やめられない悪い癖
わたしには悪い癖がたくさんあります。
何事も毎日続かないっていうのも悪い癖の一つですが、今日はそのうちの一つがうっかり顔をだしてしまいました。
その癖はというと、「ついうっかり本を買ってしまう癖」。
twitterやSNSで見かけた面白そうな書籍はすぐAmazonで調べてカートに入れてしまう、ほしい本を書店に買いに行くと、必ず買う予定になかった本も買って帰ってしまう……
本当についうっかり。今日はマンガ3冊、書籍4冊を買ってしまいました……(怖)
今日は梅田蔦屋書店へ行ったのですが、久々に書店に足を運んで思ったのは、月に一度は大きな書店で書籍ウォッチングをしなきゃなあということ。
Amazonが便利すぎてつい書店から足が遠のいていましたが、やっぱり「新しい出会い」「気づき」「今の流行り」「大衆化されてない面白いものや人」がわかるのが書店の良いところなんですよね。
インターネットのレコメンドは、自分の過去の興味関心に基づいてオススメを出してくるんですが、その分野を深く突き詰めたい場合を除いては、視野がどんどん狭くなる。
もしかしたら一見関連性のない業界分野であっても、掛け算で良い気づきやアイデアが生まれることもしばしばあるもので、その掛け算の要素を排除しすぎるのは危険だなぁと思うから、意味のある良質な「雑音」としての異ジャンルを取り込むために書店へ行くことが重要だよなぁと思ったのでした。
そう考えてみると、Amazon帝国最強時代の書店の役割って、ただ出版された本で売れそうなものを売る役割を終え、「出会い」や「思考」を提案することが求められているのではないでしょうか。
書店員とは、ただ本を読むのが好き、活字が好き、という本好きの職業ではなく、「世の中にこういう価値を提案したい」というキュレーターとしての眼が問われている。
「本屋は利益が薄く儲からない、多くの書店が潰れていってる」と言われる昨今であっても、日本各地に個性的な書店が次々と生まれ、そこへ人足が絶えないのは、店主のキュレーターとしての眼が評価されているからだと。
世の中に、思想やそのジャンル・テーマの価値を気づかせる機能。
面白い職業だと思います。
さてさて。この文章を書いていて、本ばかり買うけど別に本全般が好きではないよな、という事に気づきました。
わたしは本が読めるならなんでも良いとは思っていないので、「本がすき」な人ではありませんし、本を読むことが得意でもない。むしろ読むのは遅いし苦手な部類で、小説やフィクションはほとんど読みません。嬉々として買って帰るわりには積ん読も多いのも事実。そんな「本好き」ではないわたしの「ついうっかり本を買ってしまう」という悪い癖が治らないのは、「本が好き」というよりは、「この世のことが知りたすぎるタイプ」なんだと思うんです。
自分の知らない世界が数千円で手に入るの?!ありがとう!って気持ちでアドレナリンが出まくってレジに直行しているので、もはやその行動にはなんの罪悪感もありません(笑)
とはいえ、私はたいした稼ぎもない癖に、本を定価で買ってしまうことにより、貯金がずんずん減っております(笑)
口座残高を覗くと内臓がヒリヒリしちゃって、その時に「あああああ……涙」って感じに打ちひしがれていて(笑)私が好きなだけ本を手に取らせてくれる夢のようなパトロンはいないものか、という妄想は毎度飽きることなく続けてしまいます(笑)
好きなだけ本が買える身分になりたいものですね。そして、面白かった本をガンガン紹介していけたらとも思ったり思わなかったり(笑)
そんなわたしの好きなジャンルは、マンガ(グロい系は無理)、書籍はライフスタイル、新書系(哲学、社会学、文化人類学系)、歴史関係、マーケティングや経営・ビジネス、昨今のトレンドに関するもの、建築やデザインなどのビジュアルや美しいに関係するもの。オススメがあれば教えてください◎
<最後に、今日買った本はこちら>
■「アヤメくんののんびり肉食日誌9巻(作:町麻衣)」
■「雪花の虎6巻(作:東村アキコ)」
■「ゆとのと1巻(作:泉紗紗)」
■「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?(著:山口周)」
■「人生は運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている(著:ふろむだ)」
■「たたみかた 第2号 男らしさ女らしさ特集(発行:アタシ社)」
■「和菓子modern style(著:諸星みどり)」
読んだ書籍、おすすめはinstagramでアップして紹介しています。
Instagramで本の記録のススメを書いた記事はこちら。
instagramで本を探してみると、Amazonにはない書店に似た体験ができるよ、という内容を書いた話です。
※実は今日から #毎日更新倶楽部 はじめました。
わたしが最も苦手とする「毎日続けること」、挑戦しなければ見える世界もないもんね、ということで、毎日わたしの頭の中と日々の生活を更新していきます。「スキ」とかシェアで励ましてもらえると俄然頑張ります。
よろしく◎
\ありがとうございます!/ いただいたご厚意は、新しいチャレンジに役立てます!