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【イベントレポ】コミュニティマネジャー交流会~ローカルコミュニティの話を聞いてみよう~

みなさま、こんにちは。
パラレルコミュニティコーディネーターのかなみん(@kanamin823)です。

私は、関西コミュ活という兵庫や大阪など関西のコミュニティマネージャーが集まるコミュニティから始まり、北海道、尾道、岡山など多くの地域へと広がったコミュニティマネジャー交流会を運営しています。
コミュニティマネジャー交流会ではコミュニティマネージャーがつながりの中からお互い学びあったり情報共有をしています。
他のコミュマネさんの活動から新しいヒントを得たいと思い、「コミュニティマネジャー交流会~ローカルコミュニティの話を聞いてみよう~」を開催しました。
今回はそちらのイベントレポートをします。

1、コダテル@愛媛 byまさとさん 

岡山でコミュニティスペースを運営しながら、愛媛のコダテルというコワーキングスペースのコミュニティマネージャーもするまさとさん(@masato19870410)より、コダテルについて紹介していただきました。

●コダテルの特徴は?
・泊まれるコワーキング
・プログラミング教室をやっているので、子供の会員さんもいる
・愛媛中から登録者がいて、車で3時間かけてくる人もいる
・メンター制度があって、外部の特技を持った専門家が企てをサポートする
・会員プランは4つ

●取り組んでいることは?
・ワーケーションのプログラム
・「企てる」がテーマなので、良い企てコミュニティになるように個別面談をしたり、歓迎会をしたり、イベントなど企画をしている。
みかんゼリーを開発するプロジェクトが立ち上がって、デザインや助成金の申請などのサポートを色んなメンターやコミュニティマネージャーが関わって作れたそう。今はミカンジュースが出る蛇口プロジェクトが進行中だそう。
・ライトプランを導入して会員数が増えた

2、ONOMICHI SHARE@尾道 byごとうさん

ONOMICHI SHAREのコンシェルジュ、ごとうさん(@concierge_goto
)よりコンシェルジュというお仕事の内容や尾道の地域についてお話をお伺いしました。

●コンシェルジュの仕事とは?
・施設で働く快適性の維持
・利用者の業務支援
・来訪者と尾道をつなげる「心に良い傷をつけてもらいたい」
(掃除~つっこみまで)

●意識していることは?
・地域に対してその人がどんなリソースとなりうるか
・利用者および地域事業者がどこに向かおうとしているのか
・自分の地域にとってのロールまたはどのリソースを担うのか(地域のないもの探し)

●施設として目指す展開(=後藤さんが後の仕事をしていてしていて感じる幸せ)
心地良いスペースで仕事捗るり、色んな仕事の相談来て、その方の売上が上がり、地域内で新たなプロジェクトが生まれたりゴールに着地すること

●クロスコミュニティのすすめ(アテンドを例に)
・尾道の中には、移住者、地元企業、サロン、商店街などたくさんのコミュニティがあるので、ONOMICHI SHAREをコミュニティ化させない。
・コミュニティを越境する(クロスコミュニティ)ような場づくり
・尾道に遊びに来た人にそれぞれのコミュニティに関わる人を紹介していく
・アテンドする人とつなげる人もワクワクするような刺激が生まれることを目指して動くもその場の偶然の力に身を任せる

3、フリーディスカッション「ワーケーションってどうなるのか?」

「ワーケーションって本当に広がるのか?」というのを参加者の皆さんで話してみました。

●ワーケーションって体験してみたい?
参加者のうち全員がYes,でも実際に体験した人は半数くらい。

●ワーケーションって実際は難しい?
・どれくらいの期間行くのか、短すぎるとバケーションだけで終わってしまうし、仕事だけで終わってしまうことも●最大の課題は予算
・ワーケーションの予算はほとんどの場合、自己負担
(1週間で10万くらいの予算だと中々の負担に)
・ワーケーションの費用対効果を考えて、計画をしていかないと仕事をするだけなら家でもできるになってしまう
・地域のイベントに参加する、後藤さんのような水先案内人のような存在になってくれる人の存在があるかどうかを事前に知っておくことが大事かも
・レジャーを楽しみたいなら「旅行」としていく方が良いかもしれない

●ワーケーションの魅力は?
・自分のキャリアを開くための視野を広くできる
・観光ではいかない場所に触れない場を楽しめる
・地元の産業との出会い、仕事の刺激をもらうため
・親子ワーケーションでは子供も新しい体験や経験ができる

●オススメのワーケーションの日程は?
・オススメは5日くらい。仕事もしながらバケーションもできる両立がちょうどいいくらい。
・3日くらいだと短すぎてあっという間に終わってしまう
・土日をはさんで金曜・月曜などに出発すると交通の便が便利

●どうやってワーケーションを誘致するのか?
・コダテルでは現地の体験プログラムを設計
・宿泊業者との協力や地域にきてもらえたからこそできる特典を考える
・北海道のAD.connectプラスでは旅行会社と連携してワーケーションプランも

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4、開催してみて(編集後記)

まさとさん、ごとうさんがそれぞれ違う立場で実践されている取り組みや地域に対する考え方が知れて勉強になりました。
コワーキングスペースという点だけを見るのではなく、コワーキングスペースが地域の交差点になるように立体的にとらえてつながりを作っていくことやコミュニティと関わっていくことの大切さを感じました。
また、ワーケーションについては旅行ではなくわざわざ行く理由やその地域に行く付加価値を見出していくことが必要、参加者側としても自分にとっての意義を持って臨むことや、地域側もただ待っているだけじゃなく、<旅行>では味わえないような地域との関わりが埋めるような特別な体験、人材が求められているのかなというのを感じました。
私はパラレルコミュニティコーディネーターとして、神戸の色んなコミュニティで顔と顔が見える関係が作れる存在になっていきたいと思うので、ワーケーションに来られた方に、神戸を味わってもらえるような活動をしていきたいと思っています。
そのために、色んなコミュマネさんから学びながら日々実践をしていきたいです。

コミュニティマネジャー交流会は定期的に開催していくので、ぜひ興味のある方は私までメッセージをもらえたらご案内をお送りいたします。

\全国のコミュニティマネージャーのみなさんとつながりたい/




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