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悩んだ時は「自分で解決できることかどうか」から具体策を考える

自分のことをあまり悩まない性格だなと感じる。

悩みってなんだろう?
20代くらいまでは小さなことでもすごく悩んでいた気がする。

好きな人へメールを送るのにどんな文面で書いたらいいのか・・・。
飲み会に誘われたけど興味がない、どうやって断ろう・・・。
今日も夜中まで残業、誰かに相談したいけどしづらい・・・。
などなど。

悶々としている日々は確かに自分の中でもあった。

いつからか、悩まなくなったな〜と思う。
それは単純に歳をとって経験が増えたから選択肢が増えてどれかを選べるようになったとか、忙しくて悩んでる暇なんてない!となったとか、自己が確立してきて自分の指針に照らし合わせて考えられるようになったとか、色々あるけれど。

現在の悩みの解消方法はやはり、まずは「自分で解決できることかできないことか」の選別にある気がする。
解決できること=自分の力で決められること。
解決できないこと=自分の力では決められないこと。(他者の介入があるもの)

それらの悩みを細かく因数分解し、一つ一つ解決できるかできないか?を判断していく。
そして、
解決できるものは具体的な方法を考えて実行していく。
解決できないものは考えない!

そうすると、「悩み」という漠然としたものがどんどん減っていく。

今まで人から聞いた「悩み」を例にしてみよう。

「○月○日に取引先にプレゼンをしないといけない、失敗したらどうしよう、プレゼンが通らなかったらどうしよう、、、」

①解決できること=プレゼンを失敗したらどうしよう
・資料をきちんと作っておく
・練習を何度かしておく
事前準備をすることで、失敗を防いだり、もし失敗しても資料さえあればリカバできるので緊張しなくてすむ。自分次第で結果が変わる。

②解決できないこと=プレゼンが通らなかったらどうしよう
通るかどうかは相手次第。
今自分で「解決できないこと」なので、考えない!と気持ちを宙に放り投げる。意味がない時間なのだ。

プレゼンに通るかどうか悩むよりは、プレゼンを自分なりに精一杯できるように具体的な準備をすればよい。
私もいつも、プレゼンの前はめっちゃ練習してる。
私の場合、練習しないと緊張してミスりやすくなり、プレゼンがうまくいかない可能性が高くなるからだ。
悩んでても仕方ない、3回練習しよ!と、自分に言い聞かせている。


「子供が欲しい、でも職場が厳しくて今出産したらどう思われるだろう、、、産んでから今の役職で戻れるのかな?」

①解決できること=子供が欲しい
子供が欲しい欲しくないは自分の意思。
人間の体として物理的な出産適齢期や家族の環境などあるので、子供を作る方向で具体的に考えるのが良い。自分(と配偶者)の意思で決められる。
ただし、実際に子供ができるかどうかは自分で決められないのは言うまでもないけど。

②解決できないこと=職場の人にどう思われるか
他人がどう思うかを、自分ではコントロールできないので、考えても仕方ない。
でも「悪く思われたくないよ〜」ということであれば、事前に仕事をきちんと引き継ぎしたり、休職中も協力できる体制を作ったりなどで他人の印象を高める工夫はできる。(そんなことを思わなくて良い会社が理想だけど)

③解決できるかはわからんけど、工夫できること=産んでから今の役職に戻れるか
その時の会社の状況や上司の判断で変わってしまう可能性があり、基本は自分で解決できないので考えても仕方ない。
ただ、「戻りたい」という意思を伝えておいたり、休暇中も会社とコミュニケーションを取っておくなど、戻りやすい状況を自分で工夫することはできるかもしれない。

出産とキャリアに関する悩みはたくさん聞くけれど、社会全体の問題なのでこの不毛な悩みがなくなっていくといいな〜とは思う。
私も不妊治療を数年間して、その間は仕事とのバランスの取り方がすごく難しかった。急に仕事休んで迷惑かけるかな?とか、病院行く時間がない!とか。
でもやれることしかやれない、自分の体が大事、というのを優先的に考えて工夫するしかなかった。結局子供はできなかったけど、それで悩んでも仕方ないので、子供がいない人生を楽しんでいる感じ。(全然悩んでない)


夫婦のラジオ #長ラジ で、悩みの解決について話してます。


悩みを「悩む〜」と楽しんでいる場合は全然良いんだけど、「解決したい」と思ってる人は、「具体的な方法」と「考えない」の2パターンで解決できるといいね。

自分が楽しいことをしてたらうっかり周りも楽しくならないかな?という気持ちで活動しています。応援してもらえるととても嬉しいです!