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wevox values cards でジョハリの窓が開く?

自己認知と相互理解を促すカードゲーム「wevox values card」。
ちょっと違う遊び方をしてみたら面白かったので紹介します。

プレイ方法

3名でやってみました。Aさんが大切にしていそうな価値観を、BさんとCさんがカードをめくりながら5枚選ぶ、という方法。

●Aさんが対象、BさんとCさんがプレイヤーの場合
Aさんは最後まで黙って見てる
1.まず、場に5枚、表にして並べる
2.伏せた山札から1枚めくり、場に出ている5枚と比較。Aさんが大切にしていそうな価値観をBさんとCさんで選んで1枚捨てる。これを山札がなくなるまで続ける。
3.最後に残った5枚を選んだ理由をBさんとCさんそれぞれがAさんに伝える。
4.Aさんからカードが選択されていくプロセスや選ばれた5枚についてフィードバックをもらう。

(補足)
2.で Bさんの選んだ捨て札とCさんの選んだ捨て札が違った場合は、Aさんっぽいと考えた理由をそれぞれ述べて協議して決める。スピーディーにやるのも重要。
3.では BさんとCさんはそれぞれ理由を伝える。同じ5枚でもBさんとCさんで選んだ理由が違う場合がある。

私の結果は、心地よさ、つながり、発見、自己成長、オープン。

プレイ結果からの自己理解

他の人に自分の大切なことについて見立ててもらうことで
 ① 自分が他の人からどう見えているか
 ② 自分の活力の源と外界とのつながり方
 ③ 自分と周囲との関係
がわかった。

①自分が他の人からどう見えているか**

これは他の人にやってもらったんだから当たり前だよね・・という気付きではあるんだけど、選ばれた5枚は自分の想像とは微妙に違った。でも何が捨てられて何が残されたのかの選ばれるプロセスを見てたし、選んだ理由を聞かせてもらったおかげですごく納得できた。
自分の想像と違った理由は過去の自己認識のままアップデートしてなかったからかな。自分も常に変わっていくから「自分の捉え方」も常にアップデートしていかないといけないと思った。ジョハリの窓で言うと知らぬ間に広がってた「盲点の窓」部分がこれを知ることで調整できた感じ。

②自分の活力の源と外界とのつながり方

これはうまく説明できないんだけど、選ばれた5枚を見てるとなんとなくグループ化できそうなカードがあって、それを感覚に従って構造化して意味付けしたら、自分が何を原動力に活動していて、何を大切にしているのか、そして外とどうつながっているのかが見えてきた。
私の場合でいうと、「心地よさ」が活力の源になっていて、「つながり」「発見」「自己成長」を大切にしてる。で、この4枚が内部要素で、あとの1枚「オープン」が私の外界とのつながり方みたい。
一緒にプレイした他の2人は違う構造だったけど、やっぱり活力の源と外とのつながり方がわかる結果だった。

③周囲の人との距離感

これは、カードを選んでいる人が、その人が大切にしている価値観を思い浮かべた時に「その人の周りに人影が感じられたか」というところからの気付き。

私は、カードを選んでくれた二人に
 「選ぶ時に誰かいるイメージだった」
 「ネットワークのなかでゆるくつながっている感じがした」
とフィードバックを受けた。

Aさんは
 「Aさんしか思い浮かばなかった。自分と対話してるイメージ」
 「自分と外側みたいに内と外が明確に分かれてる感じ」

Bさんは
 「常に相手との関係の中にいるイメージ」
 「相手との関係が太そう」

というイメージだった。

これは2人目のフィードバックをしているときに1人目との違いから気付いたんだけど、選んでた二人は話し合ったわけじゃないのに同じイメージでカードを選んでいたのが面白かった。人間って言葉以外のところですごくたくさんの情報をやり取りしてるみたい。

感想

それなりに仲の良いメンバーでやったけど、やっぱりカードを選んでもらっている間はどんなカードが選ばれるのかドキドキ。結果「ちょっと意外、でもしっくりくる5枚」を選んでもらってなんだかうれしかった。
自分なりに自分のことはよくわかってるつもりだけど、ときどきはこうやってフィードバックをもらうの大事。ジョハリの窓の「解放の窓」の微調整。

あと、カードゲームとしてやると他の人からのフィードバックを受けやすくなると思った。本人を前に2人でワイワイ、スピーディーにカードを選んでいくっていうやり方がよかった。
ということで、こんな遊び方もあるよ、という紹介でした。

wevox values cardについてはこちら。

▼ちなみに私が選んでもらった5枚と、自分の解釈はこんな感じ。

●心地よさ
好きなこと、やりたいことなど、自分が心地良く感じる方へ進む。私の強力な推進力。裏を返せば心地よくないことはやらないってことか笑
●つながり
「誰かと一緒に」がキーワード。一人ではやらない。でも固定の関係に縛られるのもいや。人と人のゆるいつながりの中を泳ぐイメージ。
●発見、自己成長
好奇心の赴くままに自分がワクワクする方へ。学ぶプロセスが楽しくて、その結果成長する。
●オープン
オープンマインド。喜怒哀楽がわかりやすく、誰とでもフラットに付き合う。(上下がない)

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