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空き家利活用の大枠

では、空き家はどうすれば良いのか。
空き家を不動産としてみた場合は、以下のような解決策に集約されます。

a)売却する

b)賃貸に出す

c)活用する

d)解体する


前提条件

この点、a)〜c)については、放置されて状態が悪くなった空き家を「再生」するということが前提となります。
具体的な再生工事は、建設業者が行うものですが、その後の収支を考え、どの程度までの工事を実施するかは、所有者が決めなければなりません。
したがって、闇雲に再生工事を行うのではなく、出口戦略を十分吟味した上で、どこまでの工事を、どれだけの予算内で行うのかを決定します。
この前提を見誤ると、大きな損害を被ることになります。
また、非常に状態が悪い建物である場合、再生工事開始後に様々な問題が判明し、予算内に収まらないということも、当たり前のようにあるものです。
実際、経験を積んでいる私でも、毎回想定通りにいきません。

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