くない戦いは出来ているので当落線上の一頭になるんじゃないかなと思う。

・騎手
引き続き横山武史騎手。指数は121のC判定とまずまずの相性。

・斤量
53.0kgは魅力だよね。適正差をこの斤量差でカバーできるかどうかというのもありそう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?