vol.21 『ユダヤの商法』
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vol.21 『ユダヤの商法』

かなーる

ユダヤと聞くと何を想像するだろうか。



彼らはお金を稼ぐということにこだわっている。


世界のお金持ちの多くがユダヤにルーツのある人である。


お金を稼ぐ、商売をするということは自分の人生を豊かにし、周りの人を豊かにすると信じている。



今回は、「銀座のユダヤ人」と呼ばれた日本マクドナルド創業者である藤田田(でん)氏の『ユダヤの商法』を通して、稼ぐ上での心構えについてまとめる。


そもそも、ユダヤの商法の基礎になっている法則に『七八対二二の法則』がある。


以下の心構えは、この「二二」になるための心構えであるとも言える。


①数字に強い

数字に馴れ、数字に強くなることが、ユダヤ商法の基礎であり、儲けの基本である。もしも、金儲けをしたい、という気持ちがあるなら普段の生活の中へ数字を持ち込んで、数字に馴れ親しむことが大切である。商売の時だけ数字を持ち出してくるのでは遅すぎる。




数字と聞いた時に、数学の授業の嫌な思い出が蘇ってしまう私は数字と仲良くなるところから始めよう。



大学院で統計学をかじってから、少し仲良くなれたかとは思うが、日常に落とし込むところまでいっていない。

『不思議』というのは数字の単位である。数字があるからには、理論的に解明できること



最近はお金の本を読んでいる。意外と面白かったのでおすすめを。この本は日常の「不思議」を経済学で紐解いている。

数字というよりは経済の仕組みに焦点があたっているので、これから数字と仲良くなりたい人にぴったり。


ロバート・H・フランク著
『日常の疑問を経済学で考える』


②迅速な判断

商取引において最も肝心なことは、判断が的確で、しかも迅速であるということである。ユダヤ人と商売をしてみて、まず驚かされるのは、彼らの判断の速さと確かさである。



この速さはどこから来ているのか。

ユダヤ人は暗算の天才である。暗算が速いというところに、彼らの判断が迅速であるという秘密がある。



数字に強い=暗算が早いということか。


またユダヤ商人は「辛抱よりは"見切り千両"」つまり、損切りを選択する。

ユダヤ人は、最悪の場合に三カ月で注ぎ込む資金は、あらかじめ予測している。その許容限度内の予算で勝負したのだから、クヨクヨすることはない、というのが彼らの考え方である。


ユダヤ人にとって「減らない」ということは「損をしない」ということの最も初歩的な基本なのである。



これは斬新だと思った。

損切りするための準備や根拠ははっきりした状態で商売をしているのだろうと思った。


③多様なパースペクティブ


ユダヤ人はなんでも知っている。


商売で役立つかもしれないので、雑学に精通している。


そんな膨大な情報を保管するために、ユダヤ商人はメモを取る。

ユダヤ人は、重要なことは、どんな場所でも、必ずメモを取る。このメモが、彼らの判断の正確さにどれほど役立っているか分からない。
ユダヤ商法には、あいまいさはないし、思い違いもないのである。ちょっとしたことでも、面倒がらずにメモを取るべきである。


こうした豊富な知識が、ユダヤ人の話題を豊富にし、人生を豊かにしていることはいうまでもないが、商人としての的確な判断を下すためにどれほど役立っているかは、はかりしれないものがある。雑学に支えられた広い視野。その視野に立って、ユダヤ人は正確な判断を下してくるのである。




パースペクティブが少ないということは、商売において致命傷なのである。

物事を一つの角度からしか眺められない人間は、人間としても半人前だが、商品としても失格である。


④時は金なり

『時を盗むな』とは、一分一秒といえども他人の時間を盗んではならないことをいましめている言葉である。
「時は金なり」という考え方に徹底している彼らにとって、時間を盗まれることは彼らの商品を盗まれることであり、結局は彼らの金庫の中の金を盗まれることと同じことなのである。




時間の有限性を知っている人は成功している。


時間は唯一人間に平等に与えられたものであり、時間投資のリターンは無限大なのである。


商人にとっては、タイミングこそ生命といえる。タイミングの取り方次第で大儲けもできるし、大損をしかねないのである。


収入が多いということは、それだけ頭を使い体を使い、他人の何倍も働いているということである。それに累進課税をかけるというのはどうも納得がいかない。



さらに、ユダヤ人は、

神様や機械には一〇〇を求めるユダヤ人も、人間に対しては六〇点しか求めないのである。


ユダヤ人は、人間の生命は永遠ではない、という真実をふまえているだけなのだ。




Time is money. 


“Money is time.” ではないのだ。

⑤厚利多売

彼らは「商品に自信があるからまけないのだ」という。「日本は商品に自信がないからまけるのだろう」ともいう。ユダヤ商人の「まhえるくらいなら売らない」という気持tちは、自分の取り扱う商品に対する大変な自信に裏打ちされているのである。いい商品だからまけない。まけないから利益が大きい。ユダヤ商法が儲かる秘密もここにある。


よその店より少しでも安くして、少しでも多く売ろうという気持ちは分かるが、即死でも安く売ろうと考える前に一度ならず、なぜ、少しでも厚利を得ようと考えないのだろうか。メーカーや商社は、利益が薄ければ、いつ倒れるか分からない危険にされされている。



安く売るという選択の前に、どうしたらより高く売れるかを考えるのがユダヤ商法。



これは他のことにも応用させることができる。



例えば、超高級バッグを見ていいな、と思った時。

「私には買えないから似たような安いカバンを探そう」と考えるのか。

「どうしたらこのカバンを買うことができるか」を考えるか。





また、高く売るためのコツとして、誰に売るかもユダヤ商法で重視されている。

ある商品を流行らせるには、コツがある。流行には、金持ちの間ではやり出すものと、大衆の中から起こってくる流行の二つがある。
金持ちの間に流行させることを商売にしている限り、売れ残りも、バーゲンセールも私とは無関係である。薄利多売などという労多くして利益の少ない商売とも無縁である。金持ちを相手にすれば"厚利多売"もちゃんと成り立つのである。


⑥メリハリ

「人間の細胞は刻々と変化し、日々に新しくなっている、だから、きのうケンカした時のあなたの細胞は、今朝は新しい細胞と入れ替わっている。満腹の時と空腹の時でも考えは違うものだ。私はあなたの細胞が替わるのを待っていただけだ」


忍耐しながらも取るべきものは取るというユダヤ商法。



感情の切り替えは成長のスピードを上げる。


人間には、感情に引っ張られてできていないことがたくさんある。


また、仕事についてもユダヤ人はメリハリを大事にする。

豊かな晩餐など、早メシ早グソの貧乏人『ニッポン人』にはとても無理だと思うが、せめて、食事中ぐらいは仕事の話はしないぐらいの心の余裕はほしいものである、日本の諺に曰く『あわてる乞食はもらいが少ない』。早メシ早グソは三文にしかならないことを忘れずに。





6つ全体を通して、パースペクティブスピードが「二二」になるキーワードだと思った。


藤田田氏に因んで、レイクロックの映画『ファウンダー』もこの本を体現しているような内容になっている。




みんなでマックを食べながら観よう。笑



#ユダヤの商法 #藤田田 #マクドナルド

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#1人読書会 #読書会 #アウトプット活動

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かなーる
大学院卒(教育学)|英会話教師|海外インターン🏰(半年間)|英語は気づきとエンパシーのツール🌏|英語教育・多文化共生・カルチャー| 🎬Filmarks (映像作品レビュー):https://filmarks.com/users/kana_films Twitter毎日投稿🕊