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「あたま」と「こころ」

前回AIについて調べ、「人間だからこそできる事」、「私だからできること」があり、それを意識することが大切だと感じました。それを元に、今回は社会人としてどう頑張りたいか、NCGの一員としてどんな姿でありたいか、書いていこうと思います!


こんな社会人になりたい!

前回noteに書いた、人間が適わないと言われているAIの3つの得意分野を覚えていますか?

集中力、論理的思考力、記憶力の3つです。無限の集中力を発揮し、冷静に論理的に考え、膨大な知識を一瞬で引き出せる、もしこのような「人」が実際にいたら、凄くスマートで仕事のできる人だと感じますよね。特に今までの学生生活であれば、この3つの中の1つでも秀でていたら、クラスの中では「優秀」と言われていたのではないでしょうか。

しかし、これらの分野のプロフェッショナルは、AIが担うことになります。では、人間である「わたし」が社会で活躍するためにはどうしたら良いのでしょう。私は「活躍できる社会人」には、3つのポイントがあるのではないかと考えます。

①自分軸
②相手軸
③楽しむ

この3つに対して詳しく考えようと思います。


①自分軸

私は、「自分軸」があることで、自分の考えをもとに判断や行動を行うことができるのではないかと考えます。今の社会では、膨大な量の情報が飛び交っています。ネットで検索をしたらある程度の情報は、瞬時に見つけることができる世の中です。検索したらすぐに情報を手に入れられるため、自分の「頭」を使い考え、判断する機会が減ってきているのではないでしょうか。

自分の考えを持つということは、情報収集のみならず、仕事をする上でも重要であると思います。

例えば、仕事をするにあたり周りの方から指示を受けます。その中でただ、言われた通りにやるのか、自分の中で目的意識を持ってやるのか、では同じ仕事をやるにしても得られるものが変わってきます。この仕事にはどんな目的があり、何のためにやるのかを意識的に考えていきたいです。

以下は「仕事に自信が持って働いている人」のグラフです。このランキングでなんと日本は最下位になっています。つまり、自分の仕事に自信が持てていないということです。

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この調査では、日本は他国に比べ、「好きなことなんて仕事にできない」、「仕事は我慢するもの」というマインドセットが根強いということも分かっています。しかし、仮に特別好きなことを仕事にできなかったとしても、自分なりの意図や目的意識をもつことで、自分の仕事に自信ややりがいを見出すことができるのではないかと、私は考えます。


②相手軸

仕事をする上で、相手の考えや気持ちを想像する力はとても重要です。相手に満足してもらう、よく「カスタマーファースト」という言葉を聞きますね。

相手と自分、一見相反するように思いますが、私は繋がっていると感じます。相手がが喜んでいる、満足している顔を見ると自分も嬉しくなることってありますよね。相手に満足してもらう、相手の想像を超えるような仕事をすることは、自分の仕事に対する満足度や責任、成長に繋がるでしょう。


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実際に顧客満足度の向上で収益性が上がるというデータもあります。それは、顧客が商品やサービスに満足すれば、リピーターや常連客になる確率は高くなり、おのずと顧客と企業との結びつきが強固となっていくからです。

顧客満足度をあげるためには、相手がどんな軸を持っていて、何を大切にしているのだろうか、を頭と心を使い想像することが必要です。


③楽しむ

私は小学校から高校までバスケットボール部に所属していました。その時に顧問の先生から「悲劇のヒロインになるな!!!」とよく言われていました。

みなさんは「悲劇のヒロイン」と聞くとどのような状況を、思い浮かべますか?いじめられながらも健気に頑張るヒロインでしょうか?


私が最近読んだ「主体的に動く」という本の中に、

自分の置かれた状況を100パーセント自分のこととして受け入れない限り、現状の苦しみから逃れることはできないし、将来的にも苦しむことになる。蓋をしておきたい事実から目をそらさず、手遅れになる前に素直に受け入れようとすることが、当事者意識を持つうえで不可欠なのである。

と書いてありました。これはどのようなことなのでしょう。部活動をやっていた当時の私に置き換えると、

(環境)のせいで、(わたし)はできない。
(誰か)のせいで、(わたし)は困っている。
(先生)に叱られて、(わたし)は悲しい。

少し大袈裟に書きましたが、このように1人でなぜか悲しくなっていました。現状を周りのせいにして、勝手に落ち込んでいました。全く「自分事」として捉えられていませんね。文章におこすと、これは酷い!と皆さんも感じると思いますが、実際、ついついやってしまうことはありませんか。

つまり、「悲劇のヒロイン」とは、自分は不幸で、運が悪くて、かわいそうと思い込んでいる状況を表していたのです。

私は当時、一度状況を受け入れ、とりあえずできることからやってみよう!と考え方を変えたときから、物事が上手くいき、部活動に行くのが楽しくなりました。

よく「ピンチはチャンス」や「決めた事を正解にできるように」という言葉を聞くと思います。

ピンチをピンチだった、で終わらせるのか
あの時にこう決めたのが間違いだった

とするのか

あの時のピンチがチャンスになった
決めた事が正解だと思えるように頑張ろう

とするのかは、結局は自分の気持ち、考え方の「差」だと思います。自分の頭で考え、心、気持ちを奮い立たせ、どんなことも楽しむぞ!という精神を持てるようにしたいです。


valueから考える

NCGには、ValueというはNCGの全社員のあるべき「行動指針」を表現したものがあります。

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「Value」は「自分/仲間/会社/顧客/社会」の5つです。最後に、このvalueに沿って、私のできること、意識するべきことを考えていこうと思います。


①1moreに挑戦しよう
現状に満足し、「これでいいや!」ではなく、「何かできないかな?」と考える癖を持つ!

②仲間との達成を楽しもう
まずは気持ちの良い挨拶で、プラスのエネルギーを発する社員になる!

③正しいことをしよう
社会や会社のルールをきちんと守り、信頼される人になる!

④お客様のNo.1になろう
相手にとって何がベストなのかを常に考える!

⑤社会を熱くしよう
目の前の自分の仕事から、心を込めて取り組む!


初めは、分からないこと、できないことばかりだと思います。自分がいっぱいいっぱいになりそうな時こそ、頭と心を使い、気持ちの良い仕事ができるよう意識していきたいです!!

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